瀬戸内編 3/4 - BankART1929

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2016.8/25-9/3 瀬戸内∼大阪∼釜山
8 月 25 日《高松ー女木島》 8 月 26 日《高松ー豊島》 8 月 27 日《高松》
サンドラム + パク・ヨニ公演 8 月 29 日《犬島ー神戸》 8 月 30 日《神戸ー大阪》 神戸のチャイナタウン、南京街を通って駅
続・朝鮮通信使 2016 夏・秋のプログラ
ム、第一部の韓国ツアーに引き続き、第二
瀬戸内国際芸術祭の実行委員会の事
部は瀬戸内∼関西を経て釜山へ。まず
8 月 31 日《大阪ー釜山》 柳幸典さんのスタッフ大橋実咲さん
(右)
と
に向かい、電車で大阪へ。
八島良子さん
(左)
と合流。
今日訪れるのはクリエイティブセンター大阪
大阪南港から釜山まで 18 時間かけての
務所でご挨拶パフォーマンス
は、現在、瀬戸内国際芸術祭が行われ
ている高松へ。
台風の影響で雨。定期船で小豆島の土
サンドラム公演はリン・シュンロンの作品の
庄(とのしょう)
に行き、海上タクシーで犬
内外に決定。朝早くから仕込み。
島へ。
(CCO/ 旧名村造船所)
。千島土地の芝
川能一さんがお忙しいなか、挨拶に来てく
ツアーに同行するサンドラム7名も無事到
ださった。左は本日案内をしてくれる、おお
着。
さか創造千島財団の北村智子さん。
船の旅。しかも、オリジナルの朝鮮通信使
と同じ、瀬戸内海を抜けていく航路。
9 月 1 日《釜山》
丹下健三設計の香川県庁舎と猪熊弦
一郎の壁画。
朝 10時、船は後半かなりゆれたが釜山港
チケットセンターにある高橋啓祐さんの作
に無事到着。
品。小ぶりだが、スラグの山と海のような
映像の重なりが美しい
続・朝鮮通信使は、瀬戸内国際芸術祭
北加賀屋駅からCCOまでの間の空家、
の正式な参加プログラムでもある。
土地、工場跡などを活用して、様々な試み
まずは芸術祭事務局へご挨拶。
を行っている。ここは
「みんなののうえん」
と
して空き地活用しているところ。
釜山文化財団の皆さんと合流
27日に高松でまとまったコンサートをおこ
なうため、下見や音合わせなど。韓国か
そのあと豊島へ。土庄町の三浦博樹さん
がツアーに同行してくれた。
MASK
(Media Art Storage Kitakagaya)
ら、サンドラムがゲストとして、カヤグムの
元工場の大空間で大型作品を保管してい
奏者パク・ヨニさんをお迎えしている。
犬島から宝伝港
(岡山県)
へ。バスと電車
を乗り継いで神戸へ。
るのだが、年に1回、展覧会として一般公開
している。収蔵作家は、ヤノベケンジ、やな
ぎみわ、名和晃平、宇治野宗輝、久保田
Totatoga
(街中の空き室をクリエイターが積
極的に活用しているプロジェクト)
のキム・ヒ
ジンさん
(事務局長)
にのいくつかのサイ
トを
案内してもらう。
弘成、金氏徹平、
など。やなぎみわさんの日
輪の翼のトレーラーが、高松公演を終えて
大阪に戻っていた。今週末はお膝元 CCO
での公演があり、それにあわせて、MASK
や周辺でも展覧会を開催するという。
サンドラムの公演場所の隣では、やなぎみ
わさんの「日輪の翼」の公演があり、様子
(作家
アトリエに居合わせたジョン・マンヨン
をのぞきにいくと、やなぎさんは残念ながら
/ 友人)
(作家 / 友人)
さん。キム・デホン
さん。
不在だったが、BankART でも何度か展
示や公演をしてくれている照明クリエイター
の藤本隆行さんがいらした。
そして CCO へ。
サンドラム + パク・ヨニ in リン・シュンロン
8 月 28 日《直島》
姫路駅ホームの立ち食い店で。麺は中華
麺なのにだしと具が和風の不思議なそば。
チャガルチ国際市場で昼食。
唐櫃の清水を囲んで
名村造船所時代の資料や説明などのコー
ナー。当然、BankART Studio NYK の建
フェリーで直島へ。
物の所有者である日本郵船会社の船もつ
くられていたという。
釜山文化財団の朝鮮通信使博物館へ。
財団のキム
(4 号 / 財団にはキムさんが 7 名
ドイツで活動し、豊島に移住されてきた音
いるので、そうみんなでいってる)
さんが丁
楽と映像のパフォーマンスユニット。早速
寧に説明してくれた。
アーティスト同士で交流。
船の図面を引いていた元図面室の大空
間でのサンドラム。
釜山に来たら必ず訪れるタワー下
(旧日本
高松に戻る船を待つ間に、港でパフォー
マンス。
人居留地)
の釜山浦。
直島では、美術館や家プロジェクトを巡る。
神戸、KIITO に到着。以前にも訪れたこ
とがあるが、その時は未改修だった。館長
の永田宏和さんから、KIITO の歴史と活
サンドラムを高松に残し、他のメンバーは
動についてお話を伺った後、館内見学。
女木島に。
ほとんど解体されてしまった横浜の帝蚕
倉庫群に対して、
この西の生糸試験所は
見事に再生を遂げた。産業遺産のいくつ
かの装置をそのまま展示したり、カフェの
パク
・ヨニさんは帰国のフライ
トのため高松へ。
続・朝鮮通信使 2016 夏・秋 特集号
テーブルなどに利用されている。
そして鶴橋のコリアタウンへ。2011 年の
続・朝鮮通信使の旅で 一緒に韓国 へ
行った、大阪水都の会の藤井薫さんと杉
本清さんと再会。
サンドラムの坪内さんが、太鼓が部屋に置
かれていたのを目ざとく見つけ、居合わせ
たお客さんと早速コラボレーション。