本協議チェックリスト(案)使用にあたり、想定し得る状況を考慮して作成してあるため、出し手 側・受け手側の条件や、現場条件、その他必要と思われる条件を勘案し、加筆修正すること。 また、使用にあたっては、自らの責において使用の可否について検討すること。 「土砂バンク」協議チェックリスト(案) より甲のダンプトラック等運搬車輌を待機させないこと(運搬路の確保、整地作業等乙側の都 合による遅延)。←現場条件に応じて変更すること。 □受渡土量の検収が必要な場合は、乙が実施すること。 1.趣旨 ○○○○○○○(出し手側∼(以下「甲」という。)発注工事(事業或いはストックヤード)に おいては、建設発生土余剰が生じており、これを他工事との利用調整を図り、資源の有効活用並び □乙が希望する受入量は最大希望量とし、不可抗力等の事案によって受渡量の変更が生じた場合 も含め、乙は甲に対し希望量全量確保を求めないこと。 また、甲も、変更があった場合は乙に対して変更があった旨の情報を申し出ること。 にコスト縮減等の観点から、近隣の他工事(事業)へ適正かつ安全に引き渡すため、受入を希望す □乙は甲の指導や関係する法令等を遵守し、不誠実な行為をすることがないこと。 る者(受け手側∼以下「乙」という。)を決定するための必要な事項を纏めた協議チェックリスト □乙は受入に伴う損害について、金銭・労務・材料及び機械運転等を甲に求めないこと。 (案)である。←公共工事或いは民間工事等が出し手側、受け手側どちらかになった場合、協議チ □乙は、土砂受入地において、土砂の崩落、流出等事故が発生した場合及び溢水、汚水等による ェックリストを参考にすること。 周辺環境への影響があった場合には、速やかに対策を行うとともに、甲及び関係機関等に連絡 すること。 2.受入を申し込むことが出来る者 「土砂バンク」参画名簿に掲載されている者(国・道・市町村は全て参画範囲)とする。 □その他(諸条件を現場毎に各々追加すること) 登録された土砂については、特定有害物質の混入がないことを前提としている。双方協議の上、 有害物質試験の必要性について打合せを行うこと。 3.受入の際の条件(各所で必要な部分を抽出し参考資料とすること) □乙は、受け入れた土砂を直接転売等の営利目的に使用しないこと。 □乙は、受入土砂の用途を明確にしており、当該用途以外の使用をしてはならない。 □受渡の際の「土砂掘削積込、運搬、荷下ろし」に係る関係法令等は乙の責によるものとし、受 入後の土砂は全て乙の管理とする。←受渡条件によって変更すること。 □土質の事前情報は甲が提示するが、詳細土質確認は乙が確認すること。甲が所有している試験 <関係法令遵守を謳っているが、何をどこまで?> ※各開発建設部、振興局、市町村において、位置図・平面図・受入地の現況写真・土地所有者の 同意書・地積図・登記簿謄本・借地契約書のチェックは行わない。 これは、関係法令遵守漏れ(農地法・道路法・河川法・土地改良法・民法・財産管理法等々の 各種法令) ・登記情報や地積図錯誤(不動産登記に係る法律∼法務局) ・借地権等の誤逸(地元 結果以外のデータが必要な場合は、受入者である乙が試験を行うこと。 市町村役場及び農業委員会)までのチェックは行えない(チェック漏れの可能性を考える。 ) また、確約書締結以降に受入土量の変更がないよう注意すること。 あくまで、 「2.受入を申し込むことが出来る者」 「3.受入の際の条件」で判断し、協議メモ □受入地に至る道路について、乙はダンプトラック等運搬車輌が周辺の環境及び他の交通等に顕 を残すこと。受入以降は受入者(乙)の責とする(そこまでの責任を背負い込むことは危険)。 著な影響を及ぼすことなく安全に通行出来るよう配慮すること。 また、運搬路及び運搬路周辺住民・地権者等への了解が必要な場合は甲・乙調整の上、適切な 対応を行わなければならない。←現場条件に応じて変更すること。 □(甲・乙は)搬出前段階でダンプトラックが走行不可能な路面状況であった場合、 (甲・乙へ) 4.利用者の決定及び特定・非特定の通知 土砂受入希望者のうち、受入の際の条件、利用用途、経済性等を考慮し、利用者を決定する。 特定・非特定の通知は担当者間で電子メールにて知らせることとする(あえて様式は用意しない)。 事前情報として知らせること。この際、甲・乙協議の上、走行可能な路面状況補修の負担割合 等協議を行う。←現場条件に応じて変更すること。 □受入地に至る道路について、受入土砂の運搬に伴い損傷が発生した場合には、乙が補修するこ と(状況に応じて甲・乙協議) 。 □土砂について、乙は甲に対して甲が行う通常の残土処理工程以外の分別等の作業を求めないこ と(通常の残土処理工程とは、積込・運搬・荷下ろし迄をいう)。 5.違反行為 土砂バンク登録された建設発生土受入について、 「3.受入の際の条件」に虚偽があった場合は、 即時に土砂バンク利用登録承認を取り消し、以降の土砂バンク利用は行えないものとする。 また、搬出中止に伴い発生する残土整理及び発生土処理に要する費用(機械経費・労務費・仮設 経費等)について、虚偽報告を行った者に対して請求出来るようです(民法 415 条において、契 □原則として、乙が必要とする敷均しや転圧等、受入のために要する費用は乙が負担すること(甲 約違反に伴う損害賠償請求出来ると記述はありますが、国・北海道・市町村自らが賠償請求する が行う行為は、最大にして土砂積込、運搬、荷下ろしまでとする。 ) 。 (状況に応じて甲・乙協 か、公共工事請負者側からの賠償請求になるかはケースによって異なりますので、情報としての 議) 。←現場条件に応じて変更すること。 みです)。 □搬入時期については、乙は協議成立後速やかな受入が可能であること。また、受入後の工程に
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