「2015 年改訂版 再使用の可能性を判定し、復旧するための 震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会」 目 的 地震発生後、被災建築物については、被災各県において応急危険度判定活動が実施され、その後は次の段 階として、被災建築物の所有者からの相談および業務依頼により、被災建築物の再使用の可能性を判定し、 復旧するための被災度区分判定および復旧業務の迅速な実施が重要となります。 所有者等からの依頼により、建築士事務所に所属する建築士が被災度区分判定及び復旧に伴う設計・工事 監理業務を実施するには、その業務の内容を習得していることが必須となります。 都道府県建築士事務所協会では(一財)日本建築防災協会との共催により、平成17年より被災度区分判定 及び復旧業務を行うことができる建築士を育成することを目的に標記講習会を実施してきました。 この度、(一財)日本建築防災協会による本講習テキストの大幅改訂を機に、より多くの建築士事務所(建 築士)が今後起こり得る震災への対応に備えるべく、本講習会を全国的に実施することといたしました。 東日本大震災を経て、南海トラフ等における大地震等も危惧されている現在、災害からの早期復旧・復興 に寄与する本業務の意義をご理解いただき、是非この機に受講くださいますようお願いいたします。 なお、講習会の受講修了者で希望する建築士に対し(一財)日本建築防災協会より技術者証(カード式)が 発行されます。また、その建築士を有する建築士事務所で、希望する建築士事務所を対象に建築士事務所名 簿を作成して都道府県に提出すると共に、(一財)日本建築防災協会及び(一社)日本建築士事務所協会連合会 のホームページに掲載し、震災後対策として住宅相談や被災度区分判定等の活動が必要となった際の建築士 事務所(建築士)の検索、協力要請等の資料として活用に供します。 記 ■主 ■共 ■後 催 催 援 (一社)広島県建築士事務所協会・(一社)日本建築士事務所協会連合会 (一財)日本建築防災協会 広島県(予定) ・(公社)日本建築士会連合会・(公社)日本建築家協会・(一社)日本建築構造 技術者協会 ■日 時 平成 28 年 11 月 30 日(水) 9:50~16:20 ■場 所 広島商工会議所 101会議室 広島市中区基町5-44 TEL 082-222-6631 建築士事務所に所属する一級・二級・木造建築士、建築及び防災関係の行政職員 ■受講対象 ※ 受付 9:30~ なお、希望により建築士の方を対象に技術者証を発行します。ただし、建築士事務所名簿への 掲載対象者は、建築士事務所に所属する建築士の資格を有する者に限ります。 ■定 員 100 名(定員になり次第締め切ります。 ) ■受講修了証 受講修了者には受講修了証を交付します。 ■受講料(テキスト代除く。消費税込) 建築CPDプログラム認定講習:5単位 A 講習(一日講習) 事務所協会会員(所員を含む)及び行政職員 4,320円(税込) 【全構造編】 非会員 6,480円(税込) 建築CPDプログラム認定講習:2単位 B 講習(半日講習) 【木構造編のみ】 事務所協会会員(所員を含む)及び行政職員 2,700円(税込) 非会員 4,320円(税込) ■使用テキスト 『2015 年改訂版 再使用の可能性を判定し、復旧するための震災建築物の被災度区分判定基準 および復旧技術指針』 (一財)日本建築防災協会発行 (定価:7,776円(税込) ) 『2015 年改訂版 再使用の可能性を判定し、復旧するための震災建築物の被災度区分判定基準 および復旧技術指針<木造編>』 (一財)日本建築防災協会発行(定価:3,000円(税込) ) ※テキスト注文者には当日受付にてお渡しします。 ■時間割・DVD講習内容 時間割 講 習 内 容 9:30~ 受付 9:50~10:00 あいさつ 10:00~10:20 被災度区分判定の考え方 10:20~12:00 木造建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針 12:00~13:00 13:00~14:30 (一社)広島県建築士事務所協会 講習の別 B 講 習 (休 憩) 鉄筋および鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の被災度区分判定基準 および復旧技術指針 14:30~14:40 A 講 習 (休 憩) 14:40~16:10 鉄骨造建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針 16:10~16:30 受講修了証 配布 ■技術者証・技術者名簿・技術事務所名簿 受講修了者で希望する建築士に(一財)日本建築防災協会より「震災復旧のための震災建築物被災度区分 判定・復旧技術者証」 (カード式) (発行手数料1,000円税・送料込)が発行され「震災復旧のための 震災建築物被災度区分判定・復旧技術者名簿」に掲載されます。 *技術者証・技術者名簿の申込者は写真2枚が必要です。 ( 「技術者証」用と「受講券」用) *写真サイズ: (縦 3.5cm×横 2.5cm)=裏面に氏名を記入のこと。 注:技術者証を申し込まれる場合は、受講料と一緒に発行手数料 1,000 円をお振り込みください。 受講券発送時に申込書を送付いたします。当日ご持参ください。 技術者証の有効期間は、平成 34 年 3 月 31 日までになります。 ■申込方法 別紙申込書に記入の上、FAXにてお申し込み下さい。 * 受講料等(受講料、技術者証発行手数料、テキスト代)は、下記の銀行口座へお振り込みください。 * 受領証の写しを申込書の所定欄に貼付してください。 (下記への振り込み手数料は、払い込み者負担でお願いいたします。 ) 普通預金 No.1019274 振込先 広島銀行 八丁堀支店 口座名 (一社)広島県建築士事務所協会 * なお、受領証の控えで領収書に替えさせていただきます。 * 参加費は、不参加の場合でも払い戻しは致しません。 (但し、テキスト申込者には後日テキストを送付いたします。 ) ■申 込 先 (一社)広島県建築士事務所協会 730-0013 広島市中区八丁堀5-23 オガワビル 2 階 TEL 082-221-0600 FAX 082-221-8400 ■申込期限 平成28年11月18日(金) * 申込受付後、受講券等を送付いたします。当日写真を貼付して必ず持参して下さい。 講習会場のご案内 ■会場 広島商工会議所 101会議室 (広島市中区基町5-44) 受講日当日必要な書類等 1.受講券(お申し込み後、協会から送付の受講券に写真を貼付のこと) 2.復旧技術者名簿掲載及び技術者証発行申込書(希望者のみ同封します) ※写真(縦3.5㎝×横2.5㎝ 、裏面に氏名記入)1枚をクリップ留めにて添付のこと 3.復旧技術建築士事務所名簿掲載申込書(希望者のみ同封します) 4.判定・復旧技術者証(希望者のみ同封します・写真を貼付のこと) 判定・復旧技術者証については、技術者証発行のお申し込みをされた方へ (一財)日本建築防災協会より発行及び送付されます。 お知らせ 「技術事務所名簿」の掲載申込みをされた場合は、その名簿を広島県に提出するととも に(一財)日本建築防災協会および(一社)日本建築士事務所協会連合会ホームページ に掲載し、震災時に活用の便に供するよう管理します。 被災度区分判定とは (一財)日本建築防災協会のホームページより 〇震災復旧の手順 第1段階(発災直後の時期):応急危険度判定(余震等に対する安全性の調査) 第2段階(やや混乱の落ち着いた時期):被災度区分判定(被災度の調査および復旧の要否の判定) 第3段階(安定時期):復旧計画および復旧工事 ※被災度区分判定及び復旧計画等の作成には一定の費用がかかります。 ○被災度区分判定とは 地震により被災した建築物を対象に、建築構造技術者がその建築物の内部に立ち入り、当該建築物 の沈下、傾斜および構造躯体などの損傷状況を調査することにより、その被災の程度を軽微、小破、中 破、大破などと区分するとともに、地震動の強さなどを考慮し、復旧の要否とその程度を判定して「震災 復旧」につなげることをいう。 ○被災度区分判定の主な対象 応急危険度判定により主として構造躯体の被害が原因で「危険」あるいは「要注意」と判定された建築 物、あるいはその他の技術的判断などによりそれらと同程度以上の被害が生じていると判断される建築 物が考えられるが、これら以外すなはち「調査済」と判定された建築物についても何らかの被害がある のであれば、所有者が引き続き使用するに際し、原則として「被災度区分判定」を実施する必要がある。 これは「応急危険度判定」が外観調査を主体とした地震直後における短時間の調査結果に基づいてお り、後に充分な時間をかけて被害調査が行われた場合には判定結果が異なることが考えられるためで ある。 ○被災度区分判定の重要性 被災した建築物を被災度区分判定し、適切に復旧し継続使用することは、住民が旧来の住宅に住み 続けることができる利点のみならず地域コミュニティーの確保につながり、また行政による仮設住宅の建 設や廃材処理等の負担軽減にもつながります。 ○復旧技術者証について 震災復旧のための震災建築物被災度区分判定・復旧技術者講習会」は、平成 17 年度から実施して います。 「震災復旧のための震災建築物被災度区分判定・復旧技術者証」の有効期間は 5 年となっています。 ཷḍ ࡇࡢ࣮࣌ࢪࢆ㹄㸿㹖ࡋ࡚ୗࡉ࠸ 㹄㸿㹖㸦㸧 ࠙ᵓ㐀⦅ࠚ ᖹ ᡂ ᖺ ᭶ ᪥ ᖺ ᨵ ゞ ∧ ⏝ 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