応募要項(PDF/616KB)

平成 28 年度創り手組織づくり指南事業
組織づくりプロデューサー 応募要項
1. 事業目的
今後、各地域が、その地方版総合戦略に基づき、日本版 DMO、地域商社事業、まちづくり会社な
どの地方創生事業を本格的に推進するに当たっては、民間事業ノウハウを持った突破力のある人材
を活用し、自走力の高い実行組織を形成することが鍵を握ります。
しかし、地方には、こうした人材・ノウハウが不足しがちであり、内閣官房まち・ひと・しごと
創生本部がとりまとめた「地域しごと創生会議中間とりまとめ」によれば、先進的事例を見るに、
偶然、優れたリーダーと出会えたことで、成功できたという事例も少なくありません。
この点を踏まえ、みずほ情報総研株式会社では、優れたリーダーとの偶然の出会いに頼るのでは
なく、事業主体の組織づくりを、しっかりとした仕組みに基づいて進めるため、地域しごと創生の
「創り手」となる地方創生事業の事業主体づくりを、様々な側面から指南する「組織づくりプロデ
ューサー」を募集いたします。なお、本事業は内閣府「平成 28 年度創り手組織づくり指南事業」
の補助金にて実施されるものです。
2. 業務内容
(1) 地方創生事業の事業化に向け、その事業経営を担う事業体の基本設計を指南していただきます。
具体的には、地域の現場に入り込み、事業主体の人事・体制、資金調達、広報戦略など組織の
基本的な設計に関し、地域の民間事業者や自治体等、当該事業の関係者に対する指南(誰をリ
ーダーに据え、どういうフォーメーションを作るべきか、地域の関係者の議論を実質的にリー
ドしていただく場合もあります)を実施していただきます。成果物としては、新たに立ち上げ
ることとなった事業組織の設立定款等の設立合意文書(の写し)を想定しています。
(2) 対象事案は、公募により地方から提案を募ることとし、以下の3要件を満たすもののうち、地
方創生事業の先進事例として有望と認められる事案を、地方創生に通じた有識者から構成され
る第三者委員会に選定していただきます。ただし、最終的には、同委員会が選定した案件の地
域の関係者と担当プロデューサーとの間でマッチング作業を行い、双方の合意がある場合に、
指南事業をスタートすることといたします。ちなみに、当該地域案件について、担当プロデュ
ーサーが事前に関わりを持っていた事案であるかどうかは問いません。なお、担当する地域に
対して、組織づくりプロデューサーは月に1~2回程度、必要であればそれ以上のコミットメ
ントを想定しております。
①
②
③
独立したガバナンスを持つ事業組織(法人格が独立であることは必ずしも要しません)
による自立化・自走化を目指した地方創生事業であって、具体的な事業構想がありな
がら、事業組織の設計に課題を抱えている事案であること。
同事業の具体化をリードする人材や資金などの経営資源に関し、少なくともその一部
については、既に目算がついている事案であること。
関係自治体において当該事業の具体化に向けて積極的な理解があること。(ただし、本
事業への応募は、官民どちらからでも可能)
(3) 上記(1)の活動について、現地での活動に要する旅費、調査費等実費を支給いたします(支給に
際しては、「活動記録票(当社様式)」を作成し、要した実費の内容等について報告していただ
きます)
。また最終段階で、本指南事業の成果物として、設立定款等事業設立に係る基本的な合
意文書の写しを提出願います。指定期間内に組織の基本設計が合意に至らなかった場合は、別
途定める報告様式により、組織設計に関する現状と課題を報告していただくこととします。
(4) なお、プロデューサー間の連絡、対象事案候補関係者とのマッチング、その他の本事業を円滑
に推進するために不可欠な会議等については、都度参加を求めることがあります。
~1~
3. 定員
10 名程度を想定。
(地域から提案された事案の内容や案件数等に応じて、追加募集をすることがあります。
)
4. 期間
選任日~平成 29 年 3 月 31 日まで
(なお、来年度も事業を継続するべく、内閣府にて必要予算の手当について、現在概算要求中です)
5. 支給される経費について
指南作業を行うにあたり、必要となった調査費・旅費交通費を、原則実費支給いたします。この
うち調査費については、一事案あたりに目安となる上限金額の範囲内で、もっぱら当該事業のため
のみに行われる調査作業に要する経費を支給いたします。その必要性が認められない経費について
は、事後的に当該経費が支給できない場合がありますのでご注意ください。
(詳細は、別添「調査費
および旅費交通費規程」を参照)
。
6. 応募資格・選考要件
プロデューサーについては、以下の観点から特に優れた実績を持つ者を10名程度、募集するこ
ととします。
(1) 地方創生に関連する事業に関し、専門家としてアドバイスを行うだけではなく、その事業化に
自ら関わった実績を持ち、かつ、当該事業が一定の事業成果を上げていること(特に事業収益
を上げ、財政的にも自走力の高い事業設計を実現していること)
。
(2) 自らも経営者的立場で事業執行組織を立ち上げた事業経営経験があり、人事・資金調達に対し
て一定のノウハウを有していること(本要件で求める事業執行組織については、地方創生に関
連する事業であるかどうかは問わない)。
(3) 地域内部の人間関係や、文化・伝統などからくる社会的背景などを忖度するなど、地域内部の
「しがらみ」や「横並び」からの脱却の実践について現場経験値があり、その解決に貢献した
実績を持つこと。
(4) 地方創生リーダーの指南役として、ある意味リーダー自身以上に難しいコミュニケーションを
地域の様々な関係者とこなせるだけの高度なコミュニケーション能力があると認められること。
7. 応募手続
応募は以下の手順にて行ってください。
①下記のみずほ情報総研株式会社HPより、応募用紙をダウンロードしてください。
https://www.mizuho-ir.co.jp/topics/2016/h28tsukurite.html
平成 28 年度創り手組織づくり指南事業 組織づくりプロデューサー 応募サイト
(注) 原則として、上記の所定応募用紙の形式にて作成をお願いします。
~2~
②作成した応募用紙は、電子メールにて下記申込先(事務局)までお送りください。
E-mail:[email protected]
創り手組織づくり指南事業事務局
みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部内
担当:木内・砂川・奥村
8. 応募・審査・採否決定の通知
(1) 締め切りは、平成 28 年 10 月 28 日(金)とします。締め切りを過ぎての提出は受け付けません
(宅ファイル便等ファイル転送サービスは利用できませんので、ご注意ください。)
。
(2) 有識者および内閣府地方創生推進室職員等により構成される第三者委員会にて厳正かつ公正な
審査・選考を行い、応募締切から2週間程度で決定いたします(選考の基準等に関するお問い合
わせには一切応じられません。
)
。
(3) 採否の決定後、速やかに事務局より応募者に対し、決定の通知を行います。
(審査の評価内容等
に関するお問い合わせには一切応じられません)
。
9. 留意事項
(1) 応募書類は審査に限定して使用します。また審査時に事務局からの内容確認、質疑、追加での
情報提供等に応じていただくことがあります。審査にあたっては、内閣府、及び事務局(事案
やプロデューサー選定のための第三者委員会を含む)にて情報を共有します。予めご了承くだ
さい。その他、応募書類、審査の過程で得た情報については、事務局であるみずほ情報総研株
式会社のセキュリティポリシーに従って適切な管理を行います。応募書類の提出等にかかる経
費の全ては、応募者にてご負担ください。
(2) 業務の実施に当たり、書類作成等を行うためのオフィス、パソコン、携帯電話等の通信機器、
設備や消耗品は支給を予定しておりませんので、ご注意ください。
(3) 組織づくりプロデューサーとして選任された場合、プロフィールや支援実績等の情報の公表を
予定していますので、ご承知おきください。また、指南対象となる事案は、平成 28 年 10 月以
降、並行して別途募集し、選定作業を行ったのち、マッチング作業を行います。
10. お問い合わせ先
創り手組織づくり指南事業事務局
みずほ情報総研株式会社 社会政策コンサルティング部内
担当:木内・砂川・奥村
〒101-8443 東京都千代田区神田錦町 2-3
TEL:03-5281-5480 FAX:03-5281-5443
E-Mail: [email protected]
~3~