長崎県埋蔵文化財センター オープン収蔵展示 「原の辻遺跡研究成果展

担当課
電 話
担当者
平成28年9月30日
長崎県埋蔵文化財センター
0920−45−4080
前田・山梨
長崎県埋蔵文化財センター オープン収蔵展示
「原の辻遺跡研究成果展」の開催について
平成28年度第2回オープン収蔵展示「原の辻遺跡研究成果展」を開催します。
記
1.事 業 趣 旨
埋蔵文化財センターが収蔵する県内遺跡の出土品を、ガラス張りとなった
オープン収蔵庫を活用してテーマを定め展示することで、埋蔵文化財セン
ターの調査研究の成果をわかりやすく広報する。
2.題
名
原の辻遺跡研究成果展
3.場
所
長崎県埋蔵文化財センター・壱岐市立一支国博物館内
1階オープン収蔵庫
4.期
間
5.展 示 内 容
平成28年10月8日(土)∼平成29年2月5日(日)
明治時代に発見された原の辻遺跡は、戦後間もなく本格的な学術調査
が始まり、現在にいたるまで発掘調査が続けられています。
い
き
こ
く
今回は、一支国の王都である原の辻遺跡と中国・朝鮮半島との交流の様
相を、日本でも最大の出土量を誇る大陸・半島系土器の新たな研究成果を
メインに展示します。あわせて、近年の調査で明らかになった4万年前の
自然環境や、氷河時代の狩猟採集民が使った石器、縄文時代の地震の痕跡
など、あまり注目されない一支国以前の原の辻の様子も紹介します。
6.主な展示品
<4万年以前の原の辻>
ナウマンゾウ等の化石、4 万3500年以上前の自然木
<弥生時代以前の原の辻>
旧石器時代の石器、縄文時代の石器、地震考古学の成果
<弥生時代から古墳時代初頭の原の辻>
大陸・半島系土器(粘土帯土器、楽浪・遼東系土器、三韓系土器、陶質土
いしくしろ
器)、中国貨幣(大泉五十、貨泉、五銖銭)、石釧
6.そ
の
他
オープン収蔵展示の観覧は無料です。