天才彫刻家 高 橋 英 吉 ~郷土の偉人~ オーリンクハウス文化講演会 ガダルカナルに散った 郷土のひと 2 高橋英吉は、明治 44 年(1911 年)石巻市湊町 に生まれました。幼少期より彫刻の才能に優れ ており、石巻中学校(現 石巻高校)を卒業し た後、本格的に彫刻を学ぶため、東京の美術学 校(現 東京芸術大学)へ進学しました。当時、 彫刻の世界は仏像彫刻が主流であり、西洋の新 しい彫刻に憧れた英吉は、独学で勉強を始めた のでした。その後、大学院に進学し、文部省美 術展覧会(現 日本美術展覧会)で入選するも 家庭の事情により中退を余儀なくされました。 しかし、夢を諦めきれなかった英吉は、新しい 作品の手掛かりを求め、南氷洋捕鯨母船に乗り 込み、この経験をもとに「海の三部作」と呼ば れる「黒潮閑日」「潮音」「漁夫像」を制作しま した。うち二作は文部省美術展覧会に入選を果 たし一躍脚光を浴びることとなりましたが、漁 夫像を完成させて間もなく太平洋戦争に召集さ れ、ガダルカナル島へ出征し日本に戻ることは ありませんでした。 2016年 時代に翻弄されながらも夢を追い続けた英吉の 生き様は多くの人々に勇気と希望を与えてくれ ます。この講演では、写真や様々な資料を用い て英吉の人生を振り返ります。 13:30-15:00 参加無料 ※30席限定(要予約) 会場 オーリンクハウス 10 月15 日(土) 主催 NPO 法人雄勝まちづくり協会 共催 石巻市雄勝文化協会 | 石巻市雄勝地区復興応援隊 協力 石巻市雄勝公民館 | 石巻市コーディネート事業|JT NPO 応援プロジェクト | 公益財団法人三菱商事復興支援財団 後援 石巻市教育委員会
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