平成28年9月30日 株式会社七十七銀行 株式会社みらい造船に対するシンジケートローンの組成について 株式会社七十七銀行(頭取 氏家 照彦)は、株式会社みらい造船(本社:宮城県気仙沼市、代 表取締役 木戸浦 健歓)に対して、株式会社みずほ銀行をアレンジャー、当行をコ・アレンジャ ーとするシンジケートローンを組成いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 当行では、今後とも震災からの復興を支援するとともに、地域経済の活性化を通じ、地方創生 に積極的に取り組んでまいります。 記 1.シンジケートローンの概要 (1)契 約 額:33億6千万円 (2)契 約 日:平成28年9月30日 (3)資 金 使 途:造船所建設資金 (4)アレンジャー:みずほ銀行 (5)コ・アレンジャー:当行、東北銀行 (6)参加金融機関:当行、みずほ銀行、岩手銀行、東北銀行、北日本銀行、仙台銀行、 気仙沼信用金庫、商工組合中央金庫 2.組成の経緯 気仙沼市の造船業の多くが、東日本大震災の津波による施設・設備の損壊、造船所集積地の 地盤沈下等、深刻な被害を受けました。株式会社みらい造船は、被災した地元の造船業者4社 を中心に出資、設立され、今般、気仙沼市朝日町地区にシップリフト方式(注)を採用した新 たな造船所を建設し、協業体制を構築するものです。新造船所の建設費総額は約105億5千 万円であり、今回組成したシンジケートローンと、国土交通省の「造船業等復興支援事業費補 助金」約70億3千万円等により調達します。 注.シップリフト方式は、船舶を海面から引き上げる際に、エレベーターのように垂直にリフトアップし、敷 地内に引き込む方式であり、国内で3ヶ所目、東北では初導入となります。船舶を台に乗せて斜面を引き上 げる従来の斜路方式に比べ、移動中の船体損傷を回避できるほか、効率的な船舶の建造・修繕が可能となり ます。また、防潮堤内に施設を建設できるため、津波被害を軽減できるメリットもあります。 3.株式会社みらい造船の概要 (1)代 表 取 締 役:木戸浦 健歓 (2)本 社 所 在 地:宮城県気仙沼市浪板245番地 (3)設 立:平成27年5月 (4)資 本 金:9百万円 (5)事 業 内 容:船舶の建造および修理等 以 上
© Copyright 2024 ExpyDoc