インフルエンザ予防接種の豆知識 (PDF:385.1KB)

 インフルエンザ予防接種の豆知識 
インフルエンザとは?
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみをすることで,ウイルスが空気中に広がり感染します。
症状は突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などで,気管支炎や肺炎などを合併し重症化することもあります。
予防接種を受けることができない方
①明らかに発熱している方(通常は37.5℃を超える場合)
②重い急性疾患にかかっている方
③このワクチンの成分によってアナフィラキシーなどを伴う重いアレルギー反応をおこしたことがある方
④インフルエンザの予防接種で,接種後2日以内に発熱の見られた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う病
状を呈したことがある方
⑤その他,かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいといわれた方
医師によく相談して受けなければならない方
①心臓血管系疾患,腎臓疾患,肝臓疾患,血液疾患,発育障害などの基礎疾患のある方
②過去に予防接種で接種後 2 日以内に発熱,全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
③過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方
④過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方もしくは近親者に先天性免疫不全症の者がいる方
⑤このワクチンの成分に対してアレルギーをおこすおそれのある方
⑥鶏卵,鶏肉その他鶏由来のものに対してアレルギーがある方
※予防接種後、重篤な障害が出た場合は、予防接種救済制度がありますので、接種した医師にご連絡してください。
インフルエンザ予防接種後の注意 *予防接種後,まれに次のような副反応がおきることがあります。
予防接種の注射の跡が,赤みを帯びたり,腫れたり痛んだりすることがあります。
また,わずかながら熱が出たり,悪寒がしたり,頭痛,全身のだるさなどがみられることもありま
すが,これらの症状は通常2~3日のうちに治ります。
また,接種後数日から2週間以内に発熱,頭痛,けいれん,運動障害の症状が現れる等の報告があ
ります。非常にまれですが,ショックやじんましん,呼吸困難などがあらわれることがあります。
気になる症状が出た場合は,医師にご相談ください。
(予防接種ガイドライン 2016年度版 参考)