報道資料提供 提供日時:平成 28 年 10 月 6 日(木) 問い合わせ先 〒598-8550 大阪府泉佐野市市場東 1 丁目 295-3 泉佐野市教育委員会 教育総務課 文化財係 大関逸子 TEL:072-463-1212 内線 2346 FAX:072-469-5267 表 題 ひ ね のしょう お お ぎ 「日根 荘 大木の里 コスモス園」の開園について 平成 25 年に「日根荘大木の農村景観」として大阪府で初めて国の重要文化的景 要旨・経緯 観に選定された大木地区の自然豊かな美しい景色を楽しんでいただけるように、 今年も休耕田を活用しコスモス園を開園します。 広報 ポイント ○名 称 平成 28 年度宝くじの社会貢献広報事業(コミュニティ助成事業) 「日根荘大木の里 コスモス園」 ○期 間 平成 28 年 10 月 15 日(土)~30 日(日)午前 9 時~午後 4 時 ○場 所 泉佐野市大木(南海バス犬鳴山行き「境界橋」停留所すぐ) ○入園料 無料 ※コスモスの販売をします。1本 20 円・お一人様 5 本まで ○主 催 大木まちづくり協議会 ※臨時駐車場を設けていますが、できるだけ公共交通機関でお越し下さい。 ※天候(日照時間等)で開花が遅れる場合がありますのでご了承下さい。 (詳細は別紙ちらしを参照) 「日根荘大木の農村景観」 くに し せ き ひ ね のしょう ちゅうせいしょうえん 国 史跡日根 荘 遺跡( 中 世 荘 園 )に指定されている寺社やお堂など、大 木地区には中世からの歴史が伝えられる場所が多く残されています。また日根 まさもとこうたびひきつけ くないちょうしょ 荘の時代に暮らす人々の様子を詳しく記した日記『政 基 公 旅 引 付 』 (宮 内 庁 書 りょうぶ 陵 部 所蔵)などの史料から当時の風景や生活が想像できます。 このように当時を彷彿できる自然豊かな景観が評価され、平成25年10月17日に この大木地区が大阪府で初めて国の重要文化的景観に選定を受けました。 (選定地は平成28年9月現在で全国で50ヶ所) コスモス園では日根荘遺跡のPRパンフレット等も無料配布します。 平成28年度 宝くじの社会貢献広報事業(コミュニティ助成事業) 日根荘大木の里 コスモス園 30日 [日] 2016年 10月15日[土] コスモス園は、 「日根荘大木の農村景観」 として 国の重要文化的景観に選定された大木地区にあります。 伝統的な農村景観の広がるこの地で、 コスモスを愛でてみませんか。 開園時間 9 : 00 16 : 00 咲いているコスモスを販売します。1本 20円(お一人様 5本まで) ひ ね の しょう おおぎ 日根荘大木の里 コスモス園 2016年10月15日[土] 30日[日] 大木地区の自然豊かな環境を皆さんに楽しんでいただけるように、大木まちづくり協議会では、 休耕田を活用し、昨年からコスモス園を開園しています。今年は昨年の課題を活かし、コスモスが 満開に咲き誇るよう取り組んでいます。「日根荘大木の里 コスモス園」にぜひ足をお運び下さい。 大木地区は平成 25 年に大阪府で初めて、国の重要文化的景観「日根荘大木の農村景観」として選定 されました。これを契 機に、豊かな自然と歴 史が息 づく環 境を次の世 代に受け継ぎ、これからの地 域の あり方について考えていくために、「大木まちづくり協議会」を発足しました。協議会では、地域を美しく する活 動として、コスモス園 以 外にも、沿 道にプランターを設 置し色とりどりの花を植える活 動のほか、 国 史 跡 長 福 寺 跡で周 囲の景 観に調 和 するよう稲 作を実 施 するなど、さまざまな活 動を実 施しています。 日根荘大木の里コスモス園は、耕耘や草刈りなど 5 月から準備を進め、 7 月末に種まきを行いました。 今年はコスモス畑の中を歩いて観賞できるように、通路も設けています。皆様に綺麗に咲いたコスモス を見て頂けるよう、開園まで頑張って管理しています。ぜひ、お越しください。 重要文化的景観「日根荘大木の農村景観」 日根荘大木の里 コスモス園 MAP 泉佐野市大木地区は、和歌山県との境をなす和泉山脈の豊 至 日根野 かな自然に恵まれ、山間部の盆地ならではの地形を活かし 境界橋 バス停 た伝統的な農村風景が広がっています。 また、「国史跡日根 荘遺跡」に指定された日根荘由来の寺社やお堂などにより、 関西聖地霊園 入口 朗々と歴史が伝えられています。現在の大木地区は、日根荘 コスモス園 境界橋 いりやまだむら の時代には入山田村と呼ばれ、上大木、中大木、下大木は、 ふなぶち しょうぶ 駐車場 府 道 62 簡易トイレ あります 号 おおぎ それぞれ船淵、菖蒲、大木に当たるとされています。 くじょう まさもと 日根荘の領主であった九条政基が 15 01(文亀元)年から 4年間長福寺に滞在し、当時の日根荘に暮らす人たちの様 線 まさもとこうたびひきつけ 子を詳しく記した『政基公旅引付』の舞台ともなりました。 このような豊かな自然と中世荘園に由来する土地利用のあ 至 大木・犬鳴山 「重要文化的景観」 り方が評価され、平成 2 5 年 10月 17 日、 アクセス に選定されました。 この景観は、中世まで歴史的変遷をたど 南海・泉佐野駅もしくはJR・日根野駅から南海バス「犬鳴山」行き乗車、 ることができる貴重なもので、地域の大切な財産として次の 「境界橋」下車、歩いてすぐ。看板やのぼりが目印です。 ◎コスモス園に臨時駐車場を設けていますが、 できる限り公共交通機関でお越し下さい。 世代へ受け継いでいきたいものです。 文化的景観とは 文化的景観は、平成 16 年の文化財保護法改正で新たに 文化財に位置づけられ、 「地域の人々の生活や生業、風土 により形成された景観地で、国民の生活又は生業の理解 主催:大木まちづくり協議会 のために欠くことのできないもの」とされています。文化的 景観のなかでも特に重要なものに関しては、国が「重要文化 お問い合わせ:泉佐野市教育委員会教育総務課 的景観」 として選定します。 〒598-8550 大阪府泉佐野市市場東 1 丁目295 –3 ※平成 28 年 8 月末現在、全国で 50 件が重要文化的景観 TEL 072-463-1212(代) http://www.city.izumisano.lg.jp に選定されています。
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