IFMIF/EVEDA 原型加速器放射化物管理用鉛遮蔽体の購入 仕様書 平成 28 年 9 月 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 六ヶ所核融合研究所 核融合炉材料研究開発部 IFMIF 加速器施設開発グループ １．件名 IFMIF/EVEDA 原型加速器放射化物管理用鉛遮蔽体の購入 ２．目的 本件は日欧の幅広いアプローチ活動の下で開発が進められている IFMIF/EVEDA 原型加速 器の実証試験において、運転中に発生した中性子による放射化物の定量管理を行うことを 目的として、ガンマ線波高スペクトル分析時に用いる鉛遮蔽体を購入するものである。 ３．仕様 ガンマ線波高分析用鉛遮蔽体 一式 量研機構所有のゲルマニウム半導体検出器（Canberra 製 P 型ゲルマニウム半導体検 出器 GC4018 及び Canberra 製液体窒素蒸発防止装置 CCII-VD）を設置できる遮蔽体 であること。 遮蔽構成 低バックグラウンド鉛 錫 1 mm 無酸素銅 1.6 mm 汚染防止用塩ビ 3 mm 程度 10 cm 以上 遮蔽内容積 直径 275 mm×高さ 400 mm 以上 遮蔽ベース 遮蔽体本体を固定する治具及び鉄板を用意すること。 また必要に応じてアンカー固定を実施すること。 総質量 2,000 kg 以下とすること 付属品 既設検出器ヘッドに合うアクリル製保護キャップを用 意すること。アクリル製保護キャップは多段構造のはめ 込み式とし、検出器ヘッド端から保護キャップ表面まで の距離を 0.5 cm（アクリルの厚さ分）、5.0 cm、10.0 cm、15.0 cm、20.0 cm と段階的に調整できるようにす ること。また、キャップ上部のアクリル板には、中心が 分かるようにけがき線を入れ、1 mm ごとに小目盛り、 5 mm ごとに大目盛りを打つこと。同一のものを二式用 意すること。概要を以下の図に示す。また、U-8 容器用 の固定治具を付属すること。 その他 量研機構所有のゲルマニウム検出器等を設置後に性能 検査を実施し、問題ないことを確認すること。検査内容 は別途、承認を得ること。 また、1 週間連続のバックグラウンド測定を実施し、人 工核種が検出されないこと。 ４．納期 平成２９年１月３１日（火） ５．納入場所 (1)納入場所 青森県上北郡六ヶ所村尾駮表舘 2-166 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 六ヶ所核融合研究所 IFMIF/EVEDA 開発試験棟 入退管理室 指定場所 (2)納入条件 据え付け調整後渡し ６．検収 ５項に示す納入場所に納入後、仕様および員数検査をもって検収とする。 ７．かし担保責任 検収後、１年以内にかしが発見された場合、無償にて速やかに修理もしくは交換を行う ものとする。 ８．グリーン購入法の推進 本契約において、グリーン購入法（国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律） に適用する環境物品が発生する場合は、これを採用するものとする。 ９．協議 本仕様書に記載されている事項および本仕様書に記載のない事項について疑義が生じ た場合は、量研機構と協議のうえ、その決定に従うものとする。
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