研修部だより - 福島県立大笹生養護学校

研修部だより
平成28年 9月 発行
大笹生養護学校研修部
実技研修会
8月22日(月)
、23日(火)の二日間、実技研修会が開催されました。実技研修会は、本校全職員
を対象にした、
『教員としての資質を高め、日々の授業実践に生かせる実技を伴う研修会』です。基本的
には本校の職員が講師を務めるのですが、二つの講座については外部の専門講師に依頼をし、研修を深
めました。
今年の講座は8つ。それぞれが希望する講座を受講して、小・中・高等部の学部を越えた職員同士で
研修に取り組みました。本研修で学んだ内容を、子どもたちの学習内容の広がりや深まりにつなげてい
きたいと考えています。
『楽しいフェルト作り』
コースターと丸いアクセサリーを作りました。色鮮や
かなたくさんの種類の羊毛があり、好きな色を組み合
わせて作りました。コースターや小物入れはフェルト
を手で伸ばして作ることができるため、児童・生徒も
楽しく製作活動を行うことができると思います。
『子供でも作れる時短うどん作り』
子どもたちへの指導のポイントや使える道具
等、情報交換し教材研究をしながら行うことが
できました。生地をこねる・踏む・切る等の活
動はとても分かりやすく、児童・生徒が期待感
を持って取り組める内容だと思います。
『ストレスマネジメント研修』
外部講師の先生からご指導いただきました。日常
の中でできそうなセルフリラクゼーションを体
験できたことで、緊張を緩める等、身体の使い方
が分かり、児童・生徒の思いにそって身体を動か
すための方法を学ぶことができました。
『スイッチ教材の作成』
設備の整った二本松工業高等学校で、先生や生徒さん
から丁寧にご指導いただきました。コンセントの付い
た家電製品を、手元のスイッチにつなげ操作できる
「ラッチスイッチ」を作りました。
『木工製作』
中学部・高等部の作業学習木工班の先生方にご指
導いただきました。作りたい教材を児童・生徒に
合った物になるよう一緒に考えアドバイスを頂
きながら、完成させることができました。子ども
たちとの学習に使うのが楽しみです。
『パン作りに親しもう』
フォカッチャのサンドイッチとプレッツェルを作りま
した。パンを焼く美味しそうな香りが校舎内に広がり
ました。発酵の待ち時間にサンドする具材を作る等、
作業工程にも無駄がなく大変勉強になりました。
『いっしょにかきま書』
墨を使って様々な表現法を体験しました。水滴に墨
を落として模様を付けたり、太さの異なる割り箸ペ
ンを使い様々な線を描きました。また、扇筆を使っ
て古代文字にも挑戦しました。布を貼った台紙に、
出来上がった作品を飾る等、作品を生かすための工
夫についても考えることができました。
『アプリを授業で使ってみよう!』
基本操作をわかりやすく教えていただき、児童・生徒
向けの面白いアプリもたくさん紹介していただきま
した。実際に授業に生かせる内容で大好評でした。