平成28年度地域創生人材育成事業実施要綱 平成28年9月30日制定 公益社団法人 長崎県トラック協会 (事業の目的) 第1条 人口減少社会の中で、全国的な景気回復傾向や、雇用情勢の改善(労働力需給のひっ迫)から、 トラック運送業界において人手不足が懸念される状況にあり、本県の運送業界の活力を維持するため には、将来を担う人材を本業界に確保し、定着させることが最重要の課題となっている。 公益社団法人長崎県トラック協会(以下「協会」という。)は、本県の一般貨物運送事業者(以下 「事業者」という。)がその課題解決のために行う新たな人材育成・確保モデルの構築を支援するこ とを目的に本事業を実施する。 (事業の内容) 第2条 本事業は、事業者がその事業用自動車の運転者を新たに雇用する際、その者に係る業務上必要 と思われる免許取得や各種研修等の実施について、協会が事業者に委託することとし、その事業に要 する費用の一部を支払うものとする。 (事業の委託先) 第3条 委託事業は、公益社団法人長崎県トラック協会会長(以下「委託者」という。)が、本事業の 目的を確実に達成することができると認める者(以下「受託者」という。)に、委託して実施するも のとする。 (受託の申込み) 第4条 本事業の受託を希望する事業者は、様式1の平成28年度地域創生人材育成事業受託申込書に より、委託の申込みを行うものとする。 (内諾の通知) 第5条 協会は、前条による申込みがあったときは、当該申込みに係る書類を審査し、当該申込みを承 諾すべきものと認めたときは様式2の内諾書により事業者に通知する。なお、協会は本通知に際して、 必要な条件を付することができる。 (事業実施申請) 第6条 前条による内諾を受けた事業者は、本事業により運転者として採用することとなった者(以下 「対象者」という。)が決定したときは、速やかに、様式3の平成28年度地域創生人材育成事業実 施申請書により、事業の実施内容について協会へ申請しなければならない。 (事業の適格性審査及び契約の締結) 第7条 協会は、前条による申請があったときは、当該申請に係る書類を審査し、事業の目的等に照ら し適当と認めるときは、様式4の平成28年度地域創生人材育成事業委託契約書により受託者と契約 を締結する。 (委託の額) 第8条 前条の規定により契約を締結する事業に要する経費として交付する委託費の額は、予算の範囲 内において、委託者が定める額とする。 (事業経過報告) 第9条 受託者は、対象者の在籍状況及び必要研修の受講状況について、様式6の平成28年度地域創 生人材育成事業受託経過報告書により、平成28年度分は平成29年4月3日から4月14日までに、 平成29年度分は平成30年4月2日から13日までに報告しなければならない。 (事業実績報告) 第10条 受託者は、委託事業が完了したときは、速やかに、様式5の平成28年度地域創生人材育成 事業受託実績報告書及び委託者が必要とする書類を協会に提出しなければならない。 (委託費の交付) 第11条 協会は、前条の平成28年度地域創生人材育成事業受託実績報告書の提出があったときは、 速やかにその報告を審査し、事業の目的等に照らし適当と認めるときは、委託費を交付する。 (委託費の返還) 第12条 協会は、次の各号のいずれかに該当するときは、既に交付した委託費の全部もしくは一部の 返還を命じることができる。 (1)第11条に基づく報告書の提出をしないとき (2)第11条に基づく報告により、対象者の退職が確認されたとき (1)この要綱その他協会が定める事項に違反したとき (2)虚偽その他不正な手段により委託費の交付を受けたとき (その他必要な事項) 第13条 この要綱に定めるもののほか、本事業の実施に関するその他の必要事項は、協会が別にこれ を定める。
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