JASSO PRESS 平成 28 年(2016 年)10 月7日 報道関係者各位 JASSO 日本学生支援機構 熊本地震に遭われた方への「JASSO 支援金」 による支援状況 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO、理事長:遠藤勝裕)は、平成 28 年熊本地 震によって被災した学生等 1,821 人に対し、総額 1 億 8,210 万円の「JASSO 支援金」 を給付しました。 この支援金は、機構に対する寄附金を財源とするもので、自然災害等により居住す る住宅が全壊又は半壊する被害を受けた学生等に対し一人 10 万円を給付し、今後の 学業継続を支援する事業です。 支援結果は下記のとおりです。(なお、平成 28 年熊本地震の被災者に対する支援 金の受付は平成 28 年 7 月 31 日をもって終了しています。) 記 平成 28 年熊本地震の被災者に対する支援結果(平成 28 年 10 月 5 日現在) 支援対象者数 支 援 総 額 : : 1,821 人 1 億 8,210 万円 ※ この他、168 人について、現在審査中 以上 〔参考〕JASSO 支援金の概要 (1)支援対象 次の①から③の全てに該当する学生等が対象となります。 ① 日本国内の大学、短期大学、大学院、高等専門学校、専修学校専門課程のう ち、日本学生支援機構の奨学金貸与対象校・対象学科に在学中の学生等 ② 自然災害等の発生により、居住する住宅に半壊以上の被害を受けた場合又は 自然災害等による危険な状態が発生し、自治体の避難勧告等による住居への立 入禁止等が 1 か月以上継続した場合 JASSO PRESS ③ 学修に意欲があり、修業年限で学業を確実に修了できる見込みがあると学校 長が認める学生等。 (2)支給額 10 万円(給付) (3)受付期限 自然災害等発生月の翌月から起算して 3 か月を超えない期間内(平成 28 年熊本 地震の場合は、平成 28 年 7 月末日) 独立行政法人 日本学生支援機構 (JASSO) 政策企画部 広報課 / 牧野・榊原 電話: 03-6743-6011 FAX: 03-6743-6662 E-mail: [email protected] URL: http://www.jasso.go.jp 【添付資料】 熊本地震による被災者の方々からいただいたメッセージ 「JASSO 支援金」の支援の対象者となった被災者の方々から、たくさんのメッセージをいただいています。ここで は、その一部を紹介させていただきます。 ○この度は支援金を頂き、大変有り難うございました。被災して、行き場を失い不安な毎日を過ごす中、学校より 案内を受け申請させて頂きました。顔も知らない方々の寄付金を財源にしたこの支援金は、何よりも尊いものに 感じて居ります。〔専修学校生〕 ○就職活動で忙しい中、被害に遭い、途方にくれておりましたが、皆様からの支援のおかげで、備品を揃えるなど、 早めに立ち直ることができました。これからまた、自分の将来に向けて前向きに進んで行こうと思います。本当に ありがとうございました。〔大学生〕 ○今回の震災で母親は職を失いました。家も大規模半壊という判定を受け学業継続が困難と思いました。しかし、 JASSO 支援金を頂いたことで元通り学業に日々励むことができます。本当にありがとうございます。〔大学生〕 ○このたびは、災害により色々な物を失ってしまい、毎日不安な生活を送っていかなければならない状況の中この ような支援があり、一筋の希望ができました。〔専修学校生〕 ○熊本地震により家が全壊しやっと、働きながら大学で学ぶことが軌道に乗ってきたやさきに学業を断念(一時) せざるをえない状況に陥り、生活も困窮し、途方に暮れていました。そんな中、善意を寄せて下さった方々のお 陰ですこしずつ生活の再建に向けて動くことができています。時間は大学入学当初の計画と大きく修正しかかる と思いますが必ず大学を卒業し、目標達成したいと思います。またいつかご恩返しできるように努力していきたい と思います。本当に善意を寄せて下さった方々、ありがとうございました。〔大学生〕 ○今回の震災で多大な被害をうけた方々のために寄附をしてくださり、本当にありがとうございます。この寄附金に より、生活に余裕をもつことができ、勉学に専念することができます。感謝しかありません。〔大学生〕 ○熊本地震により私は住む所から探さなくてはいけなくなりました。そして、今では住む所も見つかり、学校も再開 し、勉強ができる環境が整ってきました。その中でこれから勉強に励んでいこうとしている時に、この支援金はとて もありがたいものです。この度は、支援金を支給していただき本当にありがとうございます。〔専修学校生〕 ○この度は、JASSO 支援金を支給して頂き、ありがとうございます。今回の地震により、大きな被害を受け、一時 は学校へ通学することも困難になり、不安な気持ちでいっぱいでしたが、この支援金を頂き、少しずつ日々の生 活を取り戻し前向きに学習に取り組む励みになりました。〔短期大学生〕
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