水質 パ トロール 隊 ―森前川 の水質調査 ― 刈 谷市立朝 日中学校 科学部 は じめ に 本 校科学 部で は、 3年 前か らメ1谷 市環境 支援 グル ー プの 方 々 と共同 で 、メ1谷 市南部野 田 地区 を流れ る森 前川 (沢 渡川 支流)の 水質調 査 を行 つて きま した。今 回 、平成 24年 度 水 質 パ トロール 隊事 業 の 案内 を知 り、今 までの取 り組 み を加 えて ま とめ ま した。 1 森 前川 の流域 (1)森 前川 の位 置 悩綱 ミち が ´ い ¨ 源で、野田町、半城土町内を約 2km流 れて、沢渡川に合流 しています。調査ポイン トは、 暗きょから流れ出る 上流①、中流②、下流③、最下流 (沢 渡川合流点)④ にしました。 (2)調 査ポイン ト紹介 ア 上流① 農 業用 水 の排 水 が 国道 23号 線 下 の 暗 き ●l'鬱 ●.t・ ょを通 つ て流れ 出 て い ます。 流れ 出 た川 幅 は、 14mほ どで、直角 の箱 形 です。 流れ を 遮 る もの はな く、急 な流れ にな つ ています。 普段 は水 量 は 多 くな く、透 明 な水 が流れ て い ます が 、少 し雨 が降 る とか な り水 量が増 えます 。 現 在 は 、 市 の 下水 道 が 完備 され 、家庭 の 汚 水 が 流れ 込 む こ とはな くな りま した。 流 れ て い る水 は、調 整 池 の 農 業 用水排 水 と雨 水です。写真には、かつ ての家庭排水 の管 らしきものが見えます。 ‐1 イ 中流② 上流① か ら 500mほ ど下流にな ります。 両岸に家屋が建ち並び、岸辺は コンク リー ト プ ロ ックで護岸 されてい ます。途中に、支流 の水路があ り、農業用水 の排水 が合流 してい ます。川幅は 5mほ どあ り、水量はかな り多 くな ります。普段 は、透明な水 が流れていま 丸 川底は、ほ どん ど砂でところところに コ ンク リー トの廃材 の塊 の ようなものが沈んで います。流れ の中には、オオカナダモが塊に な つて生育 していま丸 ウ 下流③ 中流②か ら 500mほ ど下流にな ります。両岸に家屋が建ち並び 、右岸 の岸辺は コンク リー トプ ロ ックで護岸 されてお り、左岸は、平成 18年 度 の愛知県 「水辺 の緑 の回廊」整 備事業 で、水辺 の多様な生機系の保全・ 縁 のネ ッ トワー クづ くり、河川 と地域 との関係の 再構築をめざし植樹 が行われま した。アラカシ、シイ 、カキ、ビワなどの樹木 が植 えられ 、 5mほ どの高さまで成長 しています。 この樹木 のためか、夕1岸 は車で覆われていて、流れ も綬やかで丸 く緑 の 回廊 の施 エイ メー ジ > ‐ 2‐ 工 最下流 1合 流点)④ (沢 渡り 潮 の 干満 の影響 を受 けて、水位 が上 が つた り下が つた りします 。川幅 は 、 10mく らい あ り、水 の 流れ は緩や かです。 水はや や濁 つて いて川底 は見 えませ ん。 2 調査 の 内容 (1)水 質調 査 度 、 CODを 各調 査 ` ポ イ ン トで 川 の 水 を │ 採 取 して調 べ ま した。 調 査 した 日は 、 7月 6日 (月 (水 )、 22日 )、 28日 (火 )、 9月 15日 (土 )の 5回 実施 しま した。 透視度は、透視度計を刈谷市環境支援 グル ー プか ら借 りて調 べ ま した。 結果 は、次 の よ うにな りま した。 120 100 00 00 40 20 0 7/31 8月 6日 (月 8/6 3/22 3/28 9/15 )は 、前 日の 夕立のためか濁 りがあ りま した。その他 の観察 日は、天気が よかったため、まあまあの透明度 で 、下流 に行 くは ど透視度は下が りま した。 ‐ 3‐ CODは 、平成 24年 度 水質 パ トロー ル 隊事業 で提 供 してい ただ いたパ ックテ ス トをそ の ま ま利 用 しま した。 結果 は、次の よ うにな りま した。 12 10 7/31 8月 6日 (月 8/6 3/22 8/28 9/15 )は 、前 日の 夕立 のた めか全 体 に数値 が 下 が りま した。そ の他 の観 察 日は、 天気 が よか つたため 、下流 に行 くは ど数値 は上が りま した。水 の 中の 酸素 量が下流 に行 く ほ ど少 な い こ とが分 か りま した。酸 素 量が少 な い こ とは 、 生 き物 に とつては厳 しい条件 か な と思 い ま したが、下流 で も魚 がはね た り,泳 いて いた りして いま した。 (2)生 物調査 ア 上流① 調 査 は、 8月 6日 (月 )に 行 いま した。 前 日の夕立のせ いか 、水 量が多 めて水 の流れ は 結構 急 で した。 こん な ところで生 き物 が住 んでい るだ ろ うか と思 い ま した が 、水 の 中に動 くもの を見 つ けま した。 早速 、 タモ で捕 ま え よ うと しま したが なか なか捕 まえる こ とがで きませ ん で した。 み んなで追 いか け回 し、や つ と補 らえる こ とが できま した。 正 体 は、ア メ リカザ リガ ニ で した。 そ の他 、 トノサ マ ガエ ルや カ フ トンボ も見 つ けま した。 川 底 は、緑色 の藻 がへ ば りつ いて い ま した。 タモ で藻 をす くい取 つて 、 自バ ッ トの中で 見 てみ ま した。 小 さな エ ビの よ うな形 を した生 き物 がい つ ぱい い ま した。 ヨコエ ビの仲 間 で した。 そ の他 、ヤ ゴ (ト ンボの幼 虫)、 イ トミミズが 見 つか りま した。 ‐4 調査は、 8月 6日 (月 )に 行 いました。水量が多かったので、川の中に入 つての調査は 行 いませんでした。上から見ると、川の中にコイ、ナマズや小魚が泳 いでいるのが見えた ので、採取することを楽 しみにしていただけに残念で した。川底は、砂地のようでした。 ところどころにオオカナダモが塊になつてました。降 りていける岸辺からタモです くって みましたが、何も捕ることができませんで した。観察では、アメンボ、カ フ トンポ、ギン ヤンマ、シオカラ トンボ、 ミシシッピアカミミガメ、ダイサギ、カルガモ を見ました。 ウ 下流③ 調査 は、 8月 28日 (火 )に 行 い ま した。天候 に恵まれ、水量も落ち着 いてい ました。 上か ら見ると、水が透明できれ いで、小魚 が泳ぎ回 つてい ま した。早速、 ロー プを伝 つて 川に降 りま した。今 日は、先生か ら大きな魚取 り用 の タモ も借 りました。また、刈谷市環 境支援員 の方も参加 してくれま した。 まずは、岸辺 の革際をす くつてみま した。小 さなエ ピがた くさん補れま した。 トゲナシ ヌマエ ビとい う種類で した。特筆 は、アユ が捕れ たことです。大きさは lltmく らいで し た。身近な川 にアユ が住んでい るとは■ きで した。 アユ は大きな清流にいるものだと思 つ ていま した。支援員 さん の話によると、「アユ は川で孵化 した後、稚魚 の うちは海に下 つ ていて、春になると川 に遡上 してきます。サケのよ うに生まれた川でな くてもあがつて き ます Jで した。川 がされいになつたか らかなと思 い ま した。捕れ た生き物は、飼 うつ もり で したが、アユ は弱って死んで しまいま した。その他、アメリカザ リガニ 、カダヤ シ、 ド ンコハゼ 、ヤ ゴ (何 トンポか不明)、 カフ トンポ、ギ ンヤ ンマ 、アメンポ を見ま した。 ‐ 5‐ 工 最下流 1合 流点)④ (沢 渡り 調査は、 8月 22日 (水 )に 行 いま した。最下流 (沢 渡り1合 流点)④ は、潮 の干満 の影 響 があ ります。千潮 の時間帯に出かけま した。合流点付近 は、水深があ り千潮 になつても 浅 くならなかつたので、沢渡川 の干上がつたところを調べ ま した。 泥が積 もつて歩きにくく、かすかに潮の香 りが しました。川には、魚 が泳いてい るのか 波紋ができてい ま した。岸辺 に降 りてい くときに、大きな カニ がいま した。 アシハ ラガニ とい う種類 で した。 ときどき、魚がはねていま した。生き物 がいそ うなポイン トがよく分 か らなか つたので、岸 か ら届 く範囲をタモです くつてみま した。 トゲナシスマエ ビとは違 う大きなエ ビが補れま した。 テナガエ ビとい う種類 で した。そ の他、マハゼ、 ドン コハゼが捕れま した。泥には、小 さな穴が いつぱい あって、何 の穴か な と思 つてい ま した。環境支援員さんか ら 「泥 の中にも生き物 がいます よ」 と教えてもら い ま した。早速、泥を掘 ってみました。泥 の中からは、 シジ ミ、ヤマ トオサガニ、 ゴカイ を見つ けま した。その他、川には鵜 が泳 いていました。潮 の千満 の影響 があるだけに、海 に関係ある生き物が見つか りました。 3 調査 の ま とめ (1)本 年度 の 取 り組 み 科 学 部 が川 に入 つ て 生 き物 調 査 を した の は 初 め て で した。 実 際 に調 べ てみ る と、 予 想 以 上 に 生 き物 が 多 い こ とに驚 き ま した 。 上 流 の 生 き物 、 下流 の 生 き物 が そ れ ぞれ 環 境 に合 わ せ て違 う種 類 が い る こ とで 、 自然 の 巧 み さが 分か りま した。 これ か らは 、刈 谷 市環 境 支援 員 さん た ち と 協 力 して 、今 回 の 結 果 を地 域 の 方 々 に 「森 前 川 の現状 」 と して伝 えてい きた い と思 い ます。 そ して、森前り│の 自然が今以上によくなるようになればと思 い ます。 (2)今 までの取 り組み 朝 日中科学部では、刈谷市環境支援員 さん と一緒 に森前川 の水質調査を してきま した。 一森前川 の現状 について 。刈谷市 ―をイ ンター ネッ トで検索す ると、 2011年 3月 26 日に行 つた調査活動がまとめられて い ます。 ‐6 ´ち 藤前川の現状について 月26日 午前晴 ∼2時 "lr円 いてゴミ拾しtJll― 行峰 川岸を歩 '朝 日中学校科学部との協同水質調査 "Ю EM波 の投入を実鮨 年 1月 鴻 毎 月1日 ●同水費口査 。 C()D調 査結果 ‐ ■籠 ,hn ― ′ ハ ● ● L -7‐ 卜凛 森前川の生き物調べ ハ "ツ かりやつ子青成支曇事業 の一 環で 「森前川 生 き物調 Nを 実施 日時 :"10■9月 4日 (土 )9:30∼ 11:3Ю '(ふ お 7.2( 参加者 :朝 日中学崚 10名 (生 縫9名・先生 1名 ) 小学生 16名・保薔者5名 亀域住民のか 名 森前川の水辺の日廊のか 名 刈谷市 名 13名 環境支彙員 el157名 … 二森 前川の生き物語 べ御提覇語5タ 。 上流 :水 濃関● E遺 楓出認.腱ロ 大変漱 ない水 (4階級) 。 上 下漉 :水 pOon遭 欄農向 少しきたない水 (2鵬 :ル カサリ "ニ キガイ 'カ スシュ スリカ ビ 「 ホ IB● ン 晴¨“ `リマ 歌 ■ ロ ロ ヽ r n ●● ● ● アンジポ タル l = 6 1 1 L歯 9 │■ ︱“ 210 ′メリカザリガニ ′ュ ヤン ヽ 'ダ せ アツモムシ [ ‖ A rゴ 力 今,i`え施 ιます // ∼′ ′θ″ 99〃 ′/7`チ ソ θメ α′ Prω 療 几衛撃薫今 ‐8‐
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