平成 28 年 10 月 4 日 日新製鋼株式会社 各位 当社および当社子会社従業員による不正行為について この度、当社グループにおきまして、当社設備に関する補修工事の架空請求による不正 行為が判明しましたので、下記のとおりお知らせいたします。 関係者の皆様には多大なご心配とご迷惑をお掛けすることになりますことを深くお詫び 申し上げます。 記 1.不正行為の概要 平成 24 年 2 月から平成 26 年 11 月にかけて、当社呉製鉄所の補修設備工事について、当 社および当社子会社である日新工機株式会社(以下、 「日新工機」)の設備保全担当者と取引 先事業者が共謀し、作業実体のない工事の取引を発生させ、架空請求により工事代金を不正 に受領し、当社に対して約 86 百万円の損害を与えたことが内部通報等に基づく調査の結果 判明いたしました。 2.当社の対応 不正行為を行った関係者に対し損害賠償請求の訴訟を行うことといたしました。また、関 係従業員に対しては厳正な社内処分を実施します。 3.業績への影響について 過年度の財務諸表および平成 29 年 3 月期業績予想に与える影響はありません。 4.再発防止策について 徹底した社内調査を実施し、本事案の詳細と原因の究明を進めるとともに、業務フローの 再整理や内部監査強化、コンプライアンス教育の徹底等の再発防止策を策定し、鋭意実施し ております。当社はコンプライアンスを重要な経営課題と位置づけ、その充実に向けて取り 組んでまいりましたが、そのような中で本事案が発生したことは誠に遺憾であります。今般 の不正行為を厳粛に受け止め、コンプライアンスの強化に一層努めてまいります。 以上
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