設 計 概 要 書 ■放射線医学総合研究所 前特高変電所取り壊しその他工事設計業務 1.建物概要 1)建物名称:放射線医学総合研究所 特高変電所(S57竣工) (地下冷却水槽、非常用発電機用地下埋設燃料タンク、特別高圧受変電設備機器等含む) ・構造規模:鉄筋コンクリート造:地上2階建て 延べ面積 1369.39㎡(建築面積 817.59㎡) 2.基本整備方針 ・老朽化した変電設備機器の更新に伴い新特高変電所を建設したため不要となった変電所の解体整備 を図る。 ・変電所内部に設置されている、高圧受変電設備、特別高圧受変電設備、発電機、監視設備等の機器 類、地下貯蔵重油タンク及び、煙突、杭基礎の撤去計画すること。 ・タンク内重油の成分検査をすること。その結果次第で重油を移動あるいは廃棄の計画をすること。 ・特高変電所解体後、駐車場として利用するための計画をすること。 ・特高変電所脇に在る動物慰霊碑及び、樹木類の移設も含め計画をすること。 ・東京電力からの電力引込ガントリーが隣接しているため、安全を配慮した仮設計画をすること。 ・新特高変電所建設に伴い、前特高受変電設備から構内各二次変電所までの仮設電力ケーブル等が 敷設されているため、撤去計画をすること。また、一部の既設低圧・通信ケーブル等に関しては経路変 更計画を行うこと。 ・共同溝内PHSアンテナ設置計画をすること。 ・構内の外灯設置計画をすること。 ・新特高変電所等で再利用可能な機材及び、機器類がある場合、別途工事として交換計画をすること。 3.業務内容 ・アスベスト分析調査(5カ所)及び、重油成分検査(タンク毎に1カ所) ・動物慰霊碑及び、樹木類の移設設計 ・接続道路の拡幅設計 ・建物解体後の駐車場整備設計 ・新変電所建設時に切り回しした仮設電源ケーブルの撤去設計(敷地内全体) ・低圧・通信ケーブル等の経路変更設計 ・解体建物に接続されている各インフラの閉栓設計 ・工事時に必要な各官庁への届出の有無 4.注意事項 ・環境に配慮した技術を積極的に利用し、コストの低減を図る。 ・近隣住民に近接しているため、低騒音・低振動機器を使用する計画を図る。 ・業務上、知り得た秘密を他に漏らしてはならない。 部課(室)名 技術安全部 工務課 要 求 者 氏 名 原田 朋彦
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