太田川河川事務所 記者発表・配付資料 記者発表資料 配 付 日 時 平成28年10月5日 14:00 配付 ■ 同時発表先 : 合同庁舎記者クラブ、広島県政記者クラブ、広島市政記者クラブ、 中国地方建設記者クラブ 平成 26 年 8 月 20 日に発生した広島豪雨土砂災害に対する緊急事業の進捗状況について 「緊急事業で最後の砂防堰堤に着手」 国土交通省では、平成26年8月20日に発生した広島豪雨土砂災害により、特に著し い被害が生じた24渓流において、一昨年の災害時に崩れて渓流に残っている不安定な土 砂に対し安全性を確保する緊急事業(以下「緊急事業」という)(※参考資料参照)とし て25基の砂防堰堤工事を進めてきました。 このうち、平成28年9月末までに23基については緊急事業を完了し、1基は鋭意工 事を進めているところです。残る1基の安佐南区緑井8丁目の渓流(植林川支川)の砂防堰 堤については、用地の確保ができず工事に着手できていませんでしたが、この度、用地の 確保ができたため工事に着手することとします。 着手する工事は、砂防堰堤設置場所まで進入するための工事用道路の工事で、10月 11日に着手する予定です。工事用道路工事完了後、引き続き砂防堰堤の工事に着手し、 来年の梅雨時期までに緊急事業の完了を目指します。 今回工事に着手する渓流では、今年6月までに強靭ワイヤーネットを増設するなど暫定 的な対策を実施してきました。 なお、緊急事業が完了した渓流では、引き続き安全性を高める工事を行って参ります。 <問い合わせ先> 国土交通省 中国地方整備局 太田川河川事務所 TEL082-221-2436(代) 副 所 長 建設専門官 [太田川河川事務所HP] あ お と 青戸 か ね こ 金子 せい じ 生治 ひ で き 秀樹 http://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/index.htm 平成26年8月豪雨 緊急事業進捗状況と予定(平成28年9月末) 1154(可部沢上) 1153(可部沢) 緊急事業・砂防事業の事業内容 緑井・八木 1152(可部沢下) 緊急事業 可部高校 11月末完了見込み 1010隣1(鳴沢) 可部東 29(大采川) 28(迫田川) 引き続き行う 1009a(別所川) 1009b(別所川) 6157 (山本川支川) 307(山手川) 1007(太田川支川) 306(八木梅林沢) 1006(上楽地川) 1006-2(梅林沢) 304(小原山川) 1005(梅林西沢) 山本 砂防事業 1008 (五反田川) 八木小学校 303(上山川) 1004(鳥越川支川2) 299(鳥越川) 297(鳥越川支川1) 1003 (植林川支川) 1001(岩谷川) 295(古川支川) 294(宮下川) 砂防堰堤 梅林小学校 凡 例 一昨年の災害時に崩れて渓流に残っている不安定な土 砂に対し安全性を確保する緊急事業の進捗状況と予定 緑井小学校 9月末までに完了 砂防堰堤本体施工中 10月11日着手予定 23基 1基 1基 ●砂防堰堤: 土石流の貯留や調節をするための施設。 ●前庭保護工: 砂防堰堤からの落水による洗掘破壊を 防ぐ施設。 ●渓流保全工: 渓流の侵食・崩壊などを防ぐ施設。 前庭保護工 渓流保全工 砂防施設完成イメージ
© Copyright 2024 ExpyDoc