あ な た は 時 間 を ど う 使い ま す か

副 学 長
ではカフェや小物雑貨・
土 産 物 屋が 並び 、 世 界 か
らの観光客であふれてい
る。
ホテルでも多くの欧米
人やアジアの観光客が休
暇を楽しんでいる。ここ
で気がついたことは、ホ
テ ル の プ ー ル サ イ ドで の
んびり本を読んだり、寝
そべったりしている人は
ほとんど欧米人だ。道端
のカフェでゆったり街を
眺めているのも概ね欧米
人だ。一方、日本人やそ
の 他 の ア ジ ア 人も 市 街 地
昭和女子大学
編集発行人 山﨑洋史
(三四一一)五一一八
東京都世田谷区太子堂
〒154-8533
03
で よ く 見 かけ る が 、 彼ら
は写真を撮ったり、店で
土産物を眺めたり、常に
動き回っている。たとえ
休暇であっても、私たち
日本人は旅先で特に何も
しないでのんびり過ごす
こ と は 少な い よう だ 。 私
など は 、 時 間 の あ る 限 り
景色を見たり、興味のあ
る場所を訪れたりできな
いと、せっかく旅行に来
ているのに損をしたよう
な 気がす る 。 国 民 性 の 違
いだ ろ う か 。 日 本 人 のな
かでも、満足できる余暇
小 原 奈津子
あなたは時 間 を どう 使いますか
今 年 の 夏も ベト ナ ム の
伝統服調査のために、ベ
トナ ム の ホ イ アン に 約 一
週間滞在した。この調査
は 環 境 デ ザ イン 学 科 の 服
飾関連分野の教員四人で
チームを組んで研究を進
めている。これでベトナ
ムを訪れるのは通算一〇
年目となる。ホイアンの
夏は 日 本 よ り さら に 蒸 し
暑 か っ たが 、 主 に 高 齢 者
を対象に聞き取り調査を
毎日行った。
ホ イ ア ン は ベト ナ ム 中
部にあり、一六~一七世
紀 に は ア ジ ア だ けで な く
ヨー ロ ッ パ の 貿 易 大 国 の
商人もここを拠点として
交易を行っていた。当
時、日本人も日本人町を
つくって住んでいたこと
があり、日本橋と呼ばれ
る橋が今も残っている。
市 内 には 多 く の 古 い 建 築
物、遺跡が保存されてお
り 、 旧 市 街 地 の 六 〇 ㎢が
世界遺産に登録されてい
る。世界遺産の登録にあ
たっては、本学の国際文
化研究所による街並み保
存・調査プロジェクト活
動も大きく貢献した。現
在 、 ホ イ アン の 旧 市 街 地
ホイアンの日本橋と観光客
第603号
(昭和女子大学発行)
報
学
和
昭
平成28年10月1日
(1)
今月の昭和学報は
世田谷区×昭和女子大学 若「者の居場所づくりプロジェクト
三軒茶屋の居場所 あ「いりす オ」ープン……………(2)
クラブ・サークル前期活動報告 …………(3)
……(4)
たりすることが少ないよ
うに思う。このようなこ
と を 皆 さ んも 既 に 気づ い
ていると思うが、何にで
も前向きな姿勢でぶつか
るというのが実際には難
しい。それができれば苦
労はしないという声が聞
こえてきそうだ。そこで
私 の 一 つ の 策だ が 、 何 か
行動する際に自分なりの
目標をたてること、特に
やる気の起きない仕事や
勉強にこそ自分なりの小
さな目標をもつとよいと
思う。
今年のオリンピックの
勝 者 の コ メ ン トで は 「 メ
ダルを目指して、大変つ
らい練習を重ねてきまし
。」という意味の言
た …
葉がよく聞かれた。つら
い 練 習 も 目 標 が あ る から
が んばれ る のだと 思う 。
こ れ は 、より充実した時
間を過ごすための一つの
工夫案だが、皆さんそれ
ぞれ にも 自 分 に 合 っ た 工
夫ができると思う。日常
の勉強や仕事のなかで、
取り組み方を自分なりに
工夫してみては如何であ
ろうか? そしてこれか
ら の学 生 生 活 あ る い は 人
生のなかで、少しでもよ
り生き生きと充実した時
間を送っていただきたい
と思う。
こ(はら なつこ
チェンライ風の学校・ボランティアワークキャンプ
の過ごし方は人によって
異なるかもしれない。
ところで、時間は世界
共 通 の 単 位だ が 、 時 間 に
対する感覚はかなり主観
的なものだ。ゲーム好き
の人はゲームをやってい
る 時 の 時 間がす ご く 短 く
感じられたことがあると
思う 。 一 方 、 興 味 のな い
授業を九〇分間受けるこ
とが苦痛で大変長く感じ
る 人も い るだ ろ う 。 時 間
は過ごした人の感覚に
よって長くも短くも感じ
られ る 。 次 に 、 一 定 時間
で 何 か 行 動 し た 時 に 得ら
れる成果の差については
どうだろうか。興味を
もって一時間勉強した場
合と興味をもつことなく
義 務 的に一 時間 勉強した
場 合 、 後 者 の ほう が 長 く
感じられるばかりでな
く、理解したり記憶した
りする、勉強の成果にも
差が 生じ る 。 仕 事 に お い
ても同様なことがあると
思う。やりがいを感じて
前向きに仕事に打ち込ん
だ 場合、その仕 事の 成果
だけではなく、仕事をす
るなかで人は何かを学
び、成長できることが多
くな る 気がす る 。 他 方 、
単なる義務感で仕事をす
ると成果はそれなりにあ
るものの、満足感や学
び 、 あ る い は 気 づき を 得
平成二七年度就職率
六 年 連 続 女 子 大 学 でトップ
平 成 二 七 年 度 ( 平 成二 八 発 行 の 『 サン デー 毎 日 』
年三月卒と同二七年九月卒の合 に 掲 載 され る (今年は七月
計 )の 本 学 の 学 部 の 就 職 三 一 日 号 に 掲 載 )。 本 学 は
率 (卒業者数から大学院進学 卒 業 生 1 1 6 7 人 に 対
者数を引き、それに占める就職 し 、 就 職 者 が 1 0 8 0
人、大学院進学者が22
人で、この結果、就職率
は 平 成二二年度の86・
1%、同二三年度の8
6・7%、同二四年度の
9 0・ 2%、同二五年度
の91・ 2%、同二六年
度の93.9%に続き、
着実に数字を積み上げて
女子大トップの記録を伸
ばした。
企業が採用意欲を強め
る「売り手市場」のも
と、各大学が就職率を増
者 数 の 割 )は 9 4 ・ 3 %
で、昨年の93・9%を
0 ・ 4 ポ イン ト 上 回 り 、
卒 業 生が 1 0 0 0 人 以 上
の女子大では六年連続で
トップとなった。共学校
を含めた全国順位では一
二位で、昨年の九位から
三ランク下がったもの
の、理工系や福祉系を除
く文系中心の大学では
トップの実績を示した。
この調査は例年、大学
通 信が 実 施 し 、 七 月 中 旬
SSIP SWU Summer International Program
加させる中で、本学が六
年連続トップを達成でき
た のは 、 卒 業 生 自 身 の 頑
張りに加え、就職先での
先輩OGたちの評判が良
いこと。また、全学一丸
となって就職支援に取り
組んだことが理由として
考えられる。各学科の
キャリ ア支援部委員の教
員とキャリア支援セン
タ ー 職 員が 連 携 し 、 四 年
生の夏休み前から、内
定、内々定が出ていない
学生一人ひとりと連絡を
取 り 、 個 別 面 談など を 通
して求人の紹介や、履歴
書 ・ エン ト リ ー シー ト の
添 削 、 模 擬 面 接など を 実
施し、成果を上げた。
( キャリア支援センター長
磯野彰彦 )
後は、留学生とオリンピ
ックセンターに宿泊し留
学生の支援を担当した。
今 回 の SSIP
には、八ヵ
国 か ら 一 六 名 の 留学 生 が
参 加 し 、 講義 の ほ か 歌 舞
伎鑑賞や鎌倉観光、ホー
ムステイ、東明学林での
合宿など様々な活動を行
った。留学生にとって日
本について多角的な視点
から学べる良い機会とな
ったと思う。私たちも、
英語で業務を行うのは初
めてで最初は不安だった
が、インターン生と協力
し業務を終えることがで
き、自信につながった。
英(コミ 塩谷美樹
永野紀美子 )
コーディネーター・インターンシップに参加して
留 学 生 対 象 の S S I Pボストン近郊の大学に認
(SWU Summer International定留学しており、帰国後
に
Program
) 、 ハー バー ド の後期までの時間でプロ
大学 か ら の イ ン タ ー ン 二 グ ラ ム に 参 加 し た 。
名とともに五月から七月
は帰国後も英語を
SSIP
までコーディネーターと 使うよい機会となった。
して参加した。私たちは、最初の一ヵ月は留学生を
昭和ボストンでの留学に 受け入れるための事前準
続いて一月から五月まで 備で、六月に留学生到着
)
豊かな興味を
平成二八年度
学寮報告
4
世田谷区 昭
×和女子大学「若者の居場所づくりプロジェクト」
10ヵ月間タイの協定校タマ
サート大学に留学し、様々
な成果を得ることができた。
もっとも大きな収穫は、
『人生を心から楽しむ』素
晴らしさを多くの友人から
学べたことだと思う。
各国からの留学生やタイ人
の友人は、やることはやり、
しかも友人との時間も大切
にし、趣味を持ち、旅行に
も積極的に出掛けていた。様々な世界に自分を置き、辛いことも嬉し
いこともまとめて積極的に人生を楽しむ姿勢は私にとっては新鮮で、
新たな生き方を見出したように思えた。これまでどちらかというと、
自分は周りの目や評判が気になるタイプだった。しかし、自分に素直
になることが大切だと気づいた。彼らに出会い、他の誰でもない
『私』が本当に好きなこと、やりたいことを、じっくりと自分自身に
問うようになった。一つひとつの出会いの大切さを実感するとともに、
今後は自分を信じ、自分の世界を広げるような様々なことを楽しみな
がら挑戦していきたいと考えている。 (英コミ 安齊真優)
14
17
私 達 一 年 生は 、 栄養 学 を
◆健康 6/ 〜
学 び 始 め たば か りだ が 、
一生懸命にグループで協
力して情報を集め、発表
方法に工夫を凝らすなど
の 結 果 、 発 表は 実 に 興 味
深いものとなった。三年
生はこれまでに得た知識
を 活 か し 、 よ り 論 理 的な
内容で、どのグループも
さすが上級生と感心させ
られる発表であった。
健 康 デ ザ イ ン 学 科 の ス ポー ツ 大 会も 開 催 さ
一・三年生は、 学
「 年 を れ、先輩後輩の垣根を越
越えてコミュニケーショ えて綱引き・三人四脚・
ンをとり、新たな輪を広 ドッジボールの各種目と
げよう と
」 い う 目 標 の も も 白 熱 し た戦 いが 繰 り 広
と、望秀海浜学寮で三泊 げられた。様々なプログ
四日の学寮研修を行った。ラムに全力で取り組み、
労作活動での、海岸清 健康デザイン学科らしい
掃や特別支援学校のプー 学寮であったと感じた。
働くことが主となる日々 語られた。
ル の 清 掃 、 ス ポー ツ 大 会
学(報委員 高橋杏実
が待っている。それなら
授業から受ける印象は、など、様々なプログラム
◆国際 6/ 〜
ば、学生時代にアルバイ まさに「福祉一色」だと を行った。この学寮の主
ト漬けの生活を送るので 思っていた北本先生が、 なプログラムは、三日間 国際学科二年生約八〇
はなく、自分のために勉 実は様々な分野に興味を を通して行われたグルー 名は、東明学林で学寮研
強をする、好きなことを もち、豊かな学生生活を プワークである。「もし 修を行った。世田谷キャ
追求する学生生活も良い 送られていたことに驚い も 人 間 が 恐 竜 だ っ た ンパスとは異なり、深い
のではないだろうか。さ た。専門を究めるために ら?」をテーマに、一日 緑に囲まれた自然が新鮮
らに、本学の強みの一つ は、その専門だけを学ぶ 目 は 国 立 科 学 博 物 館 で に感じられた。望秀とは
に、立地条件のよさがあ のでは足りないことがわ 「恐竜博2016」を見 また違う雰囲気で有意義
る。アクセスのよい三軒 かった。今後は、一般教 学。グループで恐竜を選 な学寮研修となった。
茶屋にあることを活かし、養を「なんとなく」選択 び、その恐竜を人間に例 今回の目的は、学生の
大学以外の様々な場所に し、受講するのではなく、えて健康になるために、 主体的な運営と企画力や
も足を運び、多くの人と 自分の興味を惹かれた福 栄
運動 」「
感覚 の
「養 」「
」視 責任感を育てること。新
出会い、交わってほしい 祉以外の分野の勉強もし 点から、どのような生活 聞記事を使ったプレゼン
と北本先生は話された。 ていきたい。その成果は を送っていたかを考え、 テーションで「クリティ
本学を最大限に活用し、 すぐには出ないかもしれ 三日目に各グループでプ カル・シンキング」を養
有意義な学生生活を送っ ないが、将来思いもよら レゼンテーションした。 うことだった。事前準備
てほしい。四年間という ぬ形で実を結ぶかもしれ 人間に例えるために、ま に学生が積極的に取り組
限られた時間を自分はど ない。そう考えると、わ ずは選んだ恐竜の生態を むことで、昨年よりも学
のように使うのか、いろ くわくする。
よく知る必要があり、恐 寮を作り上げる意識が高
いろと考えてみては、と (学報委員 吉さくら )竜の生態を詳しく調べた。まり、各自の責任ある行
1
三軒茶屋の居場所「あいりす」新プロジェクト始動
昨年度オープンした世
田谷区と昭和女子大学の
連携プロジェクトである
「三 軒茶屋の若者の居場
所〈あいりす〉 は
」 、学
生 部 及 び 心 理学 専 攻 の 大
学院生が主体となり「こ
ころの居場所 あ
( りのま
まの自分でいられる場
所 」
) を 提供す る企画で
ある。これまで「あいり
す」では女の子向けの
様々なプログラムを実施
してきた。今年度は新た
な取り組みとして「料
理」を加え、ひな祭りの
お団子やパスタなど様々
な料理を作る。「料理」
を通して、参加者と共に
計画・準備し、一体感を
高めることで、仲間づく
り・人間関係の交流を促
進することを目的として
いる。今後も、ひきこも
りがちな若者への支援と
地域の活性化を目指し
「あいりす」では様々な
活動を行っていく予定で
ある。
院(心 角南百合子 )
タイ留学を終えて、
そしてこれから
をほぼ満たしたことで、
先生の研究室訪問
三 ・ 四 年 次 には 一 般 教養
の再受講や他大学の講義
福祉社会学科 教授 北本佳子 先生 に夢中になったそうだ。
福 祉 社 会学 科 の学 科 長
北本先生は福祉の単科 この再受講等は単位には
北本佳子先生は、様々な 大学をご卒業された。単 関係がないため、「テス
プロジェクトを多くの学 科大学のため、本学とは ト勉強のため」の受講で
生を巻き込んで展開して 異なり、大学は福祉一色 はなく「自分の興味のた
いくパワフルで、熱のあ の世界であったという。 め」の受講だ。自分が選
る先生である。先生の学 そうした中で、一般教養 び、真剣に受講して得た
生時代についてお聞きし の授業がとてもおもしろ 知識は、思いもよらない
た。
いと感じていたそうだ。 ところで生きてくる。そ
北本先生は、そう のため、本学の学生にも
した一般教養の先 単位のための授業だけで
生の話を「もっと は な く 、 様 々 な 授 業 を
聴きたい」と考え、「自分のため」に受講し
講師の先生と交渉 てほしいとおっしゃって
することで他大学 いた。本学は総合大学で
の講義にも足を運 ある。他大学に足を運ば
んだりしたそうだ。なくとも、自分の専門以
北本先生は、一・ 外の授業を受講できる環
二 年 次 に 卒 業 要 件 境 に あ る 。 社 会 に 出 たら
ミートソースを調理する参加者
(2)
(昭和女子大学発行)
報
学
和
昭
平成28年10月1日
第603号
動で計画通り進められた。
新 聞 記 事 プ レ ゼン テ ー
シ ョン は 、 一 人 八 分 間 発
表 し 、 グ ルー プ デ ィ ス カ
ッションをした。どの発
表も知っておくべきこと
ばかりで中身が濃かった。
九月に留学する私たちに
とって、国内外の時事や
社会問題を考える格好の
機会となり、自分と異な
る意見は新たな発見のき
っ かけ に も な っ た 。 八 分
間ものスピーチをどう組
み立てるかも大きな課題
であった。飽きさせるこ
となく人を惹きつけるス
ピーチにするために大変
悩んだ。難しかった分や
りが いも あ り 、 自 分 の 成
長を感じられた。多くの
学生がプレゼンを通して、
国内外での事象に興味を
持ち、考えを養い、それ
)を分かりやすく伝える能
力を伸ばせたと思う。留
学先でもこうした力を伸
ばしていきたい。
日 ご ろ 、 国 際学 科 は 言
語ごとに固まりがちだが、
この学寮は友人関係を広
げるきっかけになった。
こ う し た 点も 学 寮 の 楽 し
みの一つだと思う。
学(報委員 内田恵 )
名ほど入部。/
東京都市大学横浜祭 書道部 毎日女流書展出 プチミスト主催の「日本 緒に絵本や体操を実施)
斡旋もある。まずは自分 ので、現金を多く持つ必
学 生 が 参 加 し 、学 報 委 員
の利用が
Private Network)
留 学のススメ
の契約内容を確認しよう。要はない。
や 管 理 ・ 英コ ミ の 協 力 者
一 般 的だ 。 無 料 の V P N
事 前に 知ってお くと 便 利 なアレコレ
―
Q
を含め一五名で実施する
現
金
は
ど
の
位
持
参
し
サー ビ スも あ るが 危 険 性
Q トイレ事情は?
ことができた。
A 大学や寮のトイレは もあるので良く調べて利
留学前は準備も多く何 ◆アメリ カ(ボストン) たか?
留学生と一緒に竹で食 かとあわただしい。留学 Q 現地の人と交流する A 五万円ほど用意した きれいだが、外出すると 用してほしい。
器と箸を作った。紙やす 生活を充実させるために プログラムは?
が、アメリカはカードで そうではないトイレもあ Q トイレ事情は?
りで削りながら会話をす も、知っていると便利な A SFCやCCP等が の支払いが多い。現地A る。紙がないこともある A トイレは和式で、ほ
ることで、少しずつ互い 「アレコレ」を留学経験 ある。SFCは、ホスト TMで現金を引き出せる の で 、 ポ ケ ッ ト テ ィ ッ とんどの場合、ペーパー
の距離を縮めることがで 者に聞いた。
ファミリーのようなもの トラベルプリペイドカー シュを常備しよう。使用 はない。外出の際は、ポ
きた。食事も好評で、韓
済 み ペ ー パ ー を ト イ レ に ケ ット テ ィ ッ シ ュ が 必 需
で、ホームパーティに招 ドも便利だ。
国では「ソミョン」とい
流さずゴミ箱に捨てる場 品。韓国同様、ペーパー
かれたりする。CCPは ◆ 韓 国
って同じような麺があり、
合も多く、注意が必要。 を流せないトイレも多い。
現地学生による大学への Q 治安は?
煮干のだしで食べること
ゴミ箱があれば、そこに
招待や、町の案内等を通 A ソウル市内の治安は ◆ 中 国
も 知った。自己紹介の時
捨てる。
じて交流するプログラム。悪くない。ソウル女子大 Q 水道は?
間や始めと終わりの挨拶、
はソウル北部に位置する。A 飲 料 に す る 場 合 は 、 これから留学する学生
Q 携帯電話は?
席替えがあればもっとよ
の皆さんに少しでも役立
A ソフトバンクには、 ソウルの中央を横断する 煮沸してから。
かったと感じた。また、
つ情報があれば嬉しい。
「アメリカ放題」という 大河漢江の南は新しい開 Q ネット環境は?
準備や片付けも留学生と
プランがあり、利用学生 発エリアで、そちらにも A 中国では、インター 実りある留学生活を送っ
一緒にできるとよいと思
ネット利用に厳しい規制 てほしい。
が多いようだ。日本での 行ってみてほしい。
う。これからも国際交流
や LINE(学報委員 内山佳奈・
契 約 を 止 め 、 現 地 の Q クレジットカードは が あ り 、 Google
の企画をしていきたい。
篠原愛菜・竹嶋朋美・
が使えない。規制を回避
を 利 用 す る 学 生 も 使えるのか?
Wi-Fi
鶴田菜奈・福島楓)
学(報委員 松山凪沙 )
いる。電話専用の携帯の A 韓国はカード社会な するには、VPN (Virtual
生勧誘活動(
12
部(長 大野愛真 )
)英コミ・国際が多いが、他 にて合同コンサート、三 品 秀作賞3名・佳作賞 伝 統 を 親 し む 会 」 参 加
学科の1・2年生も入部)、茶子育てファミリーフェ 1名・委嘱昇格1名、毎 留 学 生 対 象 の 茶 道 、 華 写真同好会 7/ 皇居
(
親 睦 を 深 め る た め の パ ー スタ
部(長 寺川美友 )日書道展出品 U 奨励 道、七夕等体験 )
東御苑にて撮影会
ティ、ディスカッションの 裏 千 家 茶 道 部 4 /
賞1名、入選2名
部(長 澁江智佳 )
部(長 岡村衣里香 )
質向上活動
『日本事情』での茶道実
部(長 久保美穂 )国際貢献クラブ 代々木 手話サークル 手話の輪 部(長 林崎修子 )習 、 6 / 留 学 生 対 象 茶 マンドリン・ギタークラブ 公園で大使館が主催する 1 ~ 3 年 生 人 で 和 気
)
生田流箏曲部 4/ 新 道体験、三茶子育てファ 新歓フェスタで の演奏や楽 イベントに留学生と共に 藹々と活動。地域行事へ
器体験等の勧誘活動により 参 加 カ
歓フェスタ、4/ 新入 ミリーフェスタ
( ンボジア・ベト の 参 加 や 秋 桜 祭 で 手 話
部(長 西野詩織 )新入生多数入部、7月演奏 ナ ム 、
)生歓迎演奏会、 6/ 光
) 留 学 生 交 流 会 5 コーラスの発表予定
演 劇 部 新 入 生 歓 迎 公 演 会顔合せ・部内演奏会で 他 回実施 月曜 昼休 リト
部長 西あさみ )
葉同窓会幹事会、 6/
(
)
(
オープニングセレモ 「メグレスの憂鬱」、現在 大と交流 部(長 間嶋周 )アニア、ベトナム、中国
水
SSIP
Sing Song Society
ニー・~ 7/ 毎水曜 は秋桜祭公演に向け稽古
4/ 目黒桜ま 等の留学生が参加し各国 曜部室で活動、新入生歓
Encore
部(長 増岡奈津美 )つ り 、 4 / 三 軒 茶 屋 ま 事情や文化について話し 迎 会 、 ミ ニ コ ン サ ー ト
留学生に箏の演奏体験、
あっぷ
ち 道 楽 参 加 、 5 / 豪 徳 合う 、 9 / ・ アラ ビ 図
9/4ふれあい三茶祭り
( 書館 、
) 秋 桜 祭 に 向け
grow
SETAGAYA
部(長 有賀由実 )学内放送 金
(代々 て練習 部(長 本間青香 )
)
(曜 、
)エフエ 寺 た ま に ゃ ん 祭 り 参 加 、アンフェスタ 2016
池坊華道部 盛花と投げ ム世田谷の番組制作ため 7 / 第 6 回 学 内 定 期 公 木公園)、9/ ・ ス 放送研究会 水曜三限後
入れの稽古、手本を図書 のミーティング 月(一回 )演 、 8 / ・ あ い あ い リ ラ ン カ フ ェ ス タ 2016部 会 、 新 歓 作 品 上 映 会 、
館に展示
部長 石川みのり ロードフェスティバル参 (代々木公園)参加予定 6月世田谷大学放送連盟
(
)
部(長 山蔭希奈 )軽音楽部 白百合合同新 加 部(長 熊藤未帆 )
部(長 川村真由 )モニター会向けサウンド
歓・昭和春コン・四校夏 エンパワメントせたがや
子ども研究会 三茶子育 ドラマ製作、秋桜祭での
)ウインド・アンサンブル
新 歓 フ ェ ス タ 、 4 / 新 コン・9月夏コン予定
三 茶 子 育 て フ ァ ミ リ ー て フ ァ ミ リ ー フ ェ ス タ 番組発表会に向けて準備
入 生 歓 迎コ ン サート 、 6
部(長 福島恭子 )フェスタ、6月国際ソロ 地
部(長 稲垣茉優 )
( 域の子ど も たち と 一
11
24
6
21
17
26
14
20
24
23
8
10
25
23
16
にご協力いただき
学報委員会主催国際交流会
竹で作ること、そ
「七夕を楽しもう!」
うめんだけでなく
学 報 委 員 の 一 年 生 の 提 流 行 の お に ぎ ら ず と 七 夕
案をきっかけに留学生と ゼリーも作り、留学生と
の交流会を開催した。日 一緒に作業をして交流を
本の 夏の行 事 七
「夕 を」楽 深めることになった。
しむ企画で、学生相談室 高校時代に国際交流の
のキッチンをお借りし、 経験がある級友も巻き込
行事食そうめん作って試 み企画は進んだ。留学生
食する提案がなされた。 の参加を呼びかけるポス
その後、食器は東明学林 ターや、当日配布する七
夕 の 簡 単な 英 語 の 説 明 書
を手分けして作ったり、
材料表を作り買出しをし
た。途中、この企画が留
学生に受け入れられるか
どうかや、自分達の英語
力 な ど 不 安も 多 か っ た 。
しかし、会の当日七月九
日 に は イ ギリ ス 、 韓 国 、
カン ボ ジ ア 等 の 七 名 の 留
回プール練習
前 期 クラブ・サークル活 動 活 動 報 告
部(長 中村真梨子
競技ダンス部
東京六大学ジュニア競技 ダンス部 AU B E 新 歓
4/ 第 回東都大学学 ダンス選手権大会 第2 フェスタに参加、6月関
生競技ダンス選手権大会 位 、 ラ テ ン の 部 第 5 位 、東大学学生ダンス連盟Σ
第 位 、 5 / 1第 回 7/3第 回全日本学生 主催ダンスイベントに参
東京六大学競技ダンス選 選抜競技ダンス選手権大 加 (部長 安田ゆい
手権大会第4位、ワルツ 会出場、9/ 第 回松 バスケットボール部 週3
の部第6位、タンゴの部 前重義杯争奪学生競技ダ 回、学内体育館で練習
(部長 工藤亜希子
第9位、クイックステッ ンス選手権大会出場予定
部(長 松岡陽佳 )バドミントン部 9 月 関
プ の 部 第 9 位 、 チャ チャ
チャの部第9位、パソド 硬 式テニス部 8 月関 東 東大学バドミントン秋季
学 生 テ ニ スリ ー グ 参 加 予 リ ー グ 出 場 予 定 、 水 曜
ブレ の部第4位、 6/
第 回皐月杯争奪学生競 定 部(長 堀端めい )~ 時新体育館、金曜
技ダンス選手権大会第
昭 和 女 子 大 学 クリケット ~ 時は体育館で練習
部(長 熊谷桃子
位、 6/ 第 回東部日本 クラブ 関東学生選手権
学 生競技ダンス選手権大会 大会に出場
ワンダーフォーゲル部
第9位、ワルツ の部第6位、
部(長 堀之内美里 )5月新歓高尾山登山、6
スローフォック スストロッ 昭 和 女 子 大 学スイミング 月御岳山登山、9月霧降
トの部第 位、ク イック ス クラブ 森下友紀 富士記 高原登山合宿
テ ッ プ の 部 第 9 位 、 チ ャ 録 会 m バタ フラ イ 優 勝 、
部(長 大野彩奈
チャチャの部第9位、パソ リオデジャネイロパラリ E.
S.S. 昼休みに英語
ンピック出場決定、週3 で ディスカッション、新入
18
FM
98
ド ブレ の 部 第1 位 、 6 /
3
21
26
18
13
121
12
4
26
112
19
10
17
11
20
13
第603号
(昭和女子大学発行)
報
学
和
昭
平成28年10月1日
(3)
100
54
11
39
20 20
18 17
国際福祉フェアを開催
今 年 の 秋 桜 祭 ポス
ターは、
環境デザイン
学科 望月萌々子さ
んのデザインに決定!
チケットの詳細は、
UP SHOWAで
福祉第二回
は、グローバルラウンジ
において、日本で暮らす
外国人の課題や諸外国の
福祉に関する展示、国際
福祉活動に携わる団体に
よ る フ ェ アト レ ー ド 商 品
の販売を行った。また、
国際福祉に関するクイズ
★13日コンサート
KEYTALK さん
BLUE ENCOUNT さん
七月一三日、福祉社会
学 科は 、 第 二 回 国 際 福 祉
フェアを開催した。この
イ ベ ン ト は 、 国 際 的な 福
祉 活 動 に 興 味 が あ る学 生
によって昨年から開催さ
れて お り 、 今 年は 一 五 名
の学 生 が 参 加 し た 。 当 日
東京から来た女子大生を
ビジネスデザイン学科有志
娘のように受け入れてく
富 山 県 朝 日 町 海の 家 経 営 に 挑 戦
ださった地域の方々の暖
八月五 七
- ・一二 一
-四 の企画から立案、商品の かさや、壮大な自然がと
日、ビジネスデザイン学 製造から販売、運営まで ても印象的だった。この
科の学生約三〇名が、富 すべてを、朝日町の方々 訪問を通し、「自分たち
山県朝日町にある『ヒス と共に作り上げた。
が、朝日町に何かできる
イ海岸』にて海の家の経 この「ヒスイ海岸 海 のではないか」という想
営に挑戦した。学科の有 の家プロジェクト」は、 いが芽生え、海の家を運
志 メ ン バ ー で 創 設 し た 今年二月に、ビジネス学 営して地域を盛り上げる
学 生 団 体 「 Girls Dream科の五名の学生が、朝日 という形で実現に至った。
」に所属する一・ 町にフィールドワークに 八月の週末、合わせて
Factory
三年生が、プロジェクト 訪れたことから始まった。六日間運営した海の家で
は、女子大生のオリジナ
ルメニューの販売や、浜
辺でのナイトシアター上
映など様々な企画を実施
し、盛況に終わった。
今 後 も 、 本学 と 朝 日 町
で継続的に交流できるプ
ロジェクトを現在思案中
である。
(ビジネス 佐伯愛理 )
)
秋桜祭
第24回
つなぐ
★12日トークショー
吉沢 亮 さん
10月 1日(土) 後期授業開始、大学院修士論文題目提出(~7日)
10月 3日(月) 図書館「ツアー(~7日)、情報検索ガイダンス(~11/30)、ゼミガイダンス(~12/22)」
【文研】スアール・アグン~ジェゴク・大地の響き~(18:15)
10月 4日(火) 先哲の慰霊祭(10:40)、図書館「長期貸出最終返却日、
第2回図書館貴重資料展 桜山文庫『井関隆子日記』(~26日)」
10月 5日(水) 第3回学友会クラス学生総会(15:30)
10月 9日(日) 大学AO入学試験一次選考
10月10日(月) グローバル入学試験、編・転・学士入学試験
10月12日(水) 合同避難訓練(11:45)雨天時は19日へ延期
第2回就職ガイダンス(15:30)
10月15日(土)【女教】養老孟司氏「「自分の壁」を超えて~これからを生きる君たちへ~」(13:10)
10月16日(日) 大学AO入学試験二次選考
10月17日(月)【文研】前橋汀子カルテット(18:15)
10月19日(水)合同避難訓練予備日
【女教】根上生也氏「赤ちゃんから数学者までの算数・数学教育」(15:30)
10月21日(金) 第70回メンターフェア(11:45)
学内合同企業説明会(12:30)(平成29年3月卒業予定者対象)
【文研】ミュージカル「げんない」(18:15)
10月22日(土) 第5回オープンキャンパス(13:00)
第3回全学対象TOEIC IPテスト(3・4限)
10月25日(火)【博士後期課程3月修了見込み者】課程博士学位論文提出期間(~31日16:00)
10月26日(水)【女教】黒﨑伸子氏「国際的人道危機の現場では…~国境なき医師団の活動~」(15:30)
10月28日(金) 大学院早期修了申請提出締切
10月29日(土) 第45回メンターカフェ「商社の仕事って?」(13:30)
外国人留学生10月期一般入学試験
ラリーも行い三〇名を超
える方々に参加していた
だいた。来場者の中に
は、 福
「 祉社会学科が国
際活動?」と感じてい
らっしゃる方もいたが、
クイズラリーによって、
在日問題や発展途上国に
おけ る 女 性 差 別 、 乳 児 死
亡率などが福祉の概念と
密接に結びついていると
いうことを知っていただ
くことができた。
今 後 もこ の よ う な 活 動
を 積 極的に行い、国際 福
祉について一人でも多く
の方に知っていただき、
国、性別、人種、年齢を
問わず、すべての人が安
心して安全に暮らせる社
会を実現させたいと強く
感じた。
福
(祉 樋口茜音
TEE XINYEE)
共 同 生 活 は 戸 惑 うこ と も
チェンライ風の学校・
ビジネス WWGが 活 動 を 開 始
あったが、現地の人々の
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
ワ
ー
ク
キ
ャ
ン
プ
に
参
加
し
て
ビジネスデザイン学科 ンを行った。
温かさに触れながら、自
一年生有志が日本と世界 「Against
the
Dark 八月一八日~二四日の ェンライでのワークキャ 然に囲まれて過ごす日々
日本 一週間、附属の高校生九 ンプに参加した。現地で は気持ちの良いものであ
の女性を繋ぐ活動を支援
Side of the Moon―
と 世 界 の 女 性 の 現 状 を 名と学生六名がタイのチ はNGOミラー財団にお った。また、当然のよう
するため
」
Women's
worth
世 話 に な り 、 山 岳 少 数 民 に 大学 に 通 い 、 不 自 由 な
leadership group(WWG)テーマに世界の女性の現
という学生有志団体を立 状をはじめ、性教育や児
族の村でのホームステイ く生活できる自分の環境
ち 上 げ た 。 六 月 一 八 日 に 童 婚 の 慣 習 、 教 育 環 境な
や、その子どもたちへの を見つめ直すと共に、自
は、途上国の女性の現状 どについて説明した。後
教育ボランティア活動、 分だからこそ出来ること
を知ってもらおうと、初 半は、そうした現状に対
タイとミャンマーの国境 を見つけたいと強く感じ
めてのプレゼンテーショ し、自分達には何ができ
で活動するNGOの訪問 た。チェンライや山岳少
るかを一緒に考え、意
など、様々な体験をした。数民族への認識は未だ低
見や感想を発表した。
日本と異なる環境での く、より多くの学生にチ
社会的慣習や構造が
ェンライを知ってもらい、
要因で、教育を受けら
その良さや抱える問題に
れない女性など、様々
ついても伝えていきたい。
な問題が多くある。学
小さな積み重ねを大切に、
生の私達ができること
様々な人と関わりながら
を今後も皆と考えてい
今後もそうした活動を続
きたい。
けたいと考えている。
初(教 阿部里穂 )
ビ
(ジネス 行 事 予 定
(4)
(昭和女子大学発行)
報
学
和
昭
平成28年10月1日
第603号