2016年9月28日 各位 会社名 株式会社クラレ 代表者名 取締役社長

2016年9月28日
各位
会社名
代表者名
コード番号
上場取引所
問合せ先
株式会社クラレ
取締役社長 伊藤 正明
3405
東証第一部
経営企画室 IR・広報部長
井出 章子
TEL (03) 6701-1070
子会社であるクラレケミカル株式会社の吸収合併に関するお知らせ
当社は、2016年9月28日開催の取締役会において、当社100%出資の子会社であるク
ラレケミカル株式会社を下記のとおり吸収合併することを決議いたしましたので、お知らせいた
します。
なお、本合併は、100%子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一
部省略しております。
記
1. 合併の目的
【背景】
当社グループはありたい姿である「世界に存在感を示す高収益スペシャリティ化学企業」
を実現すべく、中期経営計画「GS-STEP」において事業領域拡大に向けた新機軸の検討を進め
ています。また、当社グループは市場成長が期待できる「水・環境」、
「エネルギー」、
「電子・
光学」を重要戦略領域と定めています。
【合併の目的】
当社は、「エネルギー」分野で、リチウムイオン二次電池(LiB)部材向けに植物系ハード
カーボン負極材<クラノード>の事業化を推進しています。
一方、クラレケミカル株式会社は、高機能炭素材メーカーとして、
「エネルギー」
、
「水資源」
、
「大気浄化」などの幅広い用途においてグローバルに活性炭事業を展開しています。
両社が狙う市場は、車載用 LiB 部材市場において急速な成長が、また世界の活性炭市場は、
水質・大気汚染規制強化や新興国需要増加により年率約 7%の拡大が見込まれています。
かかる状況下、当社は炭素材料事業の早期拡大を企図し、クラレケミカル株式会社を吸収
合併いたします。
合併後は、両社の持つ技術や知見などを複合的に組み合わせた技術革新により高度化する
市場のニーズに対して最適なソリューションを提供するとともに、海外ネットワークなどの
当社グループが保有する経営資源を最大限活用し、炭素材料事業の強化・拡大を加速します。
2.合併の要旨
(1)合併の日程
合併決議取締役会
2016年9月28日
合併契約締結
2016年9月28日
合併期日(効力発生日)
2017年1月 1日(予定)
(注)本合併は、当社においては会社法第796条第2項の規定による簡易合併であり、
クラレケミカル株式会社においては会社法第784条第1項に規定する略式合併
であるため、それぞれ合併契約書承認に関する株主総会を開催いたしません。
(2)合併方式
当社を存続会社とする吸収合併方式とし、クラレケミカル株式会社は解散いたします。
(3)合併に係る割当ての内容
該当事項はありません。
(4)消滅会社の新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はありません。
3.合併当事会社の概要
吸収合併存続会社
吸収合併消滅会社
1.名称
株式会社クラレ
クラレケミカル株式会社
2.所在地
岡山県倉敷市酒津 1621 番地
岡山県備前市鶴海 4342 番地
3.代表者の役職・氏名
代表取締役社長
代表取締役社長
4.事業内容
化成品・樹脂、化学繊維他の
製造販売
活性炭およびその関連製品の製造
販売
5.資本金
88,955 百万円
600 百万円
6.設立年月日
1926 年 6 月 24 日
1940 年 12 月 11 日
7.発行済株式総数
354,863,603 株
12,000,000 株
8.決算期
12 月 31 日
12 月 31 日
9.大株主及び持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会
社(信託口) 7.82%
日本トラスティ・サービス信託銀行株
式会社(信託口) 6.09%
株式会社クラレ
伊藤
正明
山本
恭寛
100%
10.経営成績及び財政状態
決算期
㈱クラレ(連結)
クラレケミカル㈱(単体)
2015 年 12 月期
2015 年 12 月期
純資産
503,589 百万円
9,326 百万円
総資産
701,770 百万円
15,657 百万円
1,412.46 円
777.20 円
1 株当たり純資産
売上高
521,721 百万円
17,799 百万円
営業利益
66,077 百万円
1,009 百万円
経常利益
64,535 百万円
967 百万円
当期純利益
35,749 百万円
166 百万円
101.84 円
13.85 円
1 株当たり当期純利益
4.合併後の状況
(1)商号
(2)本店所在地
(3)代表者の役職・氏名
(4)事業内容
(5)資本金
(6)決算期
株式会社クラレ
岡山県倉敷市酒津 1621 番地
代表取締役社長 伊藤正明
化成品・樹脂、化学繊維他の製造販売
88,955 百万円
12 月 31 日
5.今後の見通し
本合併は、当社100%出資の連結子会社との合併であるため、連結業績への影響はありませ
ん。
以上