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鮮明なイ メー ジングを助 ける
ビジュアルマテリアル
あなたが、ある目標に向かって 自らを強 く駆 り立てねばな らないとき、また、プログラムがあなたにイメージングを求めるとき、
「息づかいが感 じられるほど鮮やかに心に描 くこと」を意味 します。このベージは、そ うしたあなたの鮮やかなイ
それは、いつ も、
「象徴物つ ために設けてあ ります。写真、絵、図面、リス ト.… … あなたの鮮やかなイメー ジング助けるもので
メー ジングを助ける
あれば何で も貼って ください。
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#
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第6章 :食 について
■低温 しぼ りのキ ャノ ー ラ油 とオ リー ブオイル を家庭 で使 う油 の 中心 に置 け。
■ 一 日30グ ラム程度 の食物繊維 を必 ず とれ 。
■蛋 白質源 のバ ラ ンス を崩 す な。
■蛋 白質 の過剰摂取 が 病気 を招 く。
■食 は味 わ い尽 くせ 。
■ 同 じ物 を毎 日食 べ るな。
■大食 い は病気 の もと。
■野菜 を多 くとれ 。
■ 自分 の舌 を信 じて、楽 しく食 べ よ う。
生活習慣病 は、食生活 のアンバ ラ ンス と運動不足が主たる原因になってい ま
す。しか し飽食の時代、さまざまな食品が紹介 され、町にあふれている現状 で、
あれを食べ るな、 これはい けない、 とい うガイ ドライ ンはほ とんど機能 してい
ない ように見えます。
「食 の なになに」 とい う本が書 店 の店頭 にず らりと並 び、 さまざまな立場 の
専 門家がなにや ら難 しい言葉 で食 を論評 してい ます。 しか し、食は食。人生 に
おける偉大 な快 楽 の一つであることは、紛れ もない事実 なのです。そ うであれ
ば、 われわれはヘ ルスモ ティベーシ ヨナルプログラムのユーザ ー らしく、知的
に食 を楽 しむ ことに専念 しようではあ りませんか。
第 6章 では、生活習慣病 の原因になるい くつかのポイ ン トを挙 げ、必要最小
限のべ か らず集 にとどめてあ ります。 しか し、 このガイ ドライ ンが実現で きれ
ば、あなたの食生活 は大幅 に改善 されることは まちが いあ りません。食べ る楽
しみを残 しなが ら、健康的な食生活 を実現する ことは、実 は、 たいへ ん難 しい
ことです。
しか し、ヘ ルスモ ティベー シ ヨナルプログラムのユーザ ー には、 ここまでの
レッスンで啓発 されて きた健康意識 とい う強 い武器があ ります。それを活用す
れば、食生活 の改善 はたやす く成 し遂げられるにちがいあ りません。
■脂肪
食 に関す る章 の最初 に脂肪 を取 り上 げたのは、人間 は概 して脂肪 を好む傾向
があ り、その脂肪 に対する欲求 と、著 しい過剰摂取が命 を縮めてい るとい う事
実 には疑 いの余地がないか らです。「こって りした食べ物」、つ ま り、高脂肪食
品 は確実 にあなたの寿命 を縮め、心疾患、血管関連疾患、 ガン、糖尿病 などの
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メモ
深刻 な病気 の 原 因 となるのです。
1970年 代 、 ベ トナ ム戦争 にお け る戦死者 の解剖所 見が公表 され、 19歳 か ら20
歳 の 若者 の 多 くに、冠動脈 の著 しい コ レステ ロー ル沈着 が認 め られた とい う事
実 を きっか け と して、 アメ リカにお け る高脂肪 食生活、特 に飽 和脂肪 の摂取過
剰 が クローズ ア ップ され る よ うにな ります。
脂肪 と一 口 に言 って も、構 成す る脂肪酸 の型 によって、飽 和脂肪 と不飽和脂
肪 とに分 け られ ます。完全飽和 脂肪 とは 、脂肪酸 を構 成す る炭素原子 の もう一
方 の 手 が 、す べ て水 素 とつ なが ってい る もの、す なわ ち完全 に飽和 して い る も
の をいい 、完全不飽和脂肪 とはその 反対 に、炭 素 の もう一 方 の手が完 全 に空 い
て い る もの をさ します 。す べ ての脂肪分 は、 この完全飽和 か ら完全 不 飽和 の 間
の 、 どこか に位置す る こ とになるので づ。
飽和脂肪 は一 般 に動物性脂肪 で 、温度 の低 下 に よって 白 い 固形物 にな ります。
チ ュー ブ入 りの ラ ー ドが そ の いい例 で 、 ベ ー コ ン を焼 い たあ とに残 った油 も、
温度が下が る と同時 に、透 明か ら、白 い 固形 のか た ま リヘ と変化 します。一 方、
不飽和脂肪 は温 度 の 変化 にあ って も安定 してお り、固 ま った り、変色 した りす
る こ とは あ りませ ん。 リノ ー ル酸 を多 く含 む 、 サ フラワ ー油 は 、不飽和脂肪 を
代 表す る もので 、完全不飽和 に近 い 、多不飽和 油 と呼 ばれて い ます。
飽和脂肪 が動脈硬 化 の 原 因 になる こ とも、 また戦争 によって立 証 され、医学
界 の常識 とな りま した。 第 二 次世界 大戦 の 戦場 となった ヨー ロ ッパ にお い て 、
肉、卵 、 チ ーズ とい う、彼 らの食 生 活 を形成 す る主 原料 の 入手が 困難 になった
と同時 に、虚血性心疾患 に よる死亡 率 が下 が り始 め 、戦争 の終結 とともに再 び
元 の 水準 に戻 った とい う事 実 は 、そ れ らの食材 が 多 く含 んで い る飽 和脂肪 の 、
動脈硬化 や心疾患 へ の影響 を強 く示唆 した ので す。
しか し、 当時 の 医学水準 、一 般 的 な健康意識 の低 さか ら、 この事 実 は変 える
こ とので きない もの と して認知 され、欧米式食生活 と動脈硬化 はつ き物 で あ り、
「 そ こ に生 きる以上 、必然 的 に さ らされ る脅威 J程 度 の 受 け止 め 方 しか され ま
せ んで した。
しか し、1970年 代 、 ベ トナ ムでの 戦死者 の解剖所 見 を きっか けに して、飽 和
脂肪 と虚血 性心疾患 との 因果関係 が急速 に取 りざた され る こととな り、製油業
界 は、そ の生 き残 りをか け て 、不飽和 脂肪製 品 の宣伝 を始 め ます。 リノー ル酸
が動 物性脂肪 と比 較 して 、 血 清 コ レス テ ロー ル値 を下 げ る とい う研 究結果 を唯
一 の よ りどころ と して 、主要先進 国 にお け る製油 業界 の一 大 キ ャ ンペ ー ンの結
果 、サ フラワー油が食用脂肪 の 中心 を成 す よ う にな り、そ の大量消費が始 まっ
て 、現代 に至 ってい るので す。
しか し、われわれ は多不飽和 脂肪 が 、健康 に とっての福音 で あ る とい う説 に
は大 きな疑 間 を持 ってい ます。 なぜ な ら、1970年 以 降、虚血性心疾患 に代 わ っ
て ガ ンが死亡原 因 の トップにお ど りでて きたか らで す。不飽和 脂肪 は 、脂肪 酸
の 連鎖が不飽和 で あ る こ とか ら、非常 に酸 化 しやす い性 質 を持 って お り、酸化
に よって生 成 され る過酸化脂 質 とそれ に よって増加す る活性酸素 の作用 に関 し
て は 、す で に第 4章 でふ れ ま したが 、そ れ は 、DNAを 傷 つ け、 自己免疫 疾患
や炎症性疾患 を悪 化 させ 、老化 と組織 変性 を促進 す る とい う、健康維持 に とっ
て決定的 な被 害 を与 えて しまうので す。
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多不飽和脂肪 と発 ガンに関す る明確 な因果関係 はい まだ発表 されてはい ませ
んが、安価やス ピー ドを売 り物 にする ファース トフー ド業界や、激 しい価格競
争 にさらされているス ナ ック業界が、酸化 した油 を多用 してい ることは周知 の
事実 であ り、それ らの普及 と、発 ガン率 の 曲線が きれい に相 関す るとい う事実
は、そ こになにかの 因果関係が存在 してい ることを強 く示唆 してい るのです。
第 4章 のキー ワー ド「酸化 した油 を国に入れるな」 は、そ うした背景 の もとに
提起 されました。また、サ フラワー油 は口当た りの軽 い油 として人気 があ りま
すが、その軽 い 口当た りゆえに、多 く摂取 して しまうとい う欠点 も付 け加 えな
ければな りません。
結論 として、健康維持 を図る上での油の選択 には以下の点 に留意す る必要が
あ ります。
①
飽和脂肪 も多不飽和脂肪 も健康 にとって高 い リス クがあ ります。生活 コ
ス トはあが りますが、家庭 で使用す る油 の中心 を、単不飽和脂肪、すな
わち、熱処理 をした り、溶剤 を添加 してい ない、低温 しぼ りの「キャノ
ー ラ油Jと 、エ クス トラバー ジン、 もしくはバー ジ ンと記 されたオリー
ブ油 に換 えて下 さい。
②
すえたような油のにおいがす る食品 は、た とえそれが何 であ って も口に
入れて はいけません。
③
油 をポ ッ トに保管 して、何度 も使用するのはやめましょう。使用す る油
の量 を減 らして、一 回 ごとに廃油処理剤 を使 って可燃 ごみ として処理す
ることが理想です。
④
レシピに書かれ たすべ ての油 の量 を、30パ ーセ ン ト下げて ください。
この節 のキーワー ドは、「低温 しぼ りのキャノーラ油 とオリーブオイルを家
庭 で使 う油の中心に置け」、です。
■炭水化物
炭水化物 は糖質 ともいい、人間の体 を構成 してい る成分 としては、全体 の 1
パーセ ン トにもな りませ ん。 しか し、摂取 される栄養素 としての炭水化物 は、
全体 の70パ ーセ ン トにも当た ります。つ まり、それは、体 を形成するのではな
く、動 かす ための燃料、エ ネルギ ー源 として重要 な役割 を担 っているのです。
われわれの食生活 の 中で もっとも多 く摂取 されている ものはデンプンです。
デ ンプ ンは、グルコース とい う糖分 でで きてい るため、炭水化物、糖質 に分
類 されます。デ ンプ ンを生成す るのは植物で、光合成 によってつ くられたグル
コース を使 ってデンプン質 を形成 します。それを、人間が食べ る ことによつて、
再 びグル コース に分解 してエ ネルギー として利用す るとい うサイクルが形成 さ
れてい るのです。また、利用 されなか ったグル コースはグリコーゲ ンとい うデ
ンプ ンに近 い形 で肝臓や筋肉 にた くわえられ、非常用 のエ ネルギー として利用
す るシステム になってい ます。
植物 は太陽か ら発せ られる巨大 なエ ネルギー と、地中か ら吸 い上げた水分 を
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reserved.
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メモ
使 って 、 デ ンプ ン とい う化学 エ ネ ル ギ ー を生 成 します。 つ ま り、 われわれ は グ
ル コース とい う形 で太 陽 と大地 の エ ネル ギ ー を得 て い る とい う こ とがで きるの
で す。
糖 質 の 中 で 、 バ イ タル シ ス テ ムズ が注 目す るのは 、食物繊維 で す。 食物繊維
とは人 間 の 消化酵素 に よって分解 され に くい もの 、す なわ ち、吸 1又 され に くい
糖 質 を総称 してそ う呼 び ます。多 くの 人の 誤解 は、食物繊維 を レタスの芯 や セ
ロ リにあ る長 い繊維状 の もの と思 つてい る点 です 。 こん な もの をい くら食べ て
も食物繊維 を とるこ とはで きませ ん。 デ ンプ ンで も生 で 食べ れば 、消化酵素 で
はなか なか分解 され な い ため、食物繊維 と同 じ働 きをす る とい う理屈 です 。
食物繊維 を大 別す る と、水溶性 食物繊維 と、非水 溶性 食物繊維 に分 ける こ と
がで きます。
水溶性食物繊維 には、①果物 や野菜 に多 く含 まれるペ クチ ン、② こんにゃ く
に多 く含 まれるグルコマ ンナ ン、③海藻類 に多 く含 まれる海藻多糖類があ りま
す。 また非水溶性食物繊維 には、①穀類 や野菜 に多 く含 まれるセル ロース、②
海藻類 に多 く含 まれるヘ ミセルロース、③ エ ビやカニの外骨格 に多 く含 まれる
キチ ンがあ ります。
食物繊維 は、消化吸収 されないため、エ ネルギー となることはで きません。
こ うした意味で、食物繊維 のことを機能性食品 とよび、栄養素 となる食品 と区
別 してい ます。すなわち、食物繊維 は栄養源 とはちが う重要な役割 を体 の 中で
担 っているのです。食物繊維 を代表す るペ クチ ンは、腸 の 中で どろどろ したジ
ェル状 の物質 となり、胆汁の分泌 を促 して、 コレステロールの排泄 を助けます。
また、非水溶性 の食物繊維 は、溶ける ことな く腸 に達 し、大腸 の内容物 の容
量 を増やすため、腸 を刺激 し、便通 を促進 します。 これによって、腸内にあ る
食物 のかすか ら発生する発癌性物質が蓄積 しに くくな り、大腸 ガンや直腸 ガン
にかかるリスクを低 く抑 えることがで きるのです。
結論 として、食物繊維 を、一 日1000カ ロ リーあた り12グ ラムを目安 に摂取す
ることをお勧 め します。成人が一 日に摂取すべ きエ ネルギーは男性 で2500キ ロ
カロ リー、女性 で2000キ ロカロ リーですか ら、食物繊維は30グ ラムか ら25グ ラ
ム必要 とな ります。 また、食物繊維 を多 く含む、摂取 しやす い食品 は以下 の五
品 日です。工夫 して、毎 日の食事 に取 り入れて ください。
①
②
③
④
⑤
ひじき
干ししいたけ
100グ ラムあた り43グ ラム
100グ ラムあた り42グ ラム
焼き海苔
オー トミール
100グ ラムあた り10グ ラム
納豆
100グ ラムあた り 7グ ラム
100グ ラムあた り30グ ラム
この節 の キ ー ワー ドは、「 ´日30グ ラム程度 の 食物繊維 を必ず とれJ、 です 。
■蛋 自質
蛋 白質 は 、20種 類以上 の ア ミノ酸が鎖状 に連 な ってい る物 質 で 、摂取 され る
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と、体内でア ミノ酸 に分解 されて吸収 される性質を持 ってい ます。そ して、蛋
白質 は筋肉 をかたちづ くつた り、 ホルモ ンや酵素 を構成 した りす る、体 にとつ
てたいへ ん重要 な物 質なのです。
体内におい ては、常時新 しく生成 され、古 い ものか ら分解 されて代謝 されて
しま うため、一定量 の蛋白質を常 に必要 としていて、必要量 に足 りない と体 の
バ ラ ンスが崩 れて しまい ます。食事 の大 きな目的の一 つ は、 この蛋白質 を補給
す ることにあるといって も過言ではあ りません。
通常、われわれは食肉や、卵、乳製品、魚 などか ら動物性蛋白を、米、パ ン、
大豆 、 ジャガイモ、 トウモロコシなどの穀類 か ら植物性蛋白 を摂取 してい ます
が、蛋 白質 自体が もた らすエ ネルギーはたい した ものではあ りません。蛋白質
の持 つ熱量 は 1グ ラムあた り4キ ロカロ リーで、一 日に必要な蛋白質は60グ ラ
ムか ら75グ ラムです か ら、成人男子 が必要 とする2500カ ロ リーの内の10パ ーセ
ン トに過 ぎません。すなわち、蛋白質の摂取 はその量 ではな く、質 と、それ ら
の動物性蛋白、植物性蛋 白をバ ラ ンスよ く取 り込む ことが課題なのです。
肉が好 きだか らといって、肉ばか り食べ ていれば、尿酸値 をあげて、通風 に
かかるリスクを高めて しまい ます。 また、蛋白質は、体内でアミノ酸 に分解 さ
れて吸収 されるのですが、何 らかの理由で、分解 されず に吸収 されて しまうと、
われわれの免疫系 はそれを異物 と判断 して攻撃するため、激 しい アレルギー反
応 を呈する ことにな ります。すなわち、い くら卵が好 きだ といって も、一度に
5個 も6個 も食べ れば、卵 白が分解 されず に吸収 されて、卵 アレルギー を起 こ
す ことになるのです。
こう して過剰 に摂取 した蛋白質は、体外 に排泄 される部分 と、脂肪 に合成 さ
れて体内 に蓄積 される部分があ り、蛋白質の過剰摂取 は肥満 の原因 にな ります。
同時 に、 ほとん どの動物性蛋 白源 は脂肪 を多 く含 み、 これ も肥満 の原因 とな り
ます。 また、蛋白質の過剰摂取 は、肝臓や腎臓 にとつて負担 とな り、 さまざま
な疾患 の原因 とな ります ので注意する必要があ ります。
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結論 として、蛋白質 は以下 の基準 に沿 って、計画的 に摂取す る ことを′
て ください。
①
食 肉、卵 、乳製 品、魚 、米 、 パ ン、大 豆 、 ジ ャガイモ 、 トウモ ロ コシな
どの蛋 白源 を偏 らず、 バ ラ ンス よ く摂取 して くだ さい 。朝食 で は、米 と
バ ン を一 日お きに し、 パ ンの ときには卵 と牛乳 、米 の ときには魚 に納豆
とい った組 み合 わせ を し、週末 はオ ー トミー ルの朝食 にす るな どの気 遣
い が必要 で す。夕食 で は 、主菜 は肉 に偏 らず、魚 と一 日お きにす る よ う
心が け て くだ さい 。
②
蛋 白質 の 摂取量 を女性 で 、 一 日80グ ラ ム まで、男性 で 、 一 日100グ ラ ム
まで に抑 えま しょう。
③
さが け ま しょう。す なわち、量 よ り質 の精神 で食事 にの
良質 の蛋 白源 を′
ぞんで くだ さい 。
この節 のキー ワー ドは、「蛋白質源 のバ ラ ンス を崩すな」 そ して、「蛋白質の
過剰摂取が病気 を招 くJ、 です。
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■健康な食生活 とは
(1)味 わ つて、おい しく食 べ よ う
食事 を、化学実験 の ように してはいけません。第 6章 では、蛋白質 は何 グラ
ム まで、 とか食物繊維 を何 グラム以上 といい ましたが、 これは、あなたがその
分量 を体得するための 目安 として 申 し上げたわけです。あなたはその分量感 を
程 な く体得す るはずです。
そ して、「 きょうは少 し蛋白質 を取 りす ぎたな」 とか 「食物繊維が足 りない
な」 となんとな く気 づ くようになるはずです。その程度でいいのです。あ とは、
楽 しく、食事 を賛美 しなが ら、それを味わい尽 くす ような気持 ちで食べ て くだ
さい。消化活動 はそ うした快楽 をともなって食 を味わ ったときにもっとも活発
に働 くとい うことを明記 して ください。
(2)新 鮮 な食材 を幅広 くと りいれ よ う
食 において、 もっとも大 きな弊害が生 じるのは、偏 った食材 に固執 して、長
期 にわたって食べつづ けたときです。バ ジルや、マ ッシュルーム、セ ロ リ、ブ
ロ ッコリーなどには天然 の毒性 があ ります。加熱処理 をするとそれ らの毒性 は
失 われて しまい ますが、毎 日それを食べつづ ければ、や は り、少 しずつで も体
に蓄積 されてゆ きます。
要す るに、新鮮 な食材 を幅広 く取 り入れていれば、 ローテーシ ョンが きき、
同 じ食材 を毎 日食べつづ ける ことによつて生 まれる害 を未然 に防 ぐことがで き
るとい うわけです。
(3)大 食 は避 け よ う
小動物 医学会 にお け る食餌 に関す る発 表 の 中 に、同 じカ ロ リー値 を持 つ ドッ
グフー ドで 、そ れぞれ300グ ラ ム と500グ ラ ムの食餌 を調整 し、大 を二 つ の グ ル
ー プに分 けて 7年 間与 え続 けた結 果 、300グ ラ ムの 食餌 を与 え られ た グル ー プ
の ほ うが長生 きだ った とい う研 究結果 は 、大 食 よ り小 食 の ほ うが健 康維持 に寄
与 す る とい う事 実 を明確 に物語 ってい ます 。 しか し、動物 は飢餓 を引 き金 に進
化 し、温血動物 へ の 進化 も、体 内 の酵素反応 を高 めて 、 よ り多 く栄養 を吸収 し
よ う とした試 みであ った ように、生 来、大 食 にで きて い ます 。餌 があ る うち に
食 べ 溜 めてお こ う とい う本 能が きっ とどこか に残 ってい るので す。
しか し、われわれ は 、あ えて、あ なたに小 食主義 を勧 め ます。 10食 べ た い と
ころ を 9で 済 ます 冒険 に挑 んでみ て くだ さい 。 きっ と、体調が よ くな るはず で
す。
(4)菜 食 に傾 こ う
いわ ゆ る、菜 食主義者 になれ とい う こ とで は あ りませ ん。 目安 は、食卓 を眺
めて 、全体 の三 分 の一 を緑黄色野 菜 が 占めて い るか 、温野菜 と生 野菜 の両方が
あ るか、程 度 で結構 で す。 また、休 みの 日に スーパ ーマ ー ケ ッ トヘ 行 って 、野
菜 の コー ナ ー を探検 してみ るの もいい こ とで す。
時 々、見 た こ ともな い ような野菜が入荷 して い る こ とが あ り、そ う した もの
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を積極的に試 してみるとい う気持ちが大切なのです。野菜にもっと興味を持ち
ましょう。
(5)「 頭で つかち」ではな く、「舌で つかち」 になろう
食べ るとい うことは、人生における大 きな快楽の一つです。食べ る楽 しみを
犠牲にするような食生活 は、たとえ、それが栄養学にかなっているとして も、
健康的な食事 とは言えません。「これは体 にいい よ」 とい う情報 はひっ きりな
しにあなたのデー タベース に入って くるで しょう。 しか し、きらい なものを
「体にいいJと 、自分を納得 させて食べ たとして も、消化作用 も活発に起 こ り
ませんし、第一、食事がス トレスになって、健康を害 して しまうで しょう。
あなたの味覚 と臭覚を信頼 して ください。そ して、 この章で学 んだ最小限の
規制の範囲で、おい しい と思 うものを楽 しく食べ ましょう。
あなたが気を使うことは、
① 新鮮な単不飽和油で調理 してあるか
② 食物繊維 は足 りているか
③ 過剰蛋白摂取になっていないか
④ 緑黄色野菜が全体の三分の一を占めているか
とい う四点だけです。あとは、自分の味覚 に正直 に食べればいいのです。
この節のキーワー ドは「食は味わい尽 くせ」、「同 じ物 を毎 日食べ るな」、「大
食いは病気の もと」、「野菜を多 くとれ」、そ して、「 自分の舌を信 じて、楽 しく
食べ よう」、です。
食 生 活 の 改 善 は 、昔 か ら、あ る 決 り文 旬 に集 約 され て きま した。 つ ま り、
「バ ラ ンスの とれ た食 事 を しろ」 で す。 しか し、 考 え方 に よって は 、 これ ほ ど
無責任 な ガ イ ドライ ンは あ りませ ん。栄養研 究家 は、そ の 時代 の流行 を取 り入
れて、その範 囲内 での バ ラ ンス をあ なたに押 し付 けて きた ので す。 しか し、学
校給 食 の よ うに全 員が 同 じ物 を食べ る とい う食生活が果 た して健 康 的 なので し
ょうか 。 それ はちが い ます。
第 6章 で取 り上 げた食 とい うテ ーマ は、第 5章 のス トレス とも密接 に関連 し
て い るので す。 また次 の 第 7章 で取 り上 げ る、生 活習慣 と も相互 的 に関与 して
い ます。
す なわち、食 とは、低次元 の生 きが い であ り、 リラクゼ ー シ ヨンの手段 であ
り、 また、周 囲 との つ なが りを強め るための社 交手段 で もあ るのです 。 そ う し
た 、大 きな役割 を持 つ 「食」 を画 一 的 な栄養学 で くくろ う とす る考 え こそ まち
が ってい る と言 わねばな りませ ん。 それゆえ、
第 6章 で は 、理想 的 な献 立 、理想 的 な レシ ピ な どの た ぐいは提 供 しませ ん 。
それ は、す べ てあ なた に任 されて い ます。 なぜ な ら、 われ われは あ なたの舌 の
代理 はで きな い か らです 。 あなた は 、 この 章 で学 んだ、脂肪 、炭水化物 、蛋 白
質 とい う三大栄 養素 を理 解 し、そ の バ ラ ンス を取 る こ とをこころが けて、健康
な食生 活 の五 原則 に従 って 食 と向 き合 えば、確 実 に理想 の 食習慣 を自分 の もの
にす る こ とがで きるので す。 そ して、お い しく、楽 しく食事 をす る こ とが 、健
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メモ
康 に直結す る、真 の「良 い食習慣」 である ことを、 ここで明確 に申 し上 げてお
きます。
残 る問題 はすべ て一般常識 の範囲です。つ まり、朝食は朝食 らしく、昼食 は
昼食 らしく、夕食 は夕食 らしく、 とい う常識的 な範 囲 を超 えないこ と、すなわ
ち、朝か らビールとサ ーロイ ンス テーキを食べ るような、おか しな食事 をしな
いこ と。そ して、周囲が 目を覆わんばか りに塩や胡椒 を振 り掛 けないこ と。決
まった時間に食事 をす る こと。そ して、ゆ つ くり食事 をする こと。 これ らの常
識 を守 れれば、あなたの食生活 は、 ほぼ完璧 なもの と言 えるで しょう。
■健康意識の再評価
第 6章 で、あなたは理想的な食に関す る基礎知識 をすべ て身 につ けた ことに
な ります。それでは、 ここで、あなたの健康意識 の再評価 を行 ない ます。 いつ
もの ように、七 つの選択肢か ら現在 の評価 を選択 して ください。
① 胸 を張 って、100%健 康 だと言い きれる。
②
ほぼ健康だ。
③ 健康だ と思う。
④ 健康 だとは思 うが、時々不安になることもある。
⑤ 最近、健康状態が気になる。
⑥ 自覚症状はないが、どこか悪いのではないかと悩 んでいる。
⑦
自覚症状があ り、病院に行 くきっかけを探 している。
いかがですか。あなたの 自らの健康に対する評価は上がったで しょうか。上
がったのであれ、下が ったのであれ、以前 と同 じであれ、そのこと自体はあま
り重要ではあ りません。自己評価 の基準にほんの少 しの変化があればいいので
す。例えば、以前、あなたが 3の 選択肢を選び、今回も同 じく3で あったとし
ても、 2か 、 4か に少 しでもペ ン先が振れたようであれば、あなたの健康意識
は確実 に変化 をはじめていることにな ります。
評価が決まった ら、フォーム集の「健康意識推移グラフ」 に記入 して くださ
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■キー ワー ドの整理
章 を結 ぶ前 に、各節 の キー ワー ドを整理 しましょう。私 のスキ ッ ドに続 いて
復唱 して ください。 もしあなたが声 を出 しに くい場所 にい るのであれば、心 の
中で復唱 して ください。
低温 しぼ りのキ ャノー ラ油 とオリーブオイルを家庭 で使 う油 の中心 に置け。
一 日30グ ラム程度 の食物繊維 を必ず とれ。
蛋白質源 のバ ランス を崩すな。
蛋 白質の過剰摂取が病気 を招 く。
食 は味 わい尽 くせ。
同 じ物 を毎 日食べ るな。
大食 い は病気 の もと。
野菜 を多 くとれ。
自分 の舌 を信 じて、楽 しく食べ よう。
■第 6章 の言葉
「汝 は生 きるため に食 うべ きで、食 うため に生 きるべ きで はな い」
マル クス ・ トゥリウス・キケ ロ
も し、 あ なたが これ らの原則 を心 か ら信 じ、実践 す る 自信 が つ い た な らば、
これで あ なたは第 7章 に進 む準備 が整 った こ とにな ります。第 6章 を完全 に理
解 した と確 信 したな らば 、第 7章 「悪習慣 の誘惑 を絶 つ 」 へ 進 んで くだ さい 。
人生 は心 に思 い描 い た とお りにな って ゆ きます。あ なた は最高 の健康状態 に
あ り、 自信 を持 って 毎 日を生 きる 自分 を鮮 や か に心 に描 か なけれ ば な りませ
ん。
心 か ら望 み 、鮮 やか に想像 し、強気 と、希望 と、夢 を従 えて生 きる。
間 を置 い た繰 り返 しの効果 に よ り、健康 は必 ず あ なた の もの にな ります。
前 を向 き、信 じ、 そ して行動 して くだ さい 。
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鮮明なイ メージングを助ける
ビジュアルマテリアル
あなたが、ある目標に向かって 自らを強 く駆 り立てねばな らないとき、また、プログラムがあなたにイメージングを求めるとき、
「息づかいが感 じられるほど鮮やかに心 に描 くこと」を意味 します。このページは、そ うしたあなたの鮮やかなイ
それは、いつ も、
「象徴物pた めに設けてあ ります。
メージングを助ける
写真、絵、図面、リス ト.… … あなたの鮮やかなイメージング助けるもので
あれば何でも貼 って ください。
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第6章 :食 について
きょうの行動は、その日に習得 したことがらを行動として生活にとり入れ、確実に身につ
けるためにたいへん重要です。プログラムを聴くたびに行動として必ず実行 してください。
■第 1日 目
年
月
日、わたしは第 6章 を聴 きました。
きょうのレッスンで、わたしは、動物は必然的に多脂肪食品を好む傾向があることを知 りました。そ して、
を生活の中で使用す る油の中心 に置かねばならないことを学 びました。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
「それらしか
② 今夜、ふとんに入って、寝付くまでの短い時間に、きようとった食事をすべて思い出し、
「野菜は足りていたか」
「食物繊維は足りていたか」の順に思い出し、明日の食事の計画を立
ったか」
、
、
てて、そのまま寝入ってください。
■第 2日 目
年
月
日、わたしは第 6章 を聴 きました。
きょうのレッスンで、わた しは、炭水化物 の中で も
の重要性 を学 びました。それは、
の排泄 を助け、便通を促進 して
胆汁の分泌を促進して、
などにか
かるリスクを低 く抑えることができます
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
「■健康な食生活とは」の最後の節をゆっくり、声を出して読み、完全にその内
② テキス トに目を移 し、
容を理解して ください。
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■第 3日 目
年
月
日、わたしは第 6章 を聴 きました
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きょうの レッスンで、わた しは、蛋白質の摂取 に関 して、そのバ ラ ンスが重 要であることを学びました。
_____に
偏 らず、_____と 一 日おきにした り、一週間に一度は
を中心 にとるな
どの配慮が必要であることも、合わせて学びました。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
② きょう一日の食事を紙に書き出し、詳細に分析してください。あなたの食傾向のようなものが出ている
「ひとり言のリス ト」、または「健康維持のために
はずです。その中から、問題点と思えるのがあれば、
障壁となっている事項」に記入してください。
■第 4日 目
年
月
日、わたしは第 6章 を聴 きました。
きょうのレッスンで、わた しは、食事 を理屈ではな く、
食べ ることが重要 だ とい うこ
とを知 りました。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
「■健康な食生活とは」の五原則を厳密に守って一日を過ごしてください。
② きょうは、
■第 5日 目
年
月
日、わた しは第 6章 を聴 きましたc
きょうの レッス ンで、 わた しは、朝食は_____ら
しく、昼食は_____ら
しく、夕食 は_____ら
しくとい う原則 の遵守が大切であることを学 びました。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
② きょうのイメージングは、正しい食習慣によって体に取り込まれた三大栄養素が、あなたの自然治癒力
の周り集まって、ゴールデンループを力強く回している様子をイメージしてください。
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■第 6日 目
年
月
日、わたしは第6章 を聴きました。
きょうまでのレッスンで、わたしの健康意識は、以下の事実をもって、良い食生活を身につけようとする傾
向にあ ります。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
② 「第6章 の言葉」を暗記し、その意味をかみしめるように理解してください。
■第 7日 目
年
月
日、わたしは第 6章 を聴 きました。
きょうまでのレッスンで、わた しが この章から得たものは以下のとお りです。
①
②
③
④
⑤
私が____を 持 つ ことによ り、プログラムの内容 を肯定的に理解する ことがで き
の効果 によって、
のプロセス
が発生 します。その結果、 プログラムの内容 は、着実 に私の もの となってゆ きます。
●きょう起こす行動
:
① 日記をつけてください。
③ きょうはテキス トを読みながらプログラムを聴いてください。聴覚と視覚が相乗的に働きかけて、あな
たは、より高度な理解に達することができます。
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■最終 日の質問
以下の質問に答 えて ください。下線部分 には正 しい言葉 を補い、問いに対 してはあなたの言葉で解答 して く
ださい。すべ ての質問に答えたら、マニュアルの最後 にある解答 と照 らし合わせ、点数 を確認 しながら採点を
行なって ください。80点 以上を修了 とし、次の章 に進むことができます。80点 未満、50点 以上の場合 は、もう
一度、テキス トを読みなが らプログラムを聴 き、再度質問 に答 えて ください。評点が50点 未満の場合 は、理解
が足 りない ものとして、もう一週間、同 じ章を聴 いて ください。
① 酸化した油は
を生成 し、DN2社 を傷 つける健康維持 の
か ら
大敵である。
② 生活で使用する油を低温絞りのキャノーラ油や、エクス トラバージン、バージンのオリーブ油などの
に替えることが肝要である。
「昨日が肉ならきょうは魚」 という、蛋白源のロ
③ よい食事の目安は、同じものを毎日食べないことや、
ーテーションが効いていることに加えて、全体の_____が 緑黄色野菜で占められているかというこ
とである。
④ 食事は楽 しく、
食べ ることが肝要である。
⑤ 食の原則は大食いより_____で ある。
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