機械等登録個別検定機関業務規程 - 公益社団法人 産業安全技術協会

機械等登録個別検定機関業務規程
(総
則)
第1条
公益社団法人産業安全技術協会が労働安全衛生法第 44 条に基づいて行う次の機械
等の個別検定(以下、「検定」という。)の業務は、この規程の定めるところによる。
・ゴム、ゴム化合物又は合成樹脂を練るロール機の急停止装置のうち電気的制動方式のも
の
(窓口業務日及び時間)
第2条
検定の窓口業務を行う日及び時間は、次のとおりとする。
平
日 午前 9 時 00 分から午後 5 時 00 分まで(ただし、正午から午後 0 時 45
分までを除く。)
2
土曜日、日曜日、国民の祝祭日、12 月 29 日、12 月 30 日、12 月 31 日、1 月 2 日及び 1
月 3 日は、窓口業務を行わない。
(検 定 場 所)
第3条 検定の業務は、埼玉県狭山市広瀬台二丁目 16 番 26 号 公益社団法人産業安全技
術協会(以下「協会」という。)において行う。
2
検定供試品の性能等の試験(以下、「試験」という。)は、機械等検定規則第 2 条に従
い、検定申請者の希望する場所において行うものとする。
(検定手数料等)
第4条
検定申請者は、次に定める手数料(税込)を申請書に添えて納めなければならない。
検定手数料 ロールが 2 組以下のもの 1件につき 127,500 円
ロールが 3 組以上のもの 1件につき 257,100 円
2
明細書の再交付を受けようとする者又は明細書の記載事項の変更によりその書替えを
受けようとする者は、手数料として1件につき 4,100 円を申請書に添えて納めなければな
らない。
3 第 1 項及び第 2 項の手数料は、現金、銀行振込又は郵便振替により納付するものとす
る。
4
協会は、手数料を現金により収納したときは、受領証を検定申請者に交付する。
5
収納した手数料は、返納しないものとする。
(出張試験の経費)
第5条 第 3 条第 2 項の規定により、検定員及び検定の業務を補助する者が検定希望地に
出張して試験を行ったときは、検定申請者は、第 2 項に定めるところによりその経費を負
担するものとする。
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2
前項の経費は、旅費にあっては旅費規程により算出した額、計測器具の運搬費その他出
張に必要な経費にあってはその要した額とし、公益社団法人産業安全技術協会会長(以下
「会長」という。)がこれを請求するものとする。
ただし、検定希望地が外国である場合等、申請者によって航空券による運賃の支給、宿
泊先の手配及び支払いがなされた場合は、これらを除外する。
(検定合格証の発行等)
第6条 会長は、第 11 条の審査に合格したものについて機械等検定規則第 4 条の規定によ
る検定合格印を明細書に押印して検定申請者に交付する。
2
前項の明細書に付す合格番号は、労働安全衛生法及びこれに基づく命令に係る登録及
び指定に関する省令第 15 条第 2 項第 5 号に基づき、合格番号の前に「T]を付したもの
とする。
(検定員の選任及び解任)
第7条 会長は、労働安全衛生法第 54 条において準用する同法第 46 条第 3 項第 2 号に規
定された一定の資格を有する者から 1 名以上の検定員を選任し、厚生労働大臣に同法第
51 条により検定員選任届出書を提出するものとする。
2
会長は、労働安全衛生法第 54 条において準用する同法第 46 条第 3 項第 3 号に基づき、
前項の検定員の中から主任検定員に任命し、検定員を指揮させるとともに、検定業務を管
理させるものとする。
3
会長は、検定員が次の各号のいずれかに該当し、その職務を行うことが不適当と認めた
ときは、当該検定員を解任するものとする。
(1)検定の業務に関して労働安全衛生法又は機械等検定規則に違反したとき
(2)検定の業務に関して会長の命令に違反したとき
(3)社会的不信を招くような行為をしたとき
(4)健康上及びその他の理由により検定員としての職務を遂行することができなくなっ
たとき
(5)第 18 条の規定に違反したとき
4
会長は、検定員が人事異動等により選任された種類の機械等の検定に従事することが
見込めなくなった場合には、当該機械等の検定員を解任するものとする。
5
会長は、検定員を解任したときはその理由を付し、速かに厚生労働大臣に労働安全衛生
法第 51 条に基づき、検定員解任届出書を提出するものとする。
(検定員の研修)
第8条 会長は、検定員の研修を実施するものとする。
2
前項の研修に関する規程は、会長が別に定める。
(財務諸表等の備付け等)
第9条 協会は、労働安全衛生法第 54 条において準用する同法第 50 条に規定された検定
に関する財産目録、貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)又は収支決算書並
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びに事業報告書(以下、「財務諸表等」という。)を作成、備付け、情報公開規程に基づ
いて個別検定を受けようとする者又は利害関係人の閲覧に供するものとする。
2
前項の財務諸表等の複写請求を受けた場合の手数料は、1 ページにつき 300 円とする。
3 第 1 項の検定に関する財務諸表等は、毎事業年度経過後 3 ヶ月以内に厚生労働大臣に
提出するものとする。
(書類の保存及び廃棄)
第10条
労働安全衛生法及びこれに基づく命令に係る登録及び指定に関する省令第18条の
帳簿の保存期間は10年とし、個別検定申請書、明細書、記載事項変更申請書及び再交付申
請書、検定等手数料収納簿、試験成績書、その他検定業務に必要な書類の保存は5年とす
る。
2
書類を廃棄する場合は、事前に常務理事の指示又は承認を受けて行う。
(検定申請の審査の方法)
第11条
検定申請の審査は、書類審査及び試験による。
(試 験 方 法)
第12条
供試品の構造及び性能が労働安全衛生法第44条第3項の規定に基づく機械等検定
規則第3条の基準に適合するか否かの判定は、同法第42条に基づく構造規格及び別に定め
られた「検定の方法等」によって行うものとする。
(供試品の提出)
第13条
供試品の数は、次表のとおりとする。
ただし、試験の必要により構成部品等の提出を求めることがある。
機械等の種類
現品その他検定を受ける
ために必要なもの
ゴム、ゴム化合物又は合成樹脂
を練るロール機の急停止装置
2
現
品
数
1
検定申請者は、あらかじめ試験に必要な準備をするものとする。
(審査の割り当て)
第 14 条
主任検定員は、検定申請ごとに、その審査を担当する検定員を 1 名割り当てるこ
ととする。
2
過去 2 年間に検定申請者又は製造者の役員又は職員であった検定員は、その検定申請
者又は製造者(それらの関連法人を含む)からの検定申請の審査を担当することができな
いものとする。
(通
第15条
知)
会長は、検定が終了したときは、遅滞なくその結果を検定申請者に通知するも
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のとする。
(事 務 規 程)
第16条
検定業務の運営に必要な事務処理に関する規程は、必要に応じて会長が別に定め
る。
(内 部 監 査)
第17条
2
会長は、検定業務に関する内部監査を実施するものとする。
前項の内部監査に関する規程は、会長が別に定める。
(秘密を守る義務)
第 18 条
役職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退い
た後も同様とする。
附
則
(1)この規程は、平成 16 年 3 月 31 日から適用する。
(2)機械等個別検定代行機関業務規程は、この規程が適用される日に廃止する。
(3)平成 16 年 7 月 1 日 一部(第 4 条)改正。
(4)平成 17 年 7 月 1 日 一部(第 9 条第 2 項)改正。
(5)平成 18 年 6 月 1 日 一部(第 3 条、第 4 条第 1 項、第 7 条、第 9 条第 1 項及び第 2
項及び第 10 条第 1 項の修正、並びに第 14 条の追加)改正。
(6)平成 20 年 7 月 1 日 一部(第 4 条)改正。
(7)平成 20 年 12 月 1 日
一部(第 3 条)改正。
(8)平成 21 年 8 月 1 日 一部(第 1 条、第 3 条、第 4 条、第 5 条、第 7 条、第 12 条及
び第 16 条の修正、並びに第 18 条の追加)改正。
(9)平成 23 年 4 月1日 一部(第 1 条及び第 3 条第 1 項)改正。
(10)平成 24 年 1 月 1 日 一部(第 2 条)改正。
(11)平成 24 年 12 月 1 日
(12)平成 26 年 4 月 1 日
(13)平成 28 年 6 月 10 日
一部(第 2 条)改正。
一部(第 4 条、第 9 条)改正
一部(第 1 条、2 条(休日は、同条第 2 項へ分けて記載)、
第 3 条、第 4 条第 4 項、第 5 条第 2 項、及び第 9 条第 1 項の修正、第 14 条の削除、
並びに第 7 条第 4 項(旧第 4 項は第 5 項へ繰り下げ)及び第 14 条の追加)改正。
(14)平成 28 年 10 月 1 日
一部(第 4 条第 4 項)改正。
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