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北九州市
認知症支援・介護予防
センター開設
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北九州市の
安全と安心
りが
暮らしやすいまちづく
進められています!
安全な環境で安心して
暮らせるまちを目指して、
認 知 症 支 援 、医 療 、防
犯、防災などさまざまな取
り組みを行っています。
認知症カフェ
カフェ・オレンジとは?
センターの主な取り組み
●認知症支援
認知症の人を介護している家族の交流会や、
「認知症カフェ」
の設置
など、認知症に対応できる地域づくり。
●情報発信
認知症や介護予防に関する最新情報、地域の取り組み紹介など。
●人材育成
「認知症サポーター」
や健康
づくり推進員の養成講座、交
流会などを開催。
北九州市安全・安心条例
北九州市では、平成26年7月に
「北九州市安全・安心条例」
が施行
されました。
この条例では、市民や北九州市を訪れる人が「安全・
安心を実感できるまちを実現し、
それを次世代に継承すること」
を目的
に、
市民、
地域団体、
事業者、
学校と市が、
一体となって安全・安心な
まちづくりに取り組んでいくことを定めています。
▲養成講座を開催し、認知症サポーターの育成に
も力を入れています。
充実の医療機関・病床数
北九州市には、24時間365日の小児救急を実施している小児救急
センター(八幡東区・市立八幡病院内)、国立病院機構小倉医療セン
ター(小倉南区)をはじめ、夜間・休日の小児救急体制が充実していま
す。
また、24時間体制で救急医療の問い合わせに応じるテレフォン
センターも設置しています。
北九州市の人口10万人あたりの医療機関数は、政令
指定都市の中で病院が第3位、診療所が第5位です。病
床数は、病院・診療所ともに第2位となっており、医療機
関・病床数ともに十分に確保されています。
人口10万人あたりの
病院病床数※
(平成26年10月現在)
147.3
121.8 130.4
168.8
264.2
熊本市
北九州市
岡山市
福岡市
広島市
2098.9
札幌市
資料:北九州市
京都市
28.5分
岡山市
病院到着
までの時間
1912.2 1984.5
熊本市
1547.8 1575.2
人口10万人あたりの
一般診療所病床数※
北九州市
(平成26年10月現在)
救急医療体制の整備
患者の状態に応じた三つの段階からなる救急
医療体制を整備しており、一刻を争う救急車で
の搬送は、医療機関と連携を図り、受け入れ体
制の整備に努めています。救急車の119番受
信から病院到着までの時間は、全国の大都市
で2番目の早さとなっています。
北九州市では、平成16年に初めて地域の自主防犯組織である生
活安全パトロール隊が結成され、現在では全ての小学校区で、地
域のパトロール活動や通学路の見守りが行われる等、市民などによ
る安全・安心の取り組みが活発に行われています。
その結果、刑法犯
認知件数は、平成14年の約4万件をピークに減少し、平成27年に
は4分の1以下にまで減少しています。
また、平成27年の市政評価ア
ンケート結果では、
「 防犯、暴力追放運動の推進」が初めて1位と
なるなど、市民から高く評価されています。
生活安全パトロール隊をはじめ地域の皆さんの長年の地道な活動
を、
より多くの市民に知ってもらい、活動参加のきっかけとしてもらう
とともに、本市の安全・安心の取り組みを市内外に発信するため、
安全・安心条例を施行した平成26年から
「1万人の防犯パトロール
大作戦」
を実施しています。
充実の医療機関と救急医療
小児救急医療の充実
「防犯、暴力追放運動の
推進」第1位
1万人の防犯パトロール大作戦【生活安全パトロール隊】
●地域での活動支援
リハビリテーション専門職や
栄養士などの専門職を派遣
し、効果的な介護予防方法
を紹介。
安全・安心に関する市政評価
せるのが
安心して暮ら
一番ですね!
認知症カフェとは、認知症の人とその家族、各専門家や
地域住民が集い、交流や情報交換などをして過ごせる
場です。
「カフェ・オレンジ」は、北九州市モデル事業とし
て、平成28年5月に認知症支援・介護予防センター内
にオープンしました。
北九州市では、市民一人一人が住み慣れた地域で生き生きと
暮らせるよう、地域社会の実現を目指してさまざまな取り組みを進
めています。
その中でも社会的な課題となっている
「認知症」
と
「介
護予防」
について力を入れて取り組むため、平成28年4月に
「北
九州市認知症支援・介護予防センター」
を北九州市総合保健
福祉センター
(アシスト21)5階に開設しました。
安全・安心なまちづくり
防災ガイドブックを
全戸配布
北九州市では、平成22年に発行した
「防災情報
マップ」
を改訂し、平成27年に
「北九州市防災
ガイドブック」
を全戸へ配布しました。
この防災
ガイドブックは、災害から命を守ることに重点を
おき、いざという時に適切な判断・行動がとれる
よう、避難の心得やさまざまな災害の特徴、備える
べき災害を確認するためのハザードマップなどを
掲載しています。
Special Menu
直接聞いてみました!
カフェ・オレンジは
地域の人が
気軽に利用できる
出会いの場です。
カフェ・オレンジ
カフェマスター
長野 幸子さん
Q.どんな人が利用していますか?
カフェ・オレンジは、常設の認知症カフェとして今年5月に
オープンしました。認知症の本人や家族、認知症につい
て知りたい人、家族のことを相談したい人、何か社会の
役に立ちたいと思っている人など、
いろいろな人が利用し
ています。
お茶を飲みながら、気軽におしゃべりを楽しめ
る開放的なスペースです。
ミニコンサート等のイベントや
認知症や介護予防に関する講座なども随時開催してい
ます。
Q.カフェマスターの役割は?
認知症の知識やコミュニケーションなどの研修を受けた
市民ボランティアが、
カフェマスターとしておもてなし役を
務めています。約40人のメンバーが交代制で常駐し、運
営のお手伝いをしています。
カフェを訪れた人にお茶を出
したり、話し相手になったり、市の担当者や専門家につなぐ
役目もあります。皆さんに気持ちよく過ごしていただけるよう
に、笑顔で接することを心掛けています。
Q.今後の抱負は?
カフェ・オレンジは、モデル事業としてスタートしたばかり
です。
たくさんの人がこの場を知って、気軽に利用してもら
えたらと思います。身近な地域にカフェを望む声もあり、
ここで経験を積んだカフェマスターたちが、
それぞれの地域
でお役に立っていけたらいいですね。
防災ガイ
ドブック
は
“生き抜
く術の心
得帖”。
備えあれ
ば憂いな
し!
※ 資料:保健福祉レポート2015
(北九州市)
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