全私保連署名・カンパ運動が始まりました!

全私保連署名・カンパ運動が始まりました!
先般、7月29日に開催された本連盟の予算対策委員会において、平成29年度に向けた「国の来年度保育関係
予算・制度等要望事項」に基づいた、内閣総理大臣宛ての署名・カンパ運動を取り組むこととなりました。
日本の将来を担うすべての子どもにとって、よりよい成育環境の向上と家庭や地域における子育て支援の推
進のため、さらに保育園の質や機能の向上に向けて、下記の事項を中心に、展開することとなりました。ぜひ
保育関係者並びに保護者の皆様方のご理解とご協力をいただき、多数の署名を集約して私たちの願いを国政へ
届けたいと考えております。署名用紙とともに配布する予定の説明文も、今年度はできる限り平易な内容を心
掛けました。
また、本連盟並びに全国社会福祉協議会全国保育協議会、日本保育協会からなる保育三団体では、昨年度か
ら共同で以下の要望を国所管の省庁である厚生労働省並びに内閣府に向けて行っています。この度の署名事項
も共同要望を踏まえて取りまとめられていますことをご報告します。
つきましては、11月中旬を目途として各加盟組織並びに会員園の皆様にご協力をお願いいたします。大変限
られた期間での実施となりますが、ぜひ下記の「私たちの願い」を実現させるため、署名・カンパにお一人で
も多くの方々のご協力をくださいますようお願いいたします。
子どもの育ちと子育てを保障し保育をよりよくするための要望
私たちが国に要望すること
《子どもたちの成育環境の向上のために》
1 子どもの保育・成育環境向上のための改善を求めます。
《家庭や地域における子育て支援のために》
2 子育て家庭の経済的負担の軽減を求めます。
3 子育て中の働く親のワーク・ライフ・バランスの実現を求めます。
4 多様な保育を提供するため、地域子ども・子育て支援事業の充実・推進を求めます。
5 人口減少社会における保育所への振興対策等の実施を求めます。
《保育園の質・機能の向上のために》
6 保育の質向上のために職員配置基準・処遇の改善を進めるとともに、人材確保を図り、待機児童の早
期解消を行うことを求めます。
7 耐震・老朽化等の増改築を含む整備のための「保育所等整備交付金」拡充・推進を要望します。
8 子ども・子育て支援新制度の更なる充実と安定化のため消費税財源以外による0.3兆円超を早期に確保
し、1兆円超のプラス財源確保を求めます。 公益社団法人 全国私立保育園連盟 会 長 近 藤 遒 予算対策委員長 小 林 公 正 署名用紙の記載についてのお願い
署名用紙は、捺印の欄を省略し、住所欄を広げてありますので、「 〃 」等の略字またはゴム印等での記載
は避け、それぞれ1欄に1名ずつ必ず自署で記載をお願いします。
必ずしも、1枚に5名揃わなくても結構です(自署の場合のみ、捺印は不要となっています)。
その他、ご不明の点などございましたら、本連盟事務局(TEL 03-3865-3880/ e-mail [email protected])
までお問合せください。なお、これまでの当連盟の取り組みについては、下記のホームページに掲載しています。
http://www.zenshihoren.or.jp/
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保育通信■No. 739 2016. 10. 1.