(特記仕様書).

委託業務特記仕様書
(平成22年10月1日以降適用)
(土木工事共通仕様書の適用)
第1条 本工事の施工に当たっては,徳島県県土整備部「徳島県土木工事共通仕様書 平成22年10
月」に基づき実施しなければならない。ただし,共通仕様書の各章における「適用すべき諸基準」
で示された示方書,指針,便覧等は改定された最新のものとする。なお,工事途中で改定された
場合は,この限りでない。
また,「徳島県土木工事共通仕様書」に定めのないもので,機械工事の施工にあっては「機械
工事共通仕様書(案)」(国土交通省総合政策局建設施工企画課),電気通信設備工事にあっては
「電気通信設備工事共通仕様書」(国土交通省大臣官房技術調査課電気通信室)に基づき実施し
なければならない。
(土木工事共通仕様書に対する特記及び追加仕様事項)
第2条 「徳島県土木工事共通仕様書 平成22年10月」に対する変更及び追加仕様事項は,次のと
おりとする。
(下請負人の優先選定)
第1編共通編 1-1-12 工事の下請負
2.請負者は,設計金額が1億円以上の本工事の一部を下請に付する場合,県内に主たる営業所を有する者
の中から優先して選定するよう努めなければならない。なお,県内に主たる営業所を有する者以外と下請
契約する場合は,県内業者を選定しない理由を記載した文書により事前に監督員に提出しなければならな
い。
(現場責任者届)
第1編共通編
1-1-15 現場責任者届
1.請負者は、「現場責任者届」を契約後7日以内に監督員へ提出し確認を受けなければならない。また、
この「現場責任者届」の内容が変更になった場合は、変更日から5日以内に監督員に変更した「現場責任
者届」を提出し確認を受けなければならない。
(県産木材の利用)
第2編材料編 2-4-2 県産木材の利用
1.請負者は,工事目的物及び指定仮設で木材を使用する場合,原則として県産木材を使用しなければなら
ない。
2.請負者は,工事目的物及び指定仮設で県産木材を使用できない場合は,その理由を記載した「協議願」
によりあらかじめ監督員と協議するものとし,変更契約若しくは監督員から指示された場合に限り,県産
木材以外の木材について「材料使用承諾願」を監督員に提出し使用することができる。
3.請負者は,本工事において使用する工事看板・バリケード等については,県産木材を用いた木製品を優
先して使用するよう努めなければならない。ただし,供用中の道路に係る工事の施工に用いる交通安全管
理用掲示板の様式・仕様等は,
「道路工事の安全施設設置要領(案)
」などに準拠するものとする。
4.請負者は,コンクリート打設用型枠に木製型枠を使用する場合は,「県産木材を使用した型枠」又は徳
島県産すぎを用いた「県産すぎ複合合板型枠」を優先して使用するよう努めなければならない。ただし,
県産すぎ複合型枠用合板は,日本農林規格(JAS)の認定を受けたものと同等以上のものを使用するも
のとする。
5.請負者は,徳島県産木材を使用する前に,徳島県木材認証機構から発行される,「産地認証」証明書の
写しにより徳島県内産木材であることを示す書類を監督員へ提出しなければならない。
6.県内の森林から直接調達するなど,前項により難い場合は,「木材使用届」に木材調達先の産地及び相
手の氏名を記入したものを監督員へ提出するものとする。
7.工事完了後は,「木材使用実績報告書」を監督員へ提出するものとし,使用箇所別に工事目的物,指定
仮設,任意仮設等の種別を明記すること。
(県内産資材の優先利用)
第2編材料編 2-13-4 県内産資材の優先利用
請負者は,建設資材を選定するに当たり,材料の主な部分を県内産出の原材料を使用している又は県内
で加工製造を行った製品(以下「県内産資材」という。
)を優先して使用するよう努めなければならない。
なお,コンクリート製品(コンクリート二次製品),砕石及び仕様書等で特に指定した建設資材について
県内産資材以外を使用する場合は,県内産資材を選定しない理由を記載した文書により事前に監督員に提
出しなければならない。
(県内企業調達資材の優先利用)
第2編材料編 2-13-5 県内企業調達資材の優先利用
請負者は,県内に主たる営業所を有する者から調達した資材(以下「県内企業調達資材」という。)を
優先して使用するよう努めなければならない。なお,県内企業調達資材以外を使用する場合は,県内企業
調達資材を使用しない理由を記載した文書により事前に監督員に提出しなければならない。
(発光ダイオード(LED)に関する県内生産関連製品又は県内関連企業製品の優先使用)
第2編材料編
2-13-6 県産資材の優先利用
23.請負者は,発光ダイオード関連製品を選定するに当たり,県内で生産された発光ダイオードを用いた
製品又は県内の発光ダイオード関連企業の製品を優先して使用するよう努めなければならない。なお,県
内で生産された発光ダイオードを用いた製品又は県内の発光ダイオード関連企業の製品を優先して使用で
きない場合は,使用しない理由を記載した文書により事前に監督員に提出しなければならない。
(県内認定工場の利用)
第3編土木工事共通編
2-6-3 アスファルト舗装の材料
5.請負者は,加熱アスファルト混合物を使用する工事を施工する場合,「徳島県土木工事用生アスファル
ト合材の品質審査要綱」に基づく認定を受けた県内の工場から出荷された合材を原則として使用しなけれ
ばならない。
(県内工場の利用)
第1編共通編 3-3-2 工場の選定
5.請負者は,レディーミクストコンクリートを使用する工事を施工する場合,県内の工場から出荷された
レディーミクストコンクリートを原則として使用しなければならない。
(排出ガス未対策型建設機械の使用)
第1編共通編 1-1-39 環境対策
9.請負者は,設計金額が2億円未満の工事を施工する場合,排出ガス対策型建設機械を使用できないとき
は,その内容を記載した「排出ガス対策型建設機械の使用原則化に伴う設計変更調査表」により事前に監
督員と協議を行い,排出ガス対策を講じていない建設機械(以下「未対策建設機械」という。)を使用す
ることができる。
未対策型建設機械を1台でも使用した場合に発注者は,施工機械を機種単位で判断し,当該建設機械の
機種についてすべて未対策型建設機械として設計変更を行うものとする。
(電子納品)
第1編共通編 1-1-56 電子納品
請負者は,土木工事を施工する場合,「徳島県電子納品運用ガイドライン【土木工事編】」に基づいて調
査,設計,工事などの各業務段階の最終成果を電子成果品として納品(以下「電子納品」という。)しな
ければならない。
2.請負者は,原則として工事写真は電子納品するものとする。ただし,着手前及び完成写真に限り,電子
及び紙の両方の媒体で納品しなければならない。
3.請負者は,設計金額が3000万円未満の土木工事を施工する場合,都合により電子納品できないとき
は,
「紙納品願」を提出することにより,すべての書類を紙納品することができる。
4.請負者は,設計金額が3000万円以上の土木工事を施工する場合,都合により電子納品できないとき
は,
「紙納品願」を提出することにより,図面のみ紙納品することができる。
(不正軽油の使用禁止)
第1編共通編 1-1-57 不正軽油の使用禁止
請負者は,ディーゼルエンジン仕様の車両及び建設機械等を使用する場合は,地方税法(昭和25年法律
第226号)に違反する軽油等(以下「不正軽油」という。
)を燃料として使用してはならない。
2.請負者は,県の徴税吏員が行う使用燃料の採取調査に協力しなければならない。
(暴力団等による不当介入の排除)
第1編共通編 1-1-58 暴力団等からの不当要求又は工事妨害の排除
1.請負者は,工事の施工に関し,暴力団等から工事妨害(以下「不当介入」という。)を受けた場合(2
項に規定する場合は,下請負人から報告があったとき)には,その旨を直ちに発注者に報告するとともに,
併せて所轄の警察署に届け出なければならない。
2.請負者は,本工事の一部を下請に付する場合,下請負工事の施工に関して下請負人が暴力団等から不当
介入を受けたときは,請負者にその旨を報告することを義務付けしなければならない。
3.請負者は,発注者及び所轄の警察署と協力して不当介入の排除対策を講じなければならない。
4.請負者は,排除対策を講じたにもかかわらず,工期に遅れが生じるおそれがある場合には,発注者と工
程に関する協議を行い,その結果,工期内に工事が完成しないと認められた場合は,「徳島県公共工事標
準請負約款」(以下「約款」という。)第21条の規定により,発注者に工期延長の請求を行わなければなら
ない。
5.請負者は,暴力団等から不当介入による被害を受けた場合は,その旨を直ちに報告し,被害届を速やか
に所轄の警察署に提出しなければならない。
6.請負者は,前項被害により工期に遅れが生じるおそれがある場合は,発注者と工程に関する協議を行い,
その結果,工期に遅れが生じると認められた場合は,請負者は,約款第21条の規定により,発注者に工期
延長の請求を行わなければならない。
(出来高の算出)
第3条
本業務における処分数量は、推定数量であるため、実施時においては、実体積及び重量を適切にかつ正
確に算出し、監督員の確認を必要とする。
算出に係る計測等に要する費用については、出来高の算出として請負者の負担において行い、算出によ
り得られた数量については設計変更の対象とする。
(業務実施時期等)
第4条
本業務の実施時期及び実施箇所は監督員より指示する。業務内容及び数量は予定であり、発注後に変更
することがある。