阿武山観測所京大ウィークス 2016 スペシャル・プログラムのご案内 京都大学阿武山観測所では、この度、京大ウィークス 2016 の一環として、スペシャルプ ログラムを行います。 京大ウィークス 2016 スペシャル・プログラム 歴史・文化と最先端。地震観測と減災を学ぼう 日程:2016 年 11 月 2 日(水) ・3 日(木・祝) 【プログラム】 特別レクチャー 全6回 :要事前予約 先着順 時間とテーマ・講師 ①11/2(水) 10:00-11:00 地震学の夜明けを築いた初代所長志田順の業績を振り返る 〜生誕 140 年記念企画 講師:阿武山サイエンスコミュニケーター 溝口宏一 ②11/2(水) 13:00-14:00 改めて振り返る阿武山古墳 ー発見から埋め戻しまでー 講師:阿武山サイエンスコミュニケーター 杖本富夫 ③11/2(水) 15:00-16:00 築 80 年越の文化遺産 ー阿武山観測所の建築探訪ー 講師:阿武山サイエンスコミュニケーター 川村雅範 ④11/3(木・祝)10:00-11:00 地震の揺れから考える減災 ーじっくり感じる揺れ体験のススメー 講師:白山工業株式会社・防災士 黒田真吾 ⑤11/3(木・祝)13:00-14:00 減災学を学ぼう!『避難の心理学』 講師:京都大学阿武山観測所 教授 矢守克也 ⑥11/3(木・祝)15:00-16:00 地震学最先端 満点計画が描く地下構造 講師:京都大学阿武山観測所 所長 飯尾能久 【同日の展示・定例見学会のご案内】 特別レクチャーの各回前後の時間に、定例一般公開で実施のミニレクチャーおよび所内 見学ツアーにご参加いただくことができます。また、今回の特別展示・体験コーナー等に ご自由にご参加いただけます。詳しくは、下項をご覧ください。 ■初代所長 志田順の業績を振り返る特別企画展示 地球物理学者として当時世界の地球科学の先端を牽引した志田順(しだ とし、1876 年 5 月 28 日 - 1936 年 7 月 19 日)は、当観測所の初代所長でもありました。生誕 140 年、没 後 80 年にあたるメモリアルイヤーである今年、志田先生にまつわる特別展示を行います。 観測所に所蔵されていた古い資料等からピックアップした当時の貴重な学術資料等の公開 とともに、地震学にもたらした業績等を振り返ります。 本館3F 多目的室にて ■体験コーナー:地震ザブトン 過去に起きたさまざまな地震の揺れを実際に体験できる装置「地震ザブトン」を今年も 招聘。神戸や仙台など、阪神・淡路大震災や東日本大震災の被災地に設置された地震計の 波形データをもとに、車いすのような座席がその場所での揺れを再現して大きく揺れ動き ます。今回は、今年4月の熊本地震の揺れもインプットしており、体験できます。それぞ れの地震の揺れがどのようなものだったのか体験してみましょう。 西館2F セミナー室1にて 協力:白山工業株式会社 ■「満点地震計」満点地震観測の機器紹介 阿武山観測所を拠点に現在行われている地震観測『満点計画』 。小型の地震計を無数に配 置し、得られる波形の解析から、地震の発生メカニズムを解明しようとする研究です。こ の手のひらサイズの地震計を実際に紹介しつつ、満点計画の全貌と、この研究に市民サポ ーターが参画する活動についても紹介します。 西館2F セミナー室2にて ■定例プログラム:地震学の歩みミニ講座および所内見学ツアー(約 60 分) 現在行っている定例見学会で実施のプログラムをお届けします。阿武山観測所への来訪 が初めての方におすすめのプログラムです。両日①11:00、②14:00 の 2 回実施します。お 申し込みいただいたプログラムの前後に、ご参加ください。 本館1F セミナー室にて ■手作り実験装置 展示コーナーでは、プロジェクトに関わる学者や、阿武山サポーターが作成した、模型、 実験装置などの数々で体験的に学ぶことができます。特に今回初披露となる「ウィーヘル ト地震計上下動・水平動の原理模型」(制作・解説:伊東和彦 京都学園大学バイオ環境学 部 准教授)等にご期待ください! 西館2F セミナー室2にて ================================================================ 阿武山観測所 所在地 〒569-1041 大阪府高槻市奈佐原 944 ウェブサイトであらかじめアクセスをご確認ください。 問い合わせ:TEL:072-694-8848 (平日 10:00〜15:00) (お問い合わせのみ。TEL での申込みは受け付けておりません。 )
© Copyright 2024 ExpyDoc