新専門医研修プログラムの Q&A 日本小児科学会

新専門医研修プログラムの Q&A
日本小児科学会
2017 年度の専攻医の募集はプログラム制で実施をお願いします。
2017 年開始のプログラムに関しては、地域医療への配慮等の理由で、募集定員内においてプロ
グラムの若干の変更を行うことは認めます。なお、2018 年以降は日本専門医機構の承認が必要
となります。
★ Q1.応募した時点でプログラムに入っていた(連携)施設の部長が辞めるなどして、研
修希望者を受け入れられない、一方で、新たに病院群としてプログラムに入りたいとい
う施設もあります。変更は可能でしょうか?
研修施設群の一部を変更したい場合
A 地域、研修施設の事情等により、研修施設群に新たな連携施設を参加させたい場合、
あるいは、連携施設としての参加を取り消す場合は、変更の理由と変更点を中央資格
認定委員会に提出する。確認の上、承認・非承認を決定する。
★ Q2 初めに研修のローテートパターンを決めることになっているが、各施設での研修期間
や順番などを適宜変更することは可能でしょうか?教室の人事はケースバイケースで
動かないといけないことが多く、多少の変動はありうるかと思われます。
専攻医のローテートパターン(期間、順序)の変更は可能か。
A 地域医療の維持や研修施設の事情等で、専攻医のローテートパターンの変更が必要
となった場合は、理由と変更点を中央資格認定委員会に提出する。確認の上、承認・
非承認を決定する。
★ Q3 現在初期研修医 2 年目で 2 月に出産予定の女医がいる場合、希望するプログラムに入
りたいが、出産後の状況が未知数。プログラムに応募したが、遅れて参加、あるいは途
中で中断などの場合の扱い、対応はある程度各プログラム管理委員会に任されているの
でしょうか?
出産育児による研修開始の遅れ、休止
A
男女問わず、基幹施設への採用が決定したが、妊娠、出産、育児などの理由で4月
からの専攻研修を開始できなくなった場合は、プログラム管理委員会が承認すれば、
研修の開始を最大6か月まで延期することができる。中央資格認定委員会に報告する。
なお、整備基準33に明記されているが、出産育児による研修の休止に関しては、研修
休止が6か月までであれば、休止期間以外での規定の症例経験がなされ、診療能力が目標
に到達しているとプログラム管理委員会が判断すれば、3年間での専攻医研修修了を認め
る。
初期研修修了見込みで採用となるので、研修途中での研修の休止があらかじめ分かって
いる場合は、採用後に行う専攻医の登録の際に報告すること。採用時に、女性医師への配
慮がわかるように研修プログラムに記載すること。
各施設においては、できるだけ配慮いただきたい点であるが、各施設の判断もあると思
うのでプログラム管理委員会等で検討していただきたい。
★ Q4.プログラム参加希望者の選抜に用いる履歴書などの申し込みの書類や採用試験の方
法などは、各プログラムが各自作成でいいでしょうか?
フォーマット
A
各施設の書式をご使用ください。学会への提出も不要。
★ Q5.専攻医の採用が決まったらどのように届け出をするのでしょうか?
専攻医の登録
A
専攻医の採用が最終的(3 月中)に決定したら、学会が指定した申請書で学会に届
け出をお願いする。登録申請書は 10 月末頃 HP に掲載予定。
初期研修修了見込みで2017年4月からの採用となるので、研修途中での研修の休止が
あらかじめ分かっている場合は、専攻医の登録の際にその旨も報告すること。