移住者と連帯する全国ネットワーク&在日本韓国 YMCA 主催 連続セミナー「諸外国の移民政策を学ぶ」 第1回 オーストラリアの移民政策 日本に暮らす外国籍住民に対する処遇政策は、出入国管理及び難民認定法に基づいて、主 要に在留資格と在留期間の認定、在留管理によってなされています。入国後の処遇に関する 基本法や、担当省庁、差別禁止法も戦後一貫して不在のままです。 2006 年 3 月に総務省は「多文化共生推進プラン」を作成しましたが、その事業の実施は ほぼ自治体に「丸投げ」といっても過言ではありません。2009 年の入管法、住基法の改定 も非正規滞在者の排除と合法的在留者の在留管理の強化が目的であったといえます。 こうした日本の現状を打開するために、諸外国の政策から学びながら、日本の外国人受け 入れ政策の問題点を“再発見”し、今後の移民受け入れ政策の在り方を考えたいと思います。 第 1 回目はオーストラリアを取り上げます。オーストラリアは、1901 年のオーストラリ ア連邦結成とともに人種差別的な「白豪主義」を掲げ、第二次大戦後、イギリス以外からの 移民を受け入れるようになり、一方で人種差別に対する批判も受けて、1972 年に「多文化 主義政策」が開始されました。その「多文化主義政策」は今現在どのような法制度ができ、 政策が実施されているのか、オーストラリアの現在の移民政策を学びます。ふるってご参加 ください。 日 時 会 2016 年 10 月 15 日(土) 17:00~19:00 場 在日本韓国 YMCA 302 教室 (水道橋または御茶ノ水下車徒歩 6 分)裏面に地図掲載 費 講 次 回 師 用 500 円(資料代等) 慶応大学教授 塩原良和氏 2016 年 11 月 12 日(土) 17:00~ お茶の水女子大学名誉教授 宮島喬氏 「フランスの移民政策」 このあとも、引き続き、アメリカ合衆国、ドイツ、イギリス、EC などを取り上げて学習したいと思 います(講師交渉中)。 ◆会場◆ 在日本韓国 YMCA 302 教室 (東京都千代田区猿楽町 2-5-5、03-3233-0611) JR「水道橋」駅東口より徒歩 6 分、「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より 9 分 地下鉄「神保町」駅より徒歩 7 分
© Copyright 2024 ExpyDoc