週刊株式アウトルック

2016 年 9 月 30 日号
週刊株式アウトルック
来週の見通しと投資ポイント
CONTENTS
1. 日本株式 .............................................................................................. 1
2. 注目テーマ① 中国は「国慶節」の大型連休が到来 ................................... 2
3. 注目テーマ② 米大統領選の情勢と日本株への影響 ................................ 3
4. 注目テーマ③ ノーベル賞受賞候補から日本の技術力を再認識 ................. 4
5. ドル円相場 ............................................................................................ 5
6. 米国株式 .............................................................................................. 5
7. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 6
8. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7
9. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7
10. チャート分析 .......................................................................................... 8
11. 来週・再来週の主なスケジュール............................................................. 9
投資情報部
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
1.日本株式
横山 敦史
【日経平均の推移と来週の見通し】
19,000
(円)
(兆円)
<来週の予想レンジ:16,200~17,200円>
12
11
18,000
10
17,200円
75日移動平均(左軸)
日経平均(左軸)
17,000
9
8
16,200円
16,000
7
6
25日移動平均(左軸)
15,000
5
4
14,000
3
2
13,000
1
東証一部売買代金(右軸)
12,000
4/12
2016年
5/6
5/26
6/15
7/5
7/26
8/16
9/5
9/27
10/18
0
(月/日)
注:予想はSMBC日興証券
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
OPEC原油減産の実現性を探る局面

9月28日に行われたOPEC(石油輸出国機構)非公式会合で減産合意に至ったと報じられた。これを受け、
原油価格は上昇し、29日の日本株市場ではリスクオンムードとなった。

ただ、各国の分担など詳細については決定しておらず、今後調整が難航するとの見方もある。売買代金の
盛り上がりに欠ける中、原油価格の動向などに日本株も左右され易いと考える。
2月期中間決算内容を確認しつつ、週後半は様子見ムードか

来週3日に、しまむら(8227)、4日にJフロント(3086)など、引き続き2月期決算である小売業の中間決算発表
が予定されている。足元で業績好調な中小型株は高値を更新しており、決算内容によって引き続き内需好
業績銘柄が選好される展開を予想する。

一方、来週末には米雇用統計の発表を控えている上、国内は連休前となるため、日本株市場は様子見ム
ードが広がりやすく、日経平均は週後半に膠着感が漂うこととなろう。
日本株の本格上昇は3月期中間決算発表以降

年内の日本株については、ドル円の上値の重さなどから目先横ばい圏での推移が続くと考える。

本格的に上昇し始めるのは、来期の業績を織り込み始める3月決算企業の中間決算発表(11月)以降となろ
う。今年の秋は本格上昇に備える季節と位置付けたい。
1
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
2.注目テーマ① 中国は「国慶節」の大型連休が到来
図表1. 訪日外客数

中国では10月1日から7日まで、「国慶節」の大型
連休となる。10月1日は毛沢東が天安門で建国
宣言をした日であり、中華人民共和国の成立を
記念する祝日である。この連休を利用し、中国人
旅行客が大挙して日本観光に訪れることが、近
年では“恒例行事”となっている。

9月21日に発表された8月の訪日外客数は、前
年同月比12.8%増となり、8月としての過去最高
を記録した。国・地域別では、中国が14.5%増の
67万7,000人と最も多かった。1人あたりの購入単
価低下による消費額の減少は起きているものの、
訪日客数自体は、2020年で4,000万人という政
府目標に向けて順調に増加している(図表1)。

中国人旅行客による「爆買い」は、中国での関税
の引き上げや中国の景気減速懸念、「モノ消費」
から「コト消費」への観光目的の変化、円高人民
元安などを背景に減速している。しかしながら、
インバウンド関連 の小 売 各社 の売 上 高は2014
年10 月から伸びが顕著になり、2015 年10 月
からは大きく減速に転じていたため、前年比では
今年の秋には悪影響が一巡し、底堅い成長とな
ることが予想される。

小売りセクターに多い2月期決算企業の中間決
算発表は今週から本格化している。インバウンド
関連企業の株価は、爆買いスローダウンの織り
込みが進んだためか、業績が悪化した企業でも
株価の下落は限定的となっている印象である。
店舗閉鎖などのリストラ策や、決算発表時の会
社経営陣からのコメントで売上底打ちが示唆され
るような内容が発信されれば、株価上昇のきっか
けとなろう。

主なインバウンド関連銘柄を図表3に紹介する。
なお、一部企業については、通期業績予想の下
方修正のリスクとともに、天候要因(台風など)に
よって9月の月次売上が弱い可能性があることも
短期的に注意しておきたい。
(万人)
2,000
1,750
2014年
1,500
2015年
母良田 剛
2016年
1,250
1,000
750
500
250
0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
出所: 日本政府観光局(JNTO)HPよりSMBC日興証券作成
図表2. ラオックス(8202)の平均顧客単価
(前年同月比)
100%
80%
60%
40%
20%
0%
‐20%
‐40%
‐60%
15/1
15/4
15/7
15/10
16/1
16/4
16/7(年/月)
注:ラオックス(8202)については、本レポート作成時点で日本証券金融
の注意喚起銘柄に指定されている
出所: 会社HPよりSMBC日興証券作成
図表3. 主なインバウンド関連銘柄
コード 銘柄略称
NEEDS業種名
小分類・主業種
3099 ミツコシイセタン 百貨店
3391 ツルハHD ドラッグストア
9/29
年初来
終値
安値
(円) *A (円) *B
年初来
安値日
B→A
上昇率
(%)
1,004.0
885.0
6月28日
13.4%
11,580.0
8,410.0
2月12日
37.7%
4661 OLC
テーマパーク・観光
6,228.0
5,960.0
6月24日
4.5%
4911 資生堂
化粧品・スキンケア
2,689.5
2,083.0
2月12日
29.1%
4922 コーセー
化粧品・スキンケア
10,190.0
7,700.0
2月12日
32.3%
6952 カシオ
時計
1,429.0
1,231.0
8月3日
16.1%
3,710.0
3,260.0
2月12日
13.8%
540.0
474.0
6月28日
13.9%
7532 ドンキホーテH ディスカウントストア
7762 シチズンHD 時計
7965 象 印
調理家電
1,609.0
1,266.0
2月12日
27.1%
9024 西武HD
ホテル・旅館
1,691.0
1,577.0
7月8日
7.2%
9616 共立メンテ
ビルメンテナンス
6,360.0
6,210.0
7月8日
2.4%
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
2
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
3.注目テーマ② 米大統領選の情勢と日本株への影響
図表1. クリントン氏とトランプ氏の支持率
武田 泰典

米国大統領選挙(11月8日)を控え、民主党クリ
ントン氏と共和党トランプ氏による1回目のテレビ
討論会が9月26日に実施された。

CNN等の世論調査によると、62%の視聴者が同
討論会においてクリントン氏が勝利したと回答(ト
ランプ氏勝利との回答は27%)。両氏によるテレ
ビ討論会は10月9日、19日(今回も含め計3回)
にも開催される予定だが、クリントン氏がひとまず
優位に立ったと言えよう。

両者の政策をみると、クリントン氏はオバマ政権
の政策を概ね踏襲する姿勢を示す一方、トラン
プ氏の政策は共和党主流派とは異なるものが散
見され、過激な主張も多い。選挙直後の日本株
市場の反応としては総じて、先行きを予測しにく
いトランプ氏の方が下押し圧力がかかりやすいと
みられる。

ただ、業種別でみると、医薬品やインフラセクタ
ーでは異なる反応が予想される。医薬品業界に
ついては、クリントン氏が薬価引き下げなどの医
療費抑制についてより強硬な姿勢を示しており、
同氏勝利の場合は関連銘柄への下押し圧力が
強まろう。

一方、インフラ投資については両者ともに積極的
に取り組む姿勢を示している。特に、トランプ氏
は総額1兆ドルと、クリントン氏(2,750億ドル)を大
きく上回る規模で、道路や空港、送電網などの
整備に力を入れるとしている。米国・米州地域の
売上高比率が高いインフラ関連銘柄(図表2)は
恩恵を受けると期待される。
(%)
50
クリントン氏
48
46
44
42
トランプ氏
40
38
3/1
4/1
5/1
6/1
7/1
8/1
9/1 (月/日)
注:各調査機関による世論調査結果の平均。直近は9/28時点。
出所: RealClearPoliticsよりSMBC日興証券作成
図表2. 米国地域の売上高比率が高いインフラ関連企業
銘柄
略称
NEEDS
業種名小分類・主業種
9月29日 対象
終値(円) 地域
6301 コマツ
建設・土木機械
2,294.0 米州
5486 日立金
電線・ケーブル
1,240.0 北米
30.7% 2016/03
7012 川 重
総合重機
316.0 米国
25.7% 2016/03
6395 タダノ
運搬・搬送機械
コード
売上
比率
決算期
35.7% 2016/03
1,004.0 米州
19.1% 2016/03
5463 丸一管 単圧(鋼管・鋼板等) 3,545.0 北米
18.6% 2016/03
1802 大林組 総合建設(ゼネコン) 1,003.0 北米
15.2% 2016/03
注: 東証一部上場企業のうち時価総額1,000億円以上の企業が対象
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
3
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2016 年 9 月 30 日(金)
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4.注目テーマ③ ノーベル賞受賞候補から日本の技術力を再認識
図表1. ノーベル賞受賞候補の主な研究と応用分野
ジャンル
研究内容
免疫が暴走しないように抑える「制御性T細胞」の発見。
体内の異物に対応する免疫のブレーキ役たんぱく質の
生理学・医学 「PD-1」の発見。
細胞内の「小胞体」と呼ばれる器官内で、たんぱく質の
品質を選び分ける仕組みの解明。
将来の省エネメモリーにつながるとされるマルチフィロ
イック物質という新材料の開発。
電子の持つ磁石の性質を利用する「スピトロニクス」の
物理学
研究。
ナノテクノロジーの代表的な材料「カーボンナノチューブ」
の研究。
リチウムイオン電池の正極材料の開発。
リチウムイオン電池の原型の試作。
リチウムイオン電池の実用化。
応用分野等
化学
ネオジウム磁
石
ネオジウム磁石の開発。

10月3日からスウェーデンで2016年のノーベル賞
が発表される。生理学・医学賞を皮切りに、4日
に物理学賞、5日に化学賞、7日に平和賞、10日
に経済賞が予定されており、文学賞は未定なが
ら6日とも予想されている。

日本は2008年に物理学賞と化学賞、2010年に
化学賞、2012年に生理学・医学賞を受賞した後、
2014年に物理学賞、2015年に物理学賞、生理
学・医学賞と連続で受賞した。2016年も日本が
強みを持つ自然科学3部門での受賞が大いに期
待される。報道などによる主な受賞候補の研究
内容は図表1の通り。授与対象は学会で業績の
評価が定着しているもの、と言われている。過去
の研究成果で既に製品化され、社会に貢献して
いるケースが多い。

ノーベル賞と株価の関係では、2002年に予想外
であった化学賞の受賞をきっかけに、島津(7701)
の株価が短期的に大きく動いた。ノーベル賞は、
日本の自然科学分野における研究の幅広さと深
さを確認するとともに、製品化して社会に貢献し、
併せて収益を上げている日本企業の優秀さを再
認識するするきっかけと位置付けられよう。

今回の受賞候補関連銘柄の筆頭では、「PD-1」
という物質を活用し抗がん剤「オプジーボ」を開
発・販売している小野薬が挙げられる。高額な薬
剤が話題となり、薬価改定の影響は免れまいが、
各種癌腫への適用拡大を背景に利益成長が見
込まれている。株価は「新薬期待」が剥落し、「利
益成長」へシフトする局面にあると考えられ、投
資対象として注目される(図表3)。半導体関連で
は直接的な関連銘柄はないものの、NANDフラ
ッシュに技術優位を持つ東芝に注目したい。市
場の視点は「不適切会計」から「NANDフラッシュ
による利益回復」へシフトしている。株価は年初
来高値を更新しているが上昇余地はありそうだ。
文学賞では今年こそ受賞が期待される。書店の
売り上げ増が連想される。
抗がん剤
糖尿病薬
がん治療薬
半導体
カーボンナノ
チューブ
リチウムイオ
ン電池
体内での薬物伝達を制御するDDS(ドラッグデリバリーシ
医薬品等
ステム)の研究。
光触媒の開発。
光触媒
出所: 各種報道等よりSMBC日興証券作成
図表2. 主な関連銘柄
コード 銘柄略称
株価(円) 時価総額
9/29終値 (億円)
4151 協和キリン
1,599.0
4528 小野薬
2,839.5
技術・製品動向
9,218 「制御性T細胞」活用の抗がん剤を販売。
16,731 「PD-1」活用の抗がんを販売。
6502 東 芝
345.5
8035 東エレク
9,076.0
4205 ゼオン
898.0
2,129 カーボンナノチューブを量産。
6674 GSユアサ
424.0
1,754 車載用リチウムイオン電池を展開。
6752 パナソニック
1,037.5
25,450 車載用リチウムイオン電池を展開。
5486 日立金
1,240.0
5,318 ネオジウム磁石を多分野に供給。
6988 日東電
6,617.0
5332 TOTO
3,820.0
3159 丸善CHI
379.0
14,641 NANDフラッシュ半導体が中核。
14,995 半導体設備投資拡大の恩恵を享受。
11,498 「DDS」活用の経皮吸収型テープ剤を販売。
6,761 光触媒コーティング製品を展開。
351 7月末時点で90店舗の書店を展開。
出所: 各種報道、会社資料、QUICK等よりSMBC日興証券作成
図表3. 小野薬(4528)の株価チャート
(円)
6000
5500
5000
4500
4000
オプジーボの売り上げ拡大期待で
2016年の前半に株価は大幅上昇し
たが、薬価改定のマイナス影響を嫌
気し株価は調整。再算定も想定され
るが、各種癌腫へ適用が拡大
すれば、見直し買いの余地も。
3500
(2016年3月28日、
1:5の株式分割)
3000
2500
2000
1500
1000
15/1
15/4
15/7
小林 久恒
15/10
16/1
16/4
16/7 (年/月)
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
4
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週刊株式アウトルック
5.ドル円相場
龍 翔太
【ドル円相場の推移と来週の見通し】
(円/ドル)

この1週間は、米大統領選第1回テレビ討
論会を控えた警戒感から100.09円まで下
落したが、OPEC(石油輸出国機構)非公
式会合で予想外の減産合意となり、リスク
オンから一時101.84円まで上昇した。

ドル円は、年初以降上値を抑えてきた一目
均衡表の「雲」の下限(102.00円、9/29時
点)、75日移動平均線(102.55円、同上)に
接近。チャート分析上重要なフシ目に一時
差し掛かった。足元で動意づく気配も窺え
る中、この勢いが持続して上値抵抗ポイン
トを突破すれば、チャート分析的にはドル
一段高が期待される。

ただ、来 週 に関しては、米9月 雇 用 統 計
(10/7)など重要イベントが予定されており、
様子見姿勢から徐々に値動きが小さくなる
ことが予想されよう。チャートポイントの上抜
けトライは来週以降となりそうだ。
<来週の予想レンジ:100.00~102.50円>
114
112
110
108
106
104
102.50円
102
100
100.00円
98
5/2
5/18
2016年
6/3
6/21
7/7
7/25
8/10
8/26
9/13
9/29
(月/日)
出所: BloombergよりSMBC日興証券作成
6.米国株式
河田 剛
【WTI原油先物価格とS&Pエネルギー指数】
750

来週は3日に9月のISM製造業景況指数、
7日に9月の雇用統計など重要な経済指標
の発表、さらに10月9日に第二回の大統領
選テレビ討論会、10月中旬からは主要企
業の7-9月期決算発表が控えているため、
様子見姿勢が強まろう。

一方、OPEC(石油輸出国機構)の減産暫
定合意を受けて、原油価格が上昇する可
能性がある。原油価格との連動性が高い
エネルギーセクターが上昇すれば、市場
全体を下支えしよう。
100
WTI原油先物(右軸)
700
90
650
80
600
70
550
60
500
50
40
S&Pエネルギー指数(左軸)
400
350
14/1
米国株は利益確定売りやドイツ銀行の経
営に対する不透明感に伴う金融株の下げ
などから週初にかけて下落した。その後、
大統領選のテレビ討論会でクリントン候補
が優勢との見方が多かったことや、原油価
格の上昇などから株価は切り返した。
(ドル/バレル)
110
800
450

30
14/7
15/1
15/7
16/1
20
16/7 (年/月)
出所: DatastreamよりSMBC日興証券作成
5
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
7.投資部門別売買動向
石田 卓也
9月第3週の投資部門別売買動向(現物・先物)

海外投資家は363億円と3週ぶりに買い越し。

個人は▲2,115億円と2週ぶりの売り越し。

事業法人は▲40億円と小幅ながら12週ぶりの売り越し。

信託銀行は259億円と3週ぶりに買い越しとなった。
【日経平均株価と主な投資部門別売買動向(現物・先物合計)の推移】
15,000
事業法人(左軸)
(億円)
日経平均株価(右軸)
(円)
18,000
信託銀行(左軸)
海外投資家(左軸)
10,000
個人(左軸)
17,000
5,000
16,000
0
15,000
▲ 5,000
14,000
▲ 10,000
3/26
2016年
4/30
6/4
7/9
8/13
9/17 (月/日)
注: 売買動向は2016年3月第4週から2016年9月第3週まで、株価は2016年9月29日までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、
225mini、TOPIX先物、ミニTOPIX、JPX日経400の合計
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
6
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
8.個人投資家の買付動向
菊池 祐一
【買付代金上位10銘柄(9/23~9/29、銘柄コード順)】
コード
銘柄名
9/21終値
(円)
9/29終値
(円)
騰落率
(%)
市場
業種
東証
ETF
11,160.0
11,170.0
0.1
1570
日経レバ
4528
小野薬
東証1部
医薬品
2,700.0
2,839.5
5.2
6770
アルプス
東証1部
電気機器
2,524.0
2,483.0
-1.6
7201
日産自
東証1部
輸送用機器
1,023.5
1,003.5
-2.0
東証1部
輸送用機器
6,144.0
5,898.0
-4.0
26,995.0
27,140.0
0.5
7203 トヨタ
7974
任天堂
東証1部
その他製品
8306
三菱UFJ
東証1部
銀行業
553.3
516.0
-6.7
8316
三井住友
東証1部
銀行業
3,689.0
3,432.0
-7.0
8411
みずほ
東証1部
銀行業
186.1
172.4
-7.4
9984
ソフトバンクG
東証1部 情報・通信業
6,662.0
6,710.0
0.7

日経レバ(1570)、小野薬(4528)、任天堂
(7974)、ソフトバンクG(9984)は個人投資
家の物色が継続。

日産自(7201)、トヨタ(7203)は、米国向け
増産や、8月の国内生産が3ヵ月ぶりに増
加に転じたことで物色された。

9月期末の配当権利取りで、高配当利回り
銘 柄 の 、 三 菱 UFJ ( 8306 ) 、 三 井 住 友
(8316)、みずほ(8411)が買いを集めた模
様。
注: 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外
取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
9.週間個別銘柄騰落状況(東証1部)
菊池 祐一
【値上がり率上位10銘柄(9/23~9/29)】
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
コード
銘柄名
8201
9644
4726
7105
6924
2124
2427
3193
4043
3319
さが美
タナベ経
ソフトバンテク
ニチユ三菱
岩崎電
JACR
アウトソシング
鳥貴族
トクヤマ
GDO
業種
小売
サービス
情報・通信
輸送用機器
電気機器
サービス
サービス
小売
化学
小売
9/21 終値
(円)
78.0
1,144.0
2,229.0
525.0
140.0
1,060.0
3,645.0
2,179.0
358.0
701.0
9/29 終値
値上がり率
(% )
(円)
165.0
111.5
1,505.0
31.6
2,805.0
25.8
641.0
22.1
168.0
20.0
1,259.0
18.8
4,310.0
18.2
2,563.0
17.6
421.0
17.6
823.0
17.4
【値下がり率上位10銘柄(9/23~9/29)】
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
コード
銘柄名
7167
8692
8795
8628
7445
8729
8750
7186
3245
8309
足利HD
だいこう
T&DHD
松井証
ライトオン
ソニーFH
第一生命
コンコルディア
ディア・ライフ
三住トラスト
業種
銀行
証券商品先物
保険
証券商品先物
小売
保険
保険
銀行
不動産
銀行
9/21 終値
(円)
423.0
578.0
1,317.0
945.0
1,203.0
1,561.0
1,545.5
509.2
379.0
3,668.0
9/29 終値
値下がり率
(% )
(円)
365.0
-13.7
504.0
-12.8
1,151.5
-12.6
837.0
-11.4
1,070.0
-11.1
1,396.0
-10.6
1,385.0
-10.4
456.4
-10.4
342.0
-9.8
3,332.0
-9.2
注: 対象は東証1部銘柄、三住トラスト(8309)は株式併合考慮後
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
7
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

日経平均は9/23~9/29の間、0.7%下落。

ソフトバンテク(4726):
英アーム社とのパートナー契約締結を材
料視。

岩崎電(6924):
ミネベア(6479)と資本業務提携契約を締
結したことを材料視。

JACR(2124):
8月の月次動向が前年同月比22.6%増とな
ったことを好感。

銀行株、保険株:
世界的な金融不安の再燃や、権利落ちに
よる売却等が要因か。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
10.チャート分析
石田 卓也
【日本株規模別株価動向】

107
【WTI原油先物】

月初からの規模別のパフォーマンスをみると、中
小型株が優位になっている。米国雇用統計を控
え、主力大型株は手掛けにくく、引き続き中小型
株が物色されよう。
TOPIX Core 30
TOPIX Mid 400
TOPIX Small
JASDAQ index
東証マザーズ指数
東証2部指数
WTI原油先物相場はOPEC(石油輸出国機構)が
減産暫定合意したことで、三角持ち合いをブレイ
ク。目先では、6月高値の51.23ドルを上抜くと、上
昇に弾みが付きやすい。
(ドル)
55
9/1を100として指数化
50
105
103
45
101
99
40
97
35
95
9/1
9/6
9/11
9/16
9/21
9/26
(月/日)
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
4/1
4/21
5/11
5/31
6/20
7/10
7/30
8/19
9/8
9/28
(月/日)
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
【日本株市場関連データ(9/29時点)】
指数
日経平均株価
25日移動平均
75日移動平均
9/29
前週末比 前週末比
(%)
(円)
終値(円)
16,693.71
-60.31
-0.36
16,726.20
移動平均
16,353.97
乖離率
16,789.29
指数
TOPIX
9/29
前週末比 前週末比
(%)
終値(円,pt) (円,pt)
1,343.25
-6.31
-0.47
-0.19
JPX日経400
12,024.04
-81.91
-0.68
2.07
東証2部指数
4,438.94
37.31
0.85
13.34
1.41
東証マザーズ指数
958.15
売買高(東証1部、万株、①)
176,092
日経JASDAQ平均
2,518.72
17.80
0.71
25日移動平均
173,599
東証REIT指数
1,801.75
-6.23
-0.34
200日移動平均
売買代金(東証1部、億円、②)
25日移動平均
売買単価(円、②/①)
-0.56
18,789
東証1部予想配当利回り(%)
19,463
東証1部予想PER(倍)
1067.00
2.15
15.04
東証1部PBR(倍)
1.18
東証REIT指数予想分配金利回り( %)
3.59
 米国大統領選やドイツ銀行の財務問題など外部要
【テクニカル指標】
因への警戒感が高まるなか、中小型株の上昇が目 騰落レシオ(東証1部、25日)
立った。
サイコロジカル( TOPIX)
ストキャスティクス(TOPIX)
RSI(TOPIX)
[単位: %]
判定
121.77
買われ過ぎ
41.67
―
78.23
買われ過ぎ
―
48.05
注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平均。
テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売
られ過ぎ、ストキャスティクス:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、RSI:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断される
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
8
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック
11.来週・再来週の主なスケジュール

柴山 真里枝
来週、国内では日銀短観が公表される。3 月期決算企業の中間決算内容を見極める上で、日本経済の現状
を確認したい。海外では、米国で雇用統計が発表される。今回の FOMC(連邦公開市場委員会)9 月会合で
は利上げは見送られたものの、年内利上げの可能性を探る上で、米国景気の堅調さを確認したい。
【来週の主なスケジュール】
発表日
国・地域
独
英国
ブラジル
メキシコ
9月
9月
9月
9月
9月
9月
-
9月
9月
9月
9月
9月
9月
9月
-
-
-
-
-
9月
8月
-
6-8月期
8月
8月
8月
8月
9月
9月
8月
9月
8月
9月
-
-
8月
-
8月
8月
8月
9月
9月
9月
8月
9月
9月
9月
-
-
米国
-
中国
-
日本
10月3日(月)
米国
ユーロ圏
英国
インドネシア
タイ
トルコ
-
豪州
インド
10月4日(火)
米国
ロシア
ブラジル
-
日本
米国
10月5日(水)
ユーロ圏
10月6日(木)
豪州
フィリピン
-
ユーロ圏
豪州
-
日本
米国
10月7日(金)
日銀短観 大企業製造業業況判断(現状)
日銀短観 大企業製造業業況判断(先行き)
日銀短観 大企業非製造業業況判断(現状)
日銀短観 大企業非製造業業況判断(先行き)
日銀短観 16年度大企業全産業 設備投資計画(前年度比)
新車販売台数(除く軽自動車、前年比)
日経平均の構成銘柄定期見直し
ISM製造業景況指数
自動車販売台数(年換算)
製造業PMI(確報、前回値は速報値)
製造業PMI
消費者物価指数(前年比)
消費者物価指数(前年比)
消費者物価指数(前年比)
ノーベル生理学・医学賞発表
政策金利
政策金利(レポレート)
(リバースレポレート)
副大統領候補テレビ討論会
消費者物価指数(前年比、発表日未定、~5日)
鉱工業生産(前月比)
ノーベル物理学賞発表
良品計画決算
耐久財受注(除輸送用機器、前月比)
耐久財受注(前月比)
製造業受注(前月比)
貿易収支
ADP雇用統計( 前月比)
ISM非製造業景況指数(総合)
小売売上高(前月比)
サービス業PMI(確報、前回値は速報値)
小売売上高(前月比)
消費者物価指数(前年比)
ノーベル化学賞発表
ECB理事会議事要旨(9月8日分)
貿易収支
G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントンD.C.)
毎月勤労統計-現金給与総額(前年比、速報)
景気一致CI指数(速報)
景気先行CI指数(速報)
民間部門雇用者数(前月比)
非農業部門雇用者数(前月比)
失業率
鉱工業生産(前月比)
ハリファックス住宅価格指数(前月比)
IPCA(拡大消費者物価指数、前年比)
消費者物価指数(前年比)
第71回IMF(国際通貨基金)・世銀年次総会
(~9日、ワシントンD.C.、総会前にIMF世界経済見通しを発表)
市場予想
7
8
18
18
6.5%
-
-
50.2
1,740万台
-
-
-
0.40%
-
-
1.50%
-
-
-
-
-
-
-
-
-
▲0.5%
▲420億ドル
16.3万 人
53.0
-
-
0.1%
-
-
-
▲21.50億豪ドル
-
-
-
-
17.3万 人
17.5万 人
4.9%
-
-
-
-
前月・前期・前年
6
6
19
17
6.2%
5.7%
-
49.4
1,691万台
52.6
53.3
2.79%
0.29%
8.05%
-
1.50%
6.50%
6.00%
-
6.9%
0.1%
-
-
▲0.4%
0.0%
1.9%
▲395億ドル
17.7万 人
51.4
1.1%
52.1
0.0%
1.8%
-
-
▲24.10億豪ドル
-
1.2%
112.1
100.0
12.6万 人
15.1万 人
4.9%
▲1.5%
▲0.2%
8.97%
2.73%
-
-
10月8日(土)
10月9日(日)
大統領選第2回テレビ討論会
中国共産党がG20 の政党代表者らを集めて会合?
(~10日、自民党の二階幹事長が出席?)
-
-
-
-
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2016年9月29日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがあります
出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成
9
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2016 年 9 月 30 日(金)
週刊株式アウトルック

再来週、国内では、経常収支、景気ウォッチャー調査など重要指標が発表予定。また、ソニーの「プレイステ
ーション VR」が発売となり、VR 関連銘柄に再び大きな注目が集まりそうだ。

海外では、米国でイエレン FRB 議長の講演が予定されているほか、7-9 月期決算発表シーズンに突入する。
足元の米国経済が堅調さを示す中、各企業の業績の改善が見られるかに注目したい。
【再来週の主なスケジュール】
発表日
国・地域
日本
米国
10月10日(月)
韓国
-
-
8月
8月
8月
9月
9月
-
8月
9月
9月
-
7-9月期
10月
8月
8月
8月
9月
8月
9月
9月
9月
-
-
-
独
中国
-
日本
10月11日(火)
米国
独
日本
ユーロ圏
10月12日(水)
インド
トルコ
中国
10月13日(木)
ユーロ圏
中国
インド
-
9月
9月
9月
7-9月期
7-9月期
-
-
8月
9月
9月
-
-
-
米国
10月14日(金)
10月15日(土)
10月16日(日)
東京市場休場(体育の日)
米国債券市場休場(コロンブス記念日)
貿易収支
輸出(前月比)
輸入(前月比)
新規銀行融資( 発表日未定、~ 15日)
マネーサプライM2(前年比、発表日未定、~15日)
モントリオール議定書第28回締約国会合( MOP28、~14日、ルワンダ)
経常収支(季調済)
景気ウォッチャー調査-現状判断DI
景気ウォッチャー調査 -先行き判断 DI
フィリップ・ベルギー国王夫妻来日(~14日、天皇皇后両陛下と会見)
アルコア決算発表( 米国決算シーズン突入)
ZEW景気期待指数
機械受注(船舶・電力除く民需、前月比)
鉱工業生産(前月比)
鉱工業生産(前年比)
消費者物価指数(前年比)
経常収支
貿易収支
輸出( 前年比)
輸入( 前年比)
政策金利
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが
「プレイステーションVR」発売(日・米・欧・アジア)
生産者物価指数(前月比)
小売売上高( 前月比)
小売売上高( 除自動車、前月比)
JPモルガン・ チェース決算
シティグループ決算
イエレンFRB議長が講演
MMF新規制導入
貿易収支(季調済)
消費者物価指数( 前年比)
卸売物価指数(前年比)
第23回APEC財務相会合(~15日、ペルー)
新潟県知事選
市場予想
前月・ 前期・前年
-
-
-
-
-
8,900億 元
11.6%
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
195億ユーロ
▲2.6%
▲0.7%
9,487億 元
11.4%
-
14,478億 円
45.6
47.4
-
-
0.5
4.9%
▲1.1%
▲2.4%
5.05%
▲26.0億ドル
520.5億 ド ル
▲2.8%
1.5%
1.25%
-
-
0.2%
0.4%
0.5%
-
-
-
-
-
-
-
-
0.0%
▲0.3%
▲0.1%
-
-
-
-
200億ユーロ
1.3%
3.74%
-
-
-
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2016年9月29日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがあります
出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成
10
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週刊株式アウトルック
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申込手数料、最大 4.5%の換金手数料又は信託財産留保額、間接的費用として、最大年率 5.61%の信託報酬(又は運用管理費用)及
びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券、株式等を募集、売出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお
支払いいただきます(債券の場合、購入対価に別途、経過利息をお支払いいただく場合があります。)。また、外貨建ての商品の場合、
円貨と外貨を交換、又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるものとしま
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ティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共
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(2015/04/09 版)