特 定一階段 防火対象物 【特定一階段防火対象物】 ・屋内階段が1つしかなく、特定防火対象物の用途が3階以上または地階にある防火対象物。 ・令8区画で区切られた2つの屋内階段や、地階だけに屋内階段がある場合等、一部分でも特定一階 段防火対象物の条件を満たせば、建物全体が特定一階段防火対象物となる。 ・歌舞伎町雑居ビル火災を契機に制定 【特定一階段防火対象物に適用する規制】 ①屋内階段に設置する自動火災報知設備の感知器の高さを7.5mごととする※1。※1 地階を起点とする。 ②自動火災報知設備の受信機に再鳴動機能を付ける。 ③室内または室外において、自動火災報知設備や非常警報装置の音響装置の音が聞き取りにくい場合 は、それが聞こえるように処置をする。 ④避難器具を設ける場合は、以下のいずれかの条件に適合させる。 ⑴安全かつ容易に避難することができる構造のバルコニー等※1に設置する。※1 床面積2㎡以上 ⑵常時、容易かつ確実に使用できる状態で設置する。 ⑶一動作※2で、容易かつ確実に使用できる状態で設置する。※2 開口部を開口する動作および保安装置を解除する動作を除く。 ⑤避難器具の位置を示す標識を設ける。 ⑥収容人員が30人以上の場合は1年に1回防火対象物点検を行う。 H28.9.30 SUGI http://syoubou.jp/
© Copyright 2024 ExpyDoc