投 資 情 報 部 エ ク イ テ ィ リ サ ー チ 転 載 レ ポ ー ト テクニカル分析 2016 年 9 月 30 日 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) エクイティリサーチ部 チーフ・テクニカルアナリスト 宮田 直彦 エクイティリサーチ転載レポート 本資料に関するお問合せは、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券の最寄の店舗までご連絡ください。 22000 5 '15/6/24 20952 20000 (1) 直近 日経平均 (週足) 18000 3 16000 '10/4/5 11408 12000 4 10000 8000 ▼ 0.04㌦ 9/30 ユーロ/ドル 1.1219㌦ △ 0.0004㌦ 9/30 ユーロ/円 113.48円 △ 0.53円 9/30 ドル/円 101.15円 △ 0.42円 9/30 -0.09% △ 0.000%pt 9/29 (終値) NYダウ(DJIA) 18,143.45㌦ ▼ 195.79㌦ 9/29 (終値) 日経平均 16,693.71円 △ 228.31円 9/29 (終値) (2)? 13885 '14/4/11 1 データの日付 47.79㌦ 長期金利 14864 '16/6/24 14000 前日比 WTI原油 2 8135 (IV) '11/11/25 6994 '08/10/28 6000 4000 21500 20952 日経平均30分足 (2013年3月以来) 20000 (1) 5 20946 20012 17905 18500 X 17156 3 17000 16320 15942 15500 16901 14865 14000 4 12500 14864 W 14529 Y? (2)? 13885 12415 11000 9500 4 6 8 10 12 2 4 6 7 9 11 1 3 4 6 8 10 12 2 3 5 7 9 出所:トムソン・ロイターのデータよりMUMSS 作成 日経平均の上値抵抗: 16726(25 日 MA),16720(日足基準線), 16789(200 日 MA),16823-902(gap), 17156,17189(φ),17251,17613-684(gap),17897, 17905,17908(φ),18626(φ),19515(φ), 20012-20033(gap),20952,21297, 21777,22750,21604,22976(φ), 26747(φ),31414,38957 日経平均の下値支持:16628(5 日 MA),16565(先行スパン 1),16554(日足転換線),16515-84(gap),16285,16280(φ ),16010(φ),15921,15903(先行スパン 2),15816-15956(gap),15805, 15789(φ),15106,14864, 14544(φ),14529,14413(φ),14397(φ),13885,13457(φ),13032(φ),12850(φ),12415, 12407(φ),11160(φ) 【日経平均・TOPIX】 (フィボナッチ数列が示唆する 2016 年の転換) 日本株マーケットが、今年 2016 年に転機を迎えるというのは、次のように、過去において日経平均が重要な 転換を示した年にフィボナッチ数列を加算することによって導かれる。 「2016 年」=(1961 年+55 年)=(1982 年+34 年)=(1995 年+21 年)=(2003 年+13 年)=(2008 年+8 年)=(2011 年+5 年) このように、2016 年はフィボナッチ数列が収束する年であり─このような大規模な収束がみられるのは日経 平均が大底を付けた 2008 年以来のことである─マーケットが重要な転換点を迎えることを強く示唆している。 2016 年はプライマリー第(2)波の下落が終わる年ということだろう。 巻末に重要な注意事項を記載していますので、ご参照下さい。 Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. Please refer to important disclosures and certifications in Appendix A 2016 年 9 月 30 日 (31 四半期サイクル) より長期のサイクルでは、日経平均が 31 四半期(93 ヵ月程度)ごとに安値を付けるというものが認められる。 これは 1987 年ブラックマンデーから顕著なサイクルである。 31 四半期サイクルによれば、日経平均は 2008 年 4Q に付けた大底(6994 円) から 31 四半期後の 2016 年 3Q(7-9 月)に、サイクルボトムを付けると予想される。 (160 ヵ月対等日柄) 2016 年 3Q というのは別の日柄からも導かれる。 1989 年 12 月高値から 2003 年 4 月安値までが 160 ヵ月。2003 年 4 月から 160 ヵ月経過するところが 2016 年 8-9 月である。 このように、2016年3Qは底入れ時期としての注目度が非常に高い。 そして、この31四半期・160ヵ月サイクルのいずれもが、いよいよ満期を迎える。マーケットは既に底入れし ている可能性が改めて高まった。 (今後は循環的な景気回復局面入りの可能性) 景気動向指数CI(一致指数)は、消費税引き上げのあった2014年4月からダウントレンドにあったが、それは2 月から5月にかけて底入れした機運が高まっている。 特に重要と思われるのは、2009年2~3月以来の先行・一致指数90ヵ月サイクル(7年半)が、足元でちょうど一 巡することだ。 つまり今後の国内景気は消費税引き上げ以降の足踏み状態を脱し、循環的な景気回復(拡大)局面入りが期待さ れるわけであり、これは、日本株マーケットが第(3)波の強気相場を迎えるという見方と整合的である。 (裁定買い残は 7 年半ぶり低水準から増加) 9/9 時点の裁定買い残は 3386 億円、2009 年 3 月 2 週(3363 億円)以来 7 年半ぶり低水準となった。裁定買い残 高の東証 1 部時価総額に示すシェアは 0.07%と過去最低水準を更新した。従来の過去最低値は、2007 年 2 月 27 日の 0.1%だった。 裁定残シェアは限界的なレベルにあり、この先は同シェアが増加していくとみるのが適当だろう。 9/23 時点の買い残は 5201 億円、買い残シェアは 0.1%に上昇。 過去を振り返ると、裁定買い残シェアは 1%程度まで上昇してピークを迎えてきた。すると、ここから相当期 間・規模の裁定買いが入る余地があることになる。 (空売り比率は依然高水準) 東証空売り比率(5 日 MA)は、6/16 に 43.8%と過去最大の大きさを示したが、それは日経平均・TOPIX の底入 れ(6/24)を先取りしていた。 ちなみにリーマン・ショック後の 2008 年 10 月に日経平均が最安値をつけたとき、同比率は 19%未満である。 今年 6 月の市場心理は、極端に弱気に傾いていたということが、改めて伺える。 なお足元の空売り比率(5 日 MA)は 40.1%であり、引き続き 6 月の過去最高水準付近である。依然として投資 家の弱気心理に大きな変化はなく、逆にいえば、日本株は今後、大きく上昇しておかしくない状況にあると 思われる。 2 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 2016 年 9 月 30 日 (昨年高値と同じ日に、日経平均の第(2)波は底打ちした可能性) 日経平均が昨年高値を付けたのは 6/24、そこから 1 周年のアニバーサリー・デーの 6/24 に付けた安値(14864 円)から急反発していることは注目される。日経平均のプライマリー(2)波は、理想的ターゲットの 13885 円付 近をみずして、底打ちした可能性がある。 (7 月のトレンド転換~大型バリュー株優位が鮮明) バリュー/グロース株比率は 7/7 以降でバリュー株優位に転じている。大型バリュー株の復活は、日経平均・ TOPIX の上昇(3)波入りの可能性を高めるものとみられる。 年初来でみると、 バリューの対グロースにおけるパフォーマンス差は、7/6 に-13.76%まで拡がり、9/5 には-4.5% へ縮小した。その後 9/28 には-7.4%に拡がった。 9 月上旬からグロース優位・バリュー劣位の動きとなっているわけだが、この基調は間もなく終わり、10 月 以降はバリュー優位が再開するとみている。 (13 週・26 週 MA が 1 年ぶりにゴールデンクロス) 先週は日経平均の 13 週 MA・26 週 MA が、16410 円処でゴールデンクロスした。これら移動平均線のゴール デンクロスは、2015 年 9 月のデッドクロス以来 1 年ぶりである。 (75 日 MA を下値とする動き) 8/8 以降の日経平均は、200 日 MA と 75 日 MA に挟まれたレンジ相場を形成している。75 日 MA(9/29 時点で 16353 円)を下値としつつ、200 日 MA(同 16789 円)を試す展開を想定している。200 日 MA をクリア後は、節 目の 17250 円を抜くかが注目される。 (17250 円処を抜いた後は 17908-18626 円へ) 17250 円より上の価格帯では、18750 円までの累積売買代金が比較的少ない。17250 円処をブレイクして以降 の売り圧力は小さいとみられ、この場合、日経平均は 2015 年から今年 6 月までの下落に対する 50-61.8%戻り (17908-18626 円)までスムーズに上昇する可能性がある。 今年これまでのところ、日経平均は大発会がもっとも高いが(ザラバ 18951 円、終値 18450 円)、年末にかけて 高値を更新する展開もあり得よう。 【ダウ工業株平均・S&P500】 (S&P500 は 2009 年以来の上昇トレンド継続中) S&P500 は、長期上昇トレンド第(V)波(2009 年安値以来)における、第(1)波の第 5 波が今年 2 月安値から進行 中とみられる。チャネルラインを参考にすれば、S&P500 は 2017 年中に、最大で 2700-2800、ダウ平均は最 大で 23000-24000 ドルへ上昇する可能性がある。 (原油価格の上昇が続く限り、米国株の第 5 波も続くだろう) WTI 原油先物価格は今後 62-76 ドルへ上昇するとみられる。原油価格の上昇が続く限り、米国株の上昇基調 は続くものと考えられる。 【WTI 原油先物】 (今年はリバウンドを想定) 26.05 ドル(2/11)からは(C)-4 波のリバウンドが進行中とみている。その最初の上値メドは 62.58 ドル(2015 年 5 月高値、レッサーディグリー第 iv 波高値)。また、以下に示す逆ヘッド・アンド・ショルダーズに基づくター ゲットは、76 ドル付近である。 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 3 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 2016 年 9 月 30 日 (逆ヘッド・アンド・ショルダーズ) WTI は、昨年 7 月以降で逆ヘッド・アンド・ショルダーズを形成。このパターンにおいて、右肩ボトムは 39.19 ドル(8/3)で付けた可能性が高い。 (試される上値抵抗線) 前日の OPEC 減産合意(9/28)を背景に 9/29 の WTI は続伸。この日は一時 48.32 ドルまで上昇し、6 月高値(51.67 ドル)からの上値抵抗線を抜いた。ここから 48.75 ドル(8/19 高値)を抜けば、上値抵抗線からの上放れは一段 と鮮明になる。この場合、WTI は 6 月高値(51.67 ドル・ネックライン)を試す局面を迎えよう。 (ネックラインをブレイク後、62-76 ドルを目指す展開へ) 今後 WTI がネックラインを抜くと、その時点で追加的な強気シグナルが点灯。中期的に WTI は、62-76 ドル を目指す局面に移行する見込みである。 【NY 金先物価格】(9/29 終値は 1320.36 ドル) (少なくとも 1433 ドルへ向けた上昇を想定) 2011 年 9 月高値(1921 ドル)からの下落(A)波は、昨年 12 月安値 1046 ドルを以て終わり、以降では(B)波のリ バウンドが進行中。 この先は、少なくとも 2013 年 8 月高値(1433 ドル、ダイアゴナル・トライアングル始点)に向けた上昇基調が 続くだろう。 【ユーロ/ドル】 (2015 年からの三角保ち合い) この通貨は 2015 年 3 月(1 ユーロ=1.0458 ドル)以降で、三角保ち合い(a-b-c-d-e)を形成しているとみられる。 同パターンにおいて、6/24 安値(1.0913 ドル)からは e 波に位置付けられる。 ダイアゴナル・トライアングルを除き、一般に三角保ち合いは、従来トレンドの一時停止を意味する。つま り保ち合い後には、ユーロ安トレンド再開が想定される。それは結果として、ユーロ圏経済にとってプラス となろう。 【ユーロ/円】 (2014年からのユーロ安・円高トレンドが進行中) 2014 年 12 月高値(149.78 円)を起点に、ユーロ安・円高トレンドが(A)-(B)-(C)パターンで進行中。 2015 年 6 月高値(141.06 円)からは(C)波である。 (6 月以降は三角保ち合い形成か) 6/24 の 109.57 円からの日足をみると、これまでのところ、三角保ち合いを形成しているようだ。この位置で の三角保ち合いは、ユーロ安トレンドの継続を意味するものである。 この見方が正しければ、(C)波のユーロ安・円高はまだ終わっていないことになる。 (109.57 円を割れると、107.26 円試しへ) 109.57 円を割れると、まだ(C)波は続いており、それは 107.26 円(2012 年-14 年のユーロ高に対する 76.4%押し) を目指す動きとなりそうだ。 4 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 2016 年 9 月 30 日 【ドル/円】 (円高(B)波は終了した可能性) 昨年 6/5 の 1 ドル=125.86 円を起点に 1 年間続いた円高(B)波は、99.02 円(6/24)で終了した可能性がある。 この見方が正しければ、足元では円安(C)波の初動にあり、2023 年頃の 8 年サイクル終了時には、少なくとも 125.86 円を超える円安となろう(理想的ターゲットは 150 円処)。 (近くて遠い 75 日 MA) 75 日 MA(102.51 円)を抜ければ、次に 26 週 MA(104.76 円)を試すことになろう。もっとも現時点で 75 日 MA は、「近くて遠い」節目になっている。 (1 ドル=95 円処への円高があれば、それは「最後の円高」となろう) 一方、この先も 75 日 MA を抜くことができず、逆に 99.54 円(8/16)を下回るようだと、1 ドル=95 円処への 円高見通しが再浮上する(9/27 には一時 100.09 円まで円高となる場面があった)。しかしそれは「最後の円高」 となろう。 (限界に近い円買いポジション) IMM 通貨先物市場における非商業部門(主にヘッジファンド)の円買いポジションは、限界に近いとみられる。、 そうであれば、ここからは過剰な円買いに対する巻き戻し(円売り・ドル買い)がいつ起こっておかしくない。 【日本10年長期金利】 (2016 年 7 月に金利は歴史的な底打ちをはたした可能性がある) 今年は 1961 年(このとき長期金利は 14.8%)からフィボナッチ数 55 年目に当たる。また、1961 年ピークから 1987 年ボトムまでが 26 年、1990 年ピークから 26 年目は 2016 年。今年 2016 年は、日本長期金利が歴史的な 底値を付ける年とみられる。 そして、JGB10 年長期金利は 7/8 の-0.30%を以て歴史的な底打ちをはたした可能性が高い。 (200 日 MA を抜くと、次は 0.02-0.22%を目指すだろう) 9/21 の決定会合を受けて、JGB10 年金利は一時 0.005%へ上昇した。10 年金利がプラスとなるのは 3/11 以来 のことである。 ただし、この日の JGB10 年金利は終値ベースで 200 日 MA を上回ることはできなかった。このため 200 日 MA が重しとなる展開は目先まだ続きそうだ。 しかし 200 日 MA(現在-0.036%)をブレイクすれば、 次は 0.02%(2015 年 6 月・0.545%からの金利低下に対する 38.2% 戻り)、0.12%(同半値戻り)、0.16%(20 ヵ月 MA)、0.22%(同 61.8%戻り)などを順次、目指す展開が想定される。 (早ければ年内に 0.3%超えも) 10 年長期金利は早ければ年内にも、40 ヵ月 MA まで上昇しておかしくないだろう。40 ヵ月 MA というのは、 長期金利にとって、2008 年 8 月以来の上限であり続けている。40 ヵ月 MA の水準は現在、0.37%である。 【米国10年長期金利】(9/29終値は1.5599%) (金利上昇は続く見込み) 過去最低水準・1.318%(7/6)から金利は反発に転じている。 長期金利が最終的なボトムを付けたかは疑問だが、リスク回避モードの中で極端に下振れた金利は当面、上 昇が続く見込みである。 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 5 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 2016 年 9 月 30 日 (年内にも 2%に達しておかしくない) 米 10 年金利は 9/13 に一時 1.7498%まで上昇した後、低下基調となっている。 目先的に 1.5339-1.4829%(7/6-9/13 の金利上昇に対する 50-61.8%押し)を試し、その後は再び金利は上昇に転じ よう。 早ければ年内にも、米 10 年金利は 2%に達しておかしくない。 (2014 年からの抵抗線を抜けると、金利大底入れの可能性高まる) なお、今後どこかの時点で、米 10 年長期金利が 2014 年 1 月(3.0516%)からの抵抗線(現在 2.01%)を抜けるよ うなら、 1981 年からの金利低下トレンドのすべてが終わった可能性が高くなる。 この場合は中長期タームで、 長期金利は 3.75-4%へ向けた上昇となろう。 6 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 2016 年 9 月 30 日 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) Appendix A アナリストによる証明 本レポート表紙に記載されたアナリストは、本レポートで述べられている内容(複数のアナリストが関与している場合は、それぞれ のアナリストが本レポートにおいて分析している銘柄にかかる内容)が、分析対象銘柄の発行企業及びその証券に関するアナリスト 個人の見解を正確に反映したものであることをここに証明いたします。また、当該アナリストは、過去・現在・将来にわたり、本レ ポート内で特定の判断もしくは見解を表明する見返りとして、直接又は間接的に報酬を一切受領しておらず、受領する予定もないこ とをここに証明いたします。 開示事項 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(以下「MUMSS」)は、MUMSS のリサーチ部門・他部門間の活動及び/又は情報の 伝達、並びにリサーチレポート作成に関与する社員の通信・個人証券口座を監視するための適切な基本方針と手順等、組織上・管 理上の制度を整備しています。 MUMSS の方針では、アナリスト、アナリスト監督下の社員、及びそれらの家族は、当該アナリストの担当カバレッジに属するい ずれの企業の証券を保有することも、当該企業の、取締役、執行役又は顧問等の任務を担うことも禁じられています。また、リサ ーチレポート作成に関与し未公表レポートの公表日時・内容を知っている者は、当該リサーチレポートの受領対象者が当該リサー チレポートの内容に基づいて行動を起こす合理的な機会を得るまで、当該リサーチに関連する金融商品(又は全金融商品)を個人 的に取引することを禁じられています。 アナリストの報酬の一部は、投資銀行業務収入を含む MUMSS の収益に基づき支払われます。 個別銘柄の開示情報は以下のリンクにある WEB ディスクロージャーよりご参照ください。 https://www.er.sc.mufg.jp/disclosure/disclosure.php 免責事項 本レポートは、MUMSS が、本レポートを受領される MUMSS 及びその関連会社等のお客様への情報提供のみを目的として作成した ものであり、特定の証券又は金融商品の売買の推奨、勧誘又は申込みを目的としたものではありません。 本レポート内で MUMSS に言及した全ての記述は、公的に入手可能な情報のみに基づいたものです。本レポートの作成者は、インサ イダー情報を使用することはもとより、当該情報を入手することも禁じられています。MUMSS は株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・ グループ(以下「MUFG」)の子会社等であり、MUMSS の方針に基づき、MUFG については投資判断の対象としておりません。 本レポートは、MUMSS が公的に入手可能な情報のみに基づき作成されたものです。本レポートに含まれる情報は、正確かつ信頼でき ると考えられていますが、その正確性、信頼性が客観的に検証されているものではありません。本レポートはお客様が必要とする全て の情報を含むことを意図したものではありません。また、MUMSS 及びその関連会社等は本レポートに掲載された情報の正確性・信頼 性・完全性・妥当性・適合性について、いかなる表明・保証をするものではなく、一切の責任又は義務を負わないものとします。本レ ポートに含まれる情報は、金融市場や経済環境の変化等のために、最新のものでない可能性があります。本レポート内で示す見解は予 告なしに変更されることがあり、また、MUMSS は本レポート内に含まれる情報及び見解を更新する義務を負うものではありません。 MUMSS は関連会社等と完全に独立してレポートを作成しています。そのため、本レポート中の意見、見解、見通し、評価及び目標株 価は、異なる情報源及び方法に基づき関連会社等が別途作成するレポートに示されるものと乖離する場合があります。 本レポート内で直接又は間接的に取り上げられている株式は、株価の変動や発行体の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評 価の変化、金利・為替の変動等の要因により、投資元本を割り込むリスクがあります。 本レポートは、お客様に対し税金・法律・投資上のアドバイスとして提供する目的で作成されたものではありません。本レポートは、 特定の個人のための投資判断に向けられたものではなく、本レポートを受領される個々のお客様の財務状況、ニーズもしくは投資目的 を考慮して作成されているものではありません。本レポートで言及されている証券・関連投資は、全ての投資家にとって適切とは限り ません。お客様は、独自に特定の投資及び戦略を評価し、本レポートに記載されている証券に関して投資・取引を行う際には、専門家 及びファイナンシャル・アドバイザーに法律・ビジネス・金融・税金その他についてご相談ください。 MUMSS 及びその関連会社等は、お客様が本レポートを利用したこと又は本レポートに依拠したことによる結果のいかなるもの(直 接・間接の損失、逸失利益及び損害を含むがこれらに限られない)についても一切責任を負わないと共に、本レポートを直接・間接的 に受領するいかなる投資家に対しても法的責任を負うものではありません。最終投資判断はお客様自身においてなされなければなら ず、投資に対する一切の責任はお客様にあります。 過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆し、又は保証するものではありません。特に記載のない限り、将来のパフォーマ ンスの予想はアナリストが適切と判断した材料に基づくアナリストの予想であり、実際のパフォーマンスとは異なることがあります。 従って、将来のパフォーマンスについては明示又は黙示を問わずこれを保証するものではありません。 MUMSS・その他 MUFG 関連会社、又はこれらの役員、提携者、関係者及び社員は、本レポートに言及された証券、同証券の派生商 品及び本レポートに記載された企業によって発行されたその他証券を、自己の勘定もしくは他人の勘定で取引もしくは保有したり、本 レポートで示された投資判断に反する取引を行ったり、マーケットメーカーとなったり、又は当該証券の発行体やその関連会社に幅広 い金融サービスを提供しもしくは同サービスの提供を図ることがあります。本レポートの利用に際しては、上記の一つ又は全ての要因 あるいはその他の要因により現実的もしくは潜在的な利益相反が起こりうることをご認識ください。なお、MUMSS は、会社法第 135 条の規定により自己の勘定で MUFG 株式の売買を行うことを禁止されています。 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 7 2016 年 9 月 30 日 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) 本レポートで言及されている証券等は、いかなる地域においても、またいかなる投資家層に対しても販売可能とは限りません。本レポ ートの配布及び使用は、レポートの配布・発行・入手可能性・使用が法令又は規則に反する、地方・州・国やその他地域の市民・国民、 居住者又はこれらの地域に所在する者もしくは法人を、対象とするものではありません。 英国及び欧州経済地域: 本レポートが英国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities EMEA plc. (以下「MUS(EMEA)」。電話番号:+44-207-628-5555)により配布されます。MUS(EMEA)は、英国で登録されており、Prudential Regulation Authority(プルーデンス規制機構、 「PRA」)の認可及び Financial Conduct Authority(金融行動監視機構、以下「FCA」)と PRA の規制を受けています(FS Registration Number 124512)。本レポートは、professional client(プロ投資家)又は eligible counterparty (適格カウンターパーティー)向けに作成されたものであり、FCA 規則に定義された retail clients(リテール投資家)を対象としたも のではありませんので、誤解を回避するため、同定義に該当する顧客に交付されてはならないものです。MUS(EMEA)は、本レポート を英国以外の欧州連合加盟国においても professional investors(若しくはこれと同等の投資家)に配布する場合があります。本レポー トは、MUS(EMEA)の組織上・管理上の利益相反管理制度に基づいて作成されています。同制度には投資リサーチに関わる利益相反を 回避する目的で、情報の遮断や個人的な取引・勧誘の制限等のガイドラインが含まれています。本レポートはルクセンブルク向けに配 布することを意図したものではありません。 米国: 本レポートは Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. (以下「MUMSS」)によって作成されたものです。MUMSS は 日本で証券業務の認可を取得しております。本レポートが米国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities Americas Inc. (以下「MUS(USA)」。電話番号:+1-212-405-7000) により配布されます。MUS(USA)は、United States Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)に登録された broker-dealer(ブローカー・ディーラー)であり、Financial Industry Regulatory Authority(金融取引業規制機構、 「FINRA」)による規制を受けています(SEC# 8-43026; CRD# 19685)。本レポ ートが MUS(USA)の米国外の関連会社等により米国内へ配布される場合、本レポートの配布対象者は、1934 年米国証券取引所法の規 則 15a-6 に基づく major U.S. institutional investors(主要米国機関投資家)に限定されております。MUS(USA)及びその関連会社等 は本レポートに言及されている証券の引受業務を行っている場合があります。本レポートは証券の売買及びその他金融商品への投資等 の勧誘を目的としたものではありません。また、いかなる投資・取引についてもいかなる約束をもするものでもありません。本レポー トが米国で大手機関投資家以外の個人に配布される限りにおいて、MUS(USA) は以下の条件のもとでその内容について責任を負って います。本レポートの執筆者であるアナリストは、リサーチアナリストとして FINRA への登録ないし FINRA の資格取得を行っておら ず、MUS(USA)の関係者ではない場合があります。したがって、調査対象企業とのコミュニケーション、パブリックアピアランス、ア ナリスト本人の売買口座に関する FINRA の規制に該当しない場合があります。FLOES は MUS(USA)の登録商標です。 IRS Circular 230 Disclosure(米国内国歳入庁 回示 230 に基づく開示) :MUS(USA)は税金に関するアドバイスの提供は行っておりま せん。本レポート内(添付文書を含む)の税金に関する記述は MUS(USA)及び関連会社以外の個人・法人が本レポートにおいて研究 する事項に関する勧誘・推奨を行う目的、又は米国納税義務違反による処罰を回避する目的で使用することを意図したものではなく、 これらを目的とした使用を認めておりません。 日本: 本レポートが日本において配布される場合、その配布は MUFG のグループ会社であり、金融庁に登録された金融商品取引業者 である MUMSS(電話番号:03-6627-5340)が行います。 シンガポール: 本レポートがシンガポールにおいて配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities Asia (Singapore) Limited (以下「MUS(SPR)」。電話番号:+65-6232-7784)とのアレンジに基づき配布されます。MUS(SPR)はシンガポール 政府の承認を受けた merchant bank であり、Monetary Authority of Singapore(シンガポール金融管理局)の規制を受けています。本 レポートの配布対象者は、Financial Advisers Regulation の Regulation 2 に規定される institutional investors、 accredited investors、 expert investors に限定されます。本レポートは、これらの投資家のみによる使用を目的としており、それ以外の者に対して配布、転 送、交付、頒布されてはなりません。本レポートが accredited investors 及び expert investors に配布される場合、MUS(SPR)は Financial Advisers Act の次の事項を含む一定の事項の遵守義務を免除されます。第 25 条:一定の投資商品に関してファイナンシャル・ アドバイザーが全ての重要情報を開示する義務、第 27 条:ファイナンシャル・アドバイザーが合理的な根拠に基づいて投資の推奨を 行う義務、第 36 条:ファイナンシャル・アドバイザーが投資の推奨を行う証券に対して保有する権利等について開示する義務。本レ ポートを受領されたお客様で、本レポートから又は本レポートに関連して生じた問題にお気づきの方は、MUS(SPR)にご連絡ください。 香港: 本レポートが香港において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である MUFG Securities Asia Limited (以下 「MUS(HK)」。電話番号:+852-2860-1500)とのアレンジに基づき配布されます。MUS(HK)は Hong Kong Securities and Futures Ordinance に基づいた認可、及び Securities and Futures Commission(香港証券先物取引委員会;Central Entity Number AAA889)の 規制を受けています。本レポートは Securities and Futures Ordinance により定義される professional investor を配布対象として作成 されたものであり、この定義に該当しない顧客に配布されてはならないものです。 その他の地域: 本レポートがオーストラリアにおいて配布される場合、MUS(HK)又は MUS(SPR)により配布されています。MUS(HK) は Australian Securities and Investment Commission (ASIC) Class Order Exemption CO 03/1103 に基づき、Corporations Act 2001 が 定める金融サービスの提供者によるオーストラリア金融業免許の保有義務を免除されています。MUS(SPR)は ASIC Class Order Exemption CO 03/1102 により同様に義務を免除されています。本レポートはオーストラリアの Corporations Act 2001 に定義される wholesale client のみを配布対象としております。本レポートがカナダにおいて配布される場合、本レポートは MUS(EMEA)又は MUS(USA)により配布されます。MUS(EMEA)および MUS(USA)は international dealer exemption の措置により次の各州において金融 取引業者としての登録を免除されています:アルバータ州、ケベック州、オンタリオ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州 (MUS(EMEA)のみ)。本レポートはカナダにおける National Instrument 31-103 によって定義された permitted client のみを配布対象 としております。 又は本レポートは、インドネシアにおいて複製・発行・配布されてはなりません。また中国(中華人民共和国「PRC」を意味し、PRC の香港特別行政区・マカオ特別行政区、及び台湾を除く)において、複製・発行・配布されてはなりません(ただし、PRC の適用法 令に準拠する場合を除きます)。 8 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 2016 年 9 月 30 日 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) ©Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. All Rights Reserved 2016. 国内株式の売買取引には、約定代金に対して最大 1.404%(税込み) (ただし約定代金 193,000 円以下の場合は最大 2,700 円(税込 み))の手数料が必要となります。 本レポートは MUMSS の著作物であり、著作権法により保護されております。MUMSS の書面による事前の承諾なく、本レポート の全部もしくは一部を変更、複製・再配布し、もしくは直接的又は間接的に第三者に交付することはできません。 〒100-8127 東京都千代田区大手町 1 丁目 9 番 2 号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社 エクイティリサーチ部 本レポートの内容に関する追加・補足情報はご希望に応じて提供いたします。 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2336 号 (加入協会)日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取 引業協会 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 9 【重要な注意事項】 (本資料使用上の留意点について) ・ 本資料は当社が信頼できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業 上データに誤りが発生する可能性があります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに 示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本資料は、お客様への情報提供の みを目的としたものであり、特定の有価証券の売買あるいは特定の証券取引の勧誘を目的としたものではありま せん。本資料にて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。また、投資等に 関するアドバイスを含んでおりません。当社は、本資料の論旨と一致しない他のレポートを発行している、或いは 今後発行する可能性があります。本資料でインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、当社自 身のアドレスが記載されている場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本資料の 利用に際してはお客様御自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。 (利益相反情報について) ・ 当社および関係会社の役職員は、本資料に記載された証券について、ポジションを保有している場合がありま す。当社および関係会社は、本資料に記載された証券、同証券に基づくオプション、先物その他の金融派生商品 について、買いまたは売りのポジションを有している場合があり、今後自己勘定で売買を行うことがあります。また、 当社および関係会社は、本資料に記載された会社に対して、引受等の投資銀行業務、その他サービスを提供 し、かつ同サービスの勧誘を行う場合があります。 ・ 当社の役員(会社法に規定する取締役、執行役、監査役又はこれらに準ずる者をいう。)が、以下の会社の役員を 兼任しております。:三菱UFJフィナンシャル・グループ、カブドットコム証券、三菱倉庫 (外国株に関する注意事項について) ・ 外国株式に関する資料は、Form 10-K 等当該外国法に基づく「有価証券報告書」と同等の公的書類、年次報告 書(Annual Report)、四半期報告書、アーニングリリース等の会社発表による公開情報をもとに作成しております。 当社によるレーティング、投資判断、業績予想等は含みません。また、データの取得・入力時期の違い等により、 本資料と外国証券情報の数値等が異なる場合があります。 ・ 本資料で取り上げられている外国証券は、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示は行われておりま せん(金融商品取引法上の情報開示銘柄を除く)。当該外国証券の開示情報は、主要取引所の所在する国の開 示基準に基づいています。 (リスク情報について) ・ 日本および外国の株式・債券への投資は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する 外部評価の変化、金利・為替の変動等により、投資元本を割り込むリスクがあります。 (手数料について) ・ 国内株式の売買取引には、約定代金に対し最大1.404%(税込み)の売買手数料をいただきます(ただし約定 代金が193,000円以下の場合は最大2,700円(税込み))。株式は、株価の変動等により、損失が生じるおそれ があります。 ・ 外国株式の売買取引には、現地委託手数料と国内取次手数料の両方がかかります。現地委託手数料等は、その 時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等をあらかじめ記載することはできません。 詳細はお取引のある部店までお問合せください。国内取次手数料は、約定代金に対して最大1.080%(税込 み)の手数料が必要となります。外国株式は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ・ 非上場債券(国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買付けいただく場合は、購入対価のみ お支払いいただきます。債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外国債 券は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 (著作権について) ・ 本資料は当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本資料の全部もしく は一部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。 Copyright 2016 Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co.,Ltd. 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