寺田倉庫と美術・工芸品修復の人材育成に向けた寄付

報道関係各位
2016 年 10 月 7 日
寺田倉庫と美術・工芸品修復の人材育成に向けた寄付講座を開設
〜志ある人材の発掘・育成を目指す〜
学校法人トキワ松学園 横浜美術大学(神奈川県横浜市 学長 岡本 信明 以下、横浜美術大学)は寺田倉庫(本社:東
京都品川区 代表取締役 中野 善壽)と美術・工芸品修復の人材育成に向けて、2017 年 4 月から「寺田倉庫寄付講座 修復
保存コース 以下、本コース」を開設します。
現在、環境変化や経年による劣化・損傷した美術品・工芸品などが広く社会に存在しているにも関わらず、設備や人材の不足のため
手つかずの状態のものがあります。このような状況を鑑み、横浜美術大学は新しい芸術を創りだす人材を育成することに加え、人類共
通財産としての、あるいは個人・家族の宝物としての美術品・工芸品等の修復保存に関わる修復技術者を育成するため、本コースを
開設し、次世代を担う人材の育成に貢献してまいります。
またそれに伴い、寺田倉庫が運営する TERRADA Art Complex に情報発信拠点としての横浜美術大学天王洲サテライトを設置し、
デジタルアーカイブにおける修復保存についても視野に入れながら、国際社会に通用する、志ある学生の入学につなげてまいります。
【寄付講座の概要】
名
称:寺田倉庫寄付講座 修復保存コース
期
間:2017 年 4 月 1 日〜
対
象:横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科の学生
●教員(予定)
客員教授: 隈研吾(建築家) 吉岡幸雄(染織史家) 増田セバスチャン(アーティスト)
専任教授: 杉本洋(日本画家) 宮津大輔(アート・コレクター)
非常勤講師:
上野淑美(絵画修復士/株式会社シー・アール・エス代表取締役)
勝尾岳彦(デザインプロデューサー/株式会社コンシリウム代表取締役)
村上祥子(アートディレクター/株式会社エーディエスディレクター)
ほか
●講座内容:
美術・デザイン学科に新コースとして開設します。 横浜美術大学の特色の一つである多様な教育研究コースでの学修をベースにし、
新たに修復保存の手法・技術の獲得や修復保存マネジメントに携わる人材に必要な専門の科目を開講します。 また、美術・デザ
イン分野に特化した実践的な英語科目を開講し、正修科技大学(美術修復保存センター、台湾)やステファノ・ガロシ工房(イタ
リア)等とインターンシップも活用予定です。
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【横浜美術大学について】
名
称:横浜美術大学(学長 岡本 信明)
所 在 地:神奈川県横浜市青葉区鴨志田町 1204 番地
設
U R
立:2010 年(1966 年開学のトキワ松学園女子短期大学造形美術科を母体としています)
L : http://www.yokohama-art.ac.jp/
【寺田倉庫について】
名
称:寺田倉庫株式会社(代表取締役 中野 善壽)
所 在 地:東京都品川区東品川2-6-10
設
U R
立:1950 年
L : http://www.terrada.co.jp/ja/
【報道関係からのお問い合わせ】
横浜美術大学 広報係 Tel:045-962-2221(代) E-mail:[email protected]
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