161001-01 - 八幡地区自治組織運営協議会

日に臼杵市へ人
臼 杵市 で 人 権 フィ ー ル ドワ ー ク 研 修
八幡地区人権教育推進協議会は9月
23
講師を 付けて頂 きまし た。
2つの被差別集落であっ
た所に案内してもらいま
した。現在は誰も住んで
はいないとのことです。
古文書によると160
0年代の後半から既に
「エタ」や「非人」とい
う記述があるようです。
それらの人たちは環境の
劣悪な所に住む場所を指
定されていたようです。
一つは蛇行した川が正
面からぶつかる崖にへば
りつくように形成された
地区で大雨のたびに増水
と激流で生きた心地がし
なかったろうと思われる
劣悪な環境でした。
もう一つは急峻な山地
が押し迫る地区で鹿やイ
ノシシがの出没するのを
駆除する目的で住まわせ
られたようです。これも
大雨が降れば土砂崩れや
小川の氾濫などの危険を
常に抱えたような地区で
す。
2地区とも生活用水の
整備はされていなく地区
を流れる小川や遠くの湧
水を運んで生活していた
ようです。
臼杵藩には3つの処刑
場があり、その一つの処
刑場近くに墓石と思われ
る石が散在しているが、
近くの被差別集落の者が
見かねて遺体を埋葬し墓
石を建てたのではと推測
されています。
また、1854年(安
政元年)には町屋前に捨
てられた子供を被差別地
区の人々が預かり養育す
る等の記述も古文書にあ
るなど、藩が身寄りのな
い子どもの養育を頼んだ
【編集・発行】
八幡自治組織運営協議会
【事務局】
八幡自治会館
(八幡の郷サンホール)
℡:72-0033
りしていたようです。
このように、被差別集
落の人たちは、藩によっ
て住む所や職業を決めら
れるという、政治によっ
て作られた「差別」によっ
て、周囲から受け入れて
もらえず、厳しい生活を
余儀なくされていたよう
です。
そのような劣悪な環境
の中にあっても、人間と
して慈愛に満ちた心を持
ち生活していたようです。
「寝た子を起こすな!」
と言われたりしているが、
今も相手の出身地を暴こ
うとするようなことが未
だ行われています。私た
ちは、同和問題に関する
正しい知識を学び、誰も
が幸せに暮らしていける
社会の実現に向かって人
権差別のない社会を目指
していかなければなりま
せん。
1
自治組織基金は地域住民
の負担金と町からの基金助
成により造成する基金です。
出費多難の折、恐縮ですが
よろしくお願い致します。
金額 一戸 200円
時期 10月末まで
基金・運営費の地元負担金の
徴収にご協力下さい
*地域活動費とは?
地域で取り組む、事業・行事や問題解決などの
助成をする活動費です。
*助成条件
・一事業の上限は10万円です。
・自治組織の目的にそっている事
・領収書もしくはそれに見合うもののある事
・役員会の承認を得る事
・金額、目的により助成は100%ではありません
何かひらめいたら、自治会館事務局に御相談下さい。
権視察研修に行きました。
こちらからの研修の人
員は 名で、臼杵市に着
いた後2班に分かれてフィー
ルドワーク形式で同和対
策地区周辺を約2時間か
けて研修でした。
2班に分かれた各班ご
とに人権・同和問題啓発
▲両端の人権・同和問題啓発講師と一緒
にフィールドワーク出発前の臼杵消防署で
地域活動費の第2回申請締め切りは10月末です
紙面の都合上掲載出来なかった記事や写真をホームページ上にて公開しているので、ぜひご覧ください。ホームページへは「八幡自治組織」検索
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平成28年10月1日
広報「やはたさんほーる」 10月号
第134号