MBPLED-STYLUS1s

デジタルカメラ付き LED 内蔵ゲル撮影遮光フード
Bio-Pyramid/MBP-LED / STYLUS 1s 取扱い説明書
○標準セット内容
*発送には万全を期していますが、もし梱包物に不足がある場合は、至急ご連絡ください。
フォーカシング
ターゲット
1)デジタルカメラ STYLUS 1s
2)リチウムイオン電池(BLS-50)
3)リチウムイオン充電器(BCS-5)
4)リチウムイオン充電器用ケーブル
5)USB ケーブル(CB-USB6)
6)レンズキャップ
7)PC ソフトウェア(CD-ROM)
8)取扱い説明書
9)保証書
○カメラと Bio-Pyramid 本体の取り付け方
カメラ
取り付け図解
■次の順番で取り付けて下さい。
①レンズキャップを外してから、レンズ部
に「CLA-13」(ネジ込み式)
②CLA-13 の前に「RA5255B」
③RA5255B の前に撮影フード本体の
φ52mmスリーブ(オスネジ側)
④カメラ本体を撮影フード本体に取り付
けて完了です。
フィルター
ゼラチンフィルターを使用する場合は
フィルタートレイに載せて挿入します。
*75 ㎜角のフィルターが使用できます。
画像は MBP-01 を使用しています。
必ずフル充電してから撮影を始めて下さい。
ダウンロード用
1
○使い方・・・★の項目は特に重要です。
*デジカメの設定は下記の項目を、STYLUS1sの取扱説明書を読みながら設定して下さい。
ゲル撮影は暗所撮影となりますので、フルオートで撮影をするとなかなか良質な画像が撮影できません。
できるだけ、
“M(マニュアル)
”で撮影を行うようにして下さい。以下はマニュアル時の設定方法です。
1
カメラの設定
①
(*青文字はカメラユーザーガイドの掲載ページです。)
上部モードダイヤルで撮影モードを「M(マニュアル)」に設定します。
取扱い説明書 P20
モードダイヤル
②
手ぶれ補正
≫ OK ボタンを押し、「ライブコントロール」を表示します。サブダイヤルの「▲=上▼=下」で「手ぶ
れ補正」を選択しサブダイヤルの「◄=左右=►」で「ISON」に設定し OK ボタンを押します。
取扱い説明書 P36
OK ボタン
③
白黒撮影設定
≫ O K ボタンを押し、「ライブコントロール」を表示します。サブダイヤルの「▲=上▼=下」で「ピク
チャーモード」を選択しサブダイヤルの「◄=左右=►」「で「モノトーン」に設定し OK を押します。
取扱い説明書 P36
④
ISO 感度の調整★
≫ O K ボタンを押し、
「ライブコントロール」を表示します。サブダイヤルの「▲=上▼=下」で「ISO 感
度」を選択します。サブダイヤルの「◄=左右=►」で ISO 感度を「1600」に設定し OK を押します。
取扱い説明書 P43
⑤
発光禁止設定
≫
ストロボを本体に内蔵しておけば、発光しません。
ダウンロード用
ストロボ
2
2
カメラの設定その2
①
絞りとシャッタースピードの調整★
絞り値の設定
≫
サブダイヤルの「▲=上」を押して、画面に◄►マークを表示させ、サブダイヤルの「◄=左右=►」で F
値を「F8.0」に設定します。
取扱説明書 P23
Fn2 レバー
②
シャッタースピードの調整
≫ サブダイヤルの「▲=上」を押して、画面に▲▼マークを表示させ、サブダイヤルの「▲=上▼=下」
でシャッタースピードを2(1/2 秒)に設定します。シャッタースピードは最短1/2000 秒、最
長 16 分のバルブ撮影が可能です。
取扱説明書 P23
3
カメラの設定
①
その3 MENU ボタンから設定しましょう!取扱説明書 P51
長秒時ノイズ低減の設定
≫ MENU ボタンを押し、サブダイヤルの「▼=下」で「カスタムメニュー」を選択し OK ボタンを押し
ます。サブダイヤルの「▼=下」で「E.露出/測光/ISO メニュー」を選択し OK ボタンを押します。サ
ブダイヤルの「▼=下」で「長秒時ノイズ低減」を選択し、「On」に合わせて OK ボタンを押します。
取扱説明書 P71,75
②
高感度ノイズ低減の設定
≫
MENU ボタンを押し、サブダイヤルの「►=右」で「カスタムメニュー」を選択し OK ボタンを押しま
す。サブダイヤルの「▼=下」で「E.露出/測光/ISO メニュー」を選択し OK ボタンを押します。サブ
ダイヤルの「▼=下」で「高感度ノイズ低減」を選択し、「標準」に合わせて OK ボタンを押します。
取扱説明書 P71,75
3
ダウンロード用
ン
③
スリープ設定
≫
MENU ボタンを押し、サブダイヤルの「►=右」で「カスタムメニュー」を選択し OK ボタンを押しま
す。サブダイヤルの「▼=下」で「D.表示メニュー」を選択し OK ボタンを押します。サブダイヤルの
「▼=下」で「スリープ時間」を選択し、「Off」に合わせて OK ボタンを押します。
取扱説明書 P71,74
電池切れにご注意ください。
④
カスタム設定(今までの設定を登録する)★
≫
MENU ボタンを押し、サブダイヤルの「►=右」で「撮影メニュー1」を選択し OK ボタンを押します。
サブダイヤルの「▼=下」で「リセット/カスタムモード登録」を選択し、OK ボタンを押します。メ
ニューからサブダイヤルの「▼=下」で「カスタムモード1」を選び、OK ボタンを押します。モード
ダイヤルの“C1”に登録されます。
取扱説明書 P28
次回からはモードダイヤルを
C1 に合わせるだけで OK
必ず事前にバッテリーをフル充電してから撮影を始めてください。
3
トランスイルミネーターの準備
①
トランスイルミネーターの上に、フォーカシングシートを敷きます。
②
①の上にフードを設置します。
≫
カメラとフィルターを取り付けてから、UV トランスイルミネーターの上に
フードを置きます。
≫
③
トランスイルミネーターの発光面がフードに覆われるように設置して下さい。
トランスイルミネーターの電源をONにすると、フォーカシングシートが蛍光します。
ダウンロード用
4
*画像は MBP-UVOR を使用しています。
ダウンロード用
5
4
カメラのフォーカス・ズーム設定
①
ピント合わせ★
ピントを合わせる場所を固定する場合
≫
フォーカスロック設定
OK ボタンを押し、サブダイヤルの「▲=上▼=下」でフォーカス設定をしま
す。サブダイヤルの「右=►」で「S-AF」に合わせて、OK ボタンを押します。
取扱説明書 P42
≫
ピント位置の選択
サブダイヤルの「◄=左」を押し、AF ターゲットを表示します。サブダイヤルで
ピントを合わせる AF ターゲットを選択し、OK ボタンを押します。
取扱説明書 P32
OK ボタン
≫
シャッターボタンを半押しし、AF ターゲットの表示を確認します。
≫
必要に応じてズーム(画角)をズームレバーで調整してください。
メモ:ズーム時でピントが合うのは 10.7 倍(撮影範囲 43.5×30.5mm)までです。
:AF ターゲット位置を決めたら C2 に登録しておくと便利です。
:フォーカシングシートの代わりに、ミニゲルルーラーを使用しても OK です。
ズームレバー
②
ミニゲルルーラーを使ったピント合わせ
≫
≫
ミニゲルルーラーをコーム穴位置の上など、電気泳動部に影響が無い所におき、蛍光させてください。
フォーカスロック設定
OK ボタンを押し、サブダイヤルの「▲=上▼=下」でフォーカス設定をしま
す。サブダイヤルの「右=►」で「S-AF」に合わせて、OK ボタンを押します。
取扱説明書 P42
≫
シャッターボタンを半押しし、AF ターゲットがミニゲルルーラーに合うことを確認します。
OK ボタン
≫
必要に応じてズーム(画角)をズームレバーで調整してください。
ズームレバー
ダウンロード用
6
5
撮影方法<実際のゲル撮影>
①
カメラの電源を入れます。
≫
≫
ゲルをトランスイルミネーターの中央に設置し、トランスイルミネーター電源をONにします。
ズームで最適なサイズに調整する(ズームレバーを右に押して拡大の最適なサイズにする)
取扱説明書 P14
ズームレバー
6
明るさの調整★
①
「シャッタースピード」で撮影画像の明るさを調節しましょう。取扱説明書 P23
≫
シャッタースピードとは露光時間のことです。長いほど受光量が増し、より明るい画像が撮影できる
ようになりますので、適当な値に設定して下さい。(はじめは大きく変化させ、行き過ぎたら少し戻
すのがコツです。)
長くすると
明るく
7
短くすると
暗く写る
マニュアルでピント微調整
フォーカシングシートやミニゲルルーラーが使えない時など、オートでピントを合わせづらい場合は、マニュ
アルでピントを合わせて下さい。
①
本体正面の Fn2 レバーを上げます。
②
コントロールリングを回転させてピント位置を調整します。
Fn2 レバー
取扱説明書 P34
時計回りで近く
反時計回りで遠く
く
コントロールリング
8
ピント調整時は画
面表示がピント位
置拡大画面に切り
替わります。
撮影データのPCへの移動方法
標準付属の USB ケーブル(CB-USB6)とソフトウェアを使って、記録した画像を直接 PC へ取り込むこと
ができます。詳しくは取扱説明書 P88 をご参照下さい。
9
ズーム倍率と撮影範囲について
ズーム撮影を行う場合、~10.7 倍(撮影範囲:43.5×30.5mm)まではピントが合います。
更にズームされる場合は、別途オプション品クローズアップレンズ「CU-3」をご使用ください。
ダウンロード用
7
10 画像の保存、以前の写真を探す、消去、印刷
①
撮影した画像はSDカードに記録されます。取扱説明書 P102
②
撮影した画像を画面で見るには「再生モード」より、「画像」を選んでください。取扱説明書 P15
③
一覧表示で画像を探す(インデックス再生)で画像を探す
④
画像を拡大表示(クローズアップ再生)
⑤
画像の消去
⑥
印刷
取扱説明書 P15 をご参照下さい。
取扱説明書 P16 をご参照下さい。
取扱説明書 P16 をご参照下さい。
取扱説明書 P84 をご参照下さい。
その他設定項目・・・詳細は STYLUS1s 取扱説明書をご参照下さい。
本ガイドは撮影方法の標準的な一例です。 撮影目的や対象検体、また撮影環境等により、調整を加えてご使用下さい。
 ホワイトバランス・・・カラーで撮影するときは、光源の色調にあわせてホワイトバランスを調整しましょう。撮影時の光源に適した、偏りの無い
色合いで撮影することができます。取扱説明書 P37
 画像サイズ・・・画像の大きさを設定します。小さくするほどデータ量が小さくなり、たくさん撮れ、データが扱いやすくなります。サイズが大き
いと引き伸ばしプリントもできます。取扱説明書 P40
* 日付確認・・・電池を抜いた状態で約 3 日間放置すると日時設定は初期設定に戻ります。取扱説明書 P12,94
大口径観察窓(UV シールドフィルター付き)
紫外線カットフィルター付きの観察窓です。
紫外線の透過率は 0.1%以下(実測値)で、大半の有害紫外線をカットする
ことができます。
★ただし僅かに透過していますので、長時間の連続観察は避けて下さい。
フォトプリンター
*別売りオプション
カラリオ PF-70 使用の場合
撮影画像を下記ステップで印刷することも可能です。P84
①
SD カードを挿入
②
Pict Bridge で印刷
*印刷方法はプリンターの機種によって異なります。ご使用されるプリンターの取扱い説明書も併せてご確認ください。
フィルターについて
付属のフィルター3 種は励起光をカットし、蛍光のみを透過させるシャープカットフィルター
です。 SC-58は580nm 以下の波長をカットし、SC-60は600nm 以下の波長を
カットしますので、EtBr 用などにご使用いただけます。ALSC-56は560nm 以下の波
長をカットします。 SYBR Green / SYPRO Orange 等に対応します。
観察方法やご使用される蛍光試薬によって使い分けて下さい。
フィルタートレイには市販のフィルター(75 ㎜角)も載せられます。
ダウンロード用
8
「MBP-LED」主な仕様
◆最大撮影範囲
265mm×205mm (=フード内寸・カメラにより異なります)
◆撮影距離
310mm
φ52mm スリーブ直付け
350mm~360mm
スーパーマウント使用
★ご注意 この距離で撮影範囲に焦点の合うカメラをご使用下さい
◆LED
ピーク波長 470nm 超高照度スターが LED 左右合計 6 個
調光機能付き
◆LED 用 AC-DC アダプター
Input 100-240V Output 24V / 1.2A
◆フィルター
ガラスフィルター
φ52mm のフィルターをご使用下さい
ゼラチンフィルター
75mm 角フィルターをご使用下さい
◆観察窓 UV シールドフィルター
透過率 (範囲・220~450nm)
◆サイズ
最大 0.09% 平均 0.02%
(実測値、保証値ではありません)
全幅 287mm×奥行き 227mm (=フード外寸)
×高さ 310mm(カメラ取り付け部まで)
×高さ 415mm(含・スーパーマウント)
◆質量
本体 / AC アダプター/カメラ
1460g / 480g /402g
営業所 埼玉県ふじみ野市西原 1-5-18
ベアーヒルズⅠ-301 〒356-0028
Tel (049) 278-5888
Fax (049) 278-5889
ダウンロード用
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