報道発表資料(PDF形式, 116KB)

平成28年10月5日
報 道 発 表 資 料
写真を活用した多世代交流まちづくりプロジェクト
今昔の写真から街を知り、認知症を知る。
認知症高齢者が 500 万人を超えていると言われる中、地域包括ケアシステムの推進により、誰もが住み慣れた
地域や自らが望む場で安心して暮らし続けることのできる地域の実現を目指し、川崎市は、専修大学(川崎市多
摩区)
、川崎市認知症ネットワーク及び株式会社 PFU(横浜市西区)と共同で、変化し続ける街・武蔵小杉をフ
ィールドに、街の今と昔の写真を媒介にして、大学生が様々な人たちと一緒に認知症の人にやさしいまちづくり
を考えるプロジェクトを実施します。
今回、大学生が認知症高齢者等から街の昔の写真を集めるイベントを実施するとともに、
「認知症カフェ」
(※)
を同時開催します。
概要
日程
平成 28 年 10 月 10 日(月・祝)13 時 30 分∼15 時 30 分頃
場所
中原市民館1階ラウンジ(川崎市中原区新丸子東 3 丁目 1100 番地 12)
目的
日頃、家などに閉じこもりがちな認知症高齢者等に街に出て来るきっかけ
にしていただくとともに、大学生と認知症高齢者等が街の昔の写真を媒介
にして交流することにより、若者や地域の人々に認知症を知り、認知症高
齢者と自然に混ざり合えるまちづくりを考えます。
中原市民館1階ラウンジ
内容
●大学生と街の昔の写真を見ながら楽しく交流します。
●簡単な飲み物を提供します。
●どなたでも御参加いただけます。
認知症高齢者やその付き添いの方の参加も大歓迎です。
事前申し込みは不要です。
●武蔵小杉駅周辺地域や川崎市内の誰もが知っている場所(例:川崎大師、鷺沼プール、向ヶ丘遊園など)の昔の写
真をお持ちの方には御持参いただき、大学生が株式会社 PFU から無償貸与されたアルバムスキャナを使って写真
を収集(デジタル化)します。
実施主体
川崎市、専修大学ネットワーク情報学部(社会情報プログラム)
、株式会社 PFU(ウェルフェアイノベーションフォ
ーラム参画企業)
、川崎市認知症ネットワーク
協力団体
一般社団法人認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)
※ 認知症カフェは、認知症の人やその家族、地域住民、医療や介護の専門職などが気軽に集い、和やかな雰囲気のも
とで情報交換や交流を行う場所です。川崎市内でも徐々に増えてきています。
問い合わせ先
●川崎市
健康福祉局地域包括ケア推進室(企画全体について)
電話:044-200-3797(担当:齋藤、角野)
経済労働局次世代産業推進室(ウェルフェアイノベーションについて)
電話:044-200-2339(担当:秋山、滝口)
●専修大学ネットワーク情報学部(大学生について)
電話:044-911-0514(担当:佐藤)
●株式会社 PFU 企画・総務部パブリックリレーション部(アルバムスキャナについて)
電話:045-305-6001(担当:徳永)
●川崎市認知症ネットワーク(認知症カフェについて)
電話:044−932-0301(担当:柿沼)