“伝説のコーヒー”『ブルボンポワントゥ』

2016 年 9 月 29 日
ブルボンポワントゥ復活 10 年目!
“伝説のコーヒー”『ブルボンポワントゥ』
10 月 1 日(土)国際コーヒーの日から一般販売開始
=UCC上島珈琲株式会社=
UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10 億円、社長/上島昌佐郎)は、
フランス共和国レユニオン海外県との共同研究開発により再生した、伝説のコーヒー『ブルボ
ンポワントゥ』を、今年も 10 月 1 日(土)から日本市場で数量限定独占販売します。
UCCは「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を展開し、直営農園では苗木を育て
ることからコーヒーの品質を追求しています。また、その農園事業で培われた高度な技術を活
かし、世界のコーヒー生産地にて高品質で希少価値が高いコーヒーの発掘、再生にも取り組ん
でいます。その活動の一つが、フランス・レユニオン島で 1942 年の輸出の記録を最後に途絶
えた伝説のコーヒー『ブルボンポワントゥ』の再生です。
『ブルボンポワントゥ』とは、18 世紀フランス・ブルボン島(現レユニオン島)で発見され、そ
の類稀な香りの高さと甘みのある風味から、文豪バルザックやルイ 15 世までも魅了したと言
われた伝説のコーヒーですが、1942 年にその生産は途絶えました。
UCCは、この伝説のコーヒーを復活させるため、レユニオン県庁や現地の研究機関と共同
で再生プロジェクトを組み、7 年に亘る調査・研究の結果、本格的な再生に成功しました。そ
して 2007 年に日本市場での独占販売を実現して以来、一年に一度、数量限定で販売し、予約
開始日に申込みが殺到するという大好評を博してきました。
今年の『ブルボンポワントゥ』のパッケージには、ルイ王朝やマリーアントワネットにも愛され、
200年以上にも亘って多くの人々を魅了し続けているフランスの代表的な布地「トワル・ド・
ジュイ※」を採用しました。また、10月からは『ブルボンポワントゥ』を通してUCCのコー
ヒー栽培への取り組みを表現したTVCMを放送します。
UCCは、『ブルボンポワントゥ』をはじめ、世界の高品質コーヒーを発掘、開拓し、多くの日
本のコーヒーファンにお届けしてまいります。
※トワル・ド・ジュイ
18 世紀にドイツ出身のプリント技師クリストフ・オーベルカンプがフランスのヴェルサイユ近郊の村、
ジュイ=アン=ジョザスの工場で産み出した西洋更紗。
【UCCブルボンポワントゥ 2016】
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『ブルボンポワントゥ』製品概要
1.品
名:UCCブルボンポワントゥ 100g(豆)
2.特
長:「ポワントゥ」はフランス語で「尖った」の意味。その名の通り、通常のコー
ヒー豆が丸みを帯びた形状をしているのに比べ、豆の先が尖った形状をして
いる。甘味が強く非常に香りが高いのが特長。
3.内
容:①UCCブルボンポワントゥ 100g(豆)
②トワル・ド・ジュイ柄オリジナルクロス
③UCCブルボンポワントゥ 2016 ブランドブック
④産地証明書
4.販 売 価 格:8,640円(税込)
5.販 売 期 間:2016年10月1日(土)から一般販売開始
6.販
売
店:下記いずれの場合も限定での販売となります。
①UCCコーヒー豆通販サイト「ほの珈琲」 http://honocoffee.jp/
②UCC直営25店舗(コーヒー挽き売り店舗)
・UCCカフェメルカード 札幌大丸店、大宮そごう店
川口そごう店、新宿高島屋店
アトレ吉祥寺店、横浜そごう店
JR京都伊勢丹店、大阪ルクアイーレ店
大丸神戸店、須磨大丸店
岡山天満屋てんちか店、天満屋福山店
そごう広島店、松江一畑店
鳥取大丸店、いよてつ高島屋店
博多大丸店、熊本鶴屋店
・タッスドール 千葉そごう店
・カフェノバール 西武所沢店、西武池袋本店、西武渋谷店
八尾西武店、神戸そごう店、西神そごう店
③UCCコーヒー博物館内 喫茶室「コーヒーロード」
「コーヒーロード」では、製品販売の他、カフェメニューとして
1杯2,500円(税込)で提供します。
(1日5杯限定で通年提供)
④UCC直営15店舗(フルサービス・セルフサービス店舗)
カフェメニューとして1杯2,500円(税込)で提供します。
・上島珈琲店 札幌アピア店、仙台クリスロード店、COREDO日本橋店
青山店、四条烏丸店、本店、天神地下街店
・カフェラ 大丸心斎橋店、大丸神戸店
・UCCカフェプラザ そごう川口店、黒門市場前店
・ウィーンの森 近鉄生駒店
・メロウブラウンコーヒー 自由が丘本店、さいたま新都心店
・東京ロビー KITTE丸の内店
7.WEBサイト:『ブルボンポワントゥ』公式サイト
http://www.ucc.co.jp/bourbon/
8.お問い合せ先:0120-42-2885
<UCCブルボンポワントゥ事務局>土日祝を除く午前 10:00~午後 5:00
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参考資料
■伝説のコーヒー『ブルボンポワントゥ』
18 世紀、フランス・ブルボン島(現レユニオン島)に持ち込まれ、生産されていたブルボン種の
中から発見された、突然変異種が『ブルボンポワントゥ』です。
当時のブルボン王朝(現フランス政府)がコーヒー栽培を奨励したことを受け、ブルボン島では
コーヒー栽培が急速に拡大しました。18 世紀半ばにはコーヒー栽培はブルボン島の産業を支えるま
でに成長したと言われています。
しかし、島を襲ったサイクロン、旱魃(かんばつ)などの被害を受け、19 世紀に入るとしだいに
島の産業の中心はコーヒーからさとうきび栽培へ移行していきました。そのため 19 世紀後半には
商業生産がほぼ途絶え、1942 年の輸出記録を最後にその存在を消して以降、ルイ 15 世も愛飲した
と言われる『ブルボンポワントゥ』は幻のコーヒーとして愛飲家に語り伝えられることとなりまし
た。
【ブルボンポワントゥの栽培の歴史】
1700 年代
1800 年代
1942 年
1999 年
2007 年
ルイ 14 世の命を受け、ブルボン島(現レユニオン島)でのコーヒー栽培が始まり、
それによって「ブルボンポワントゥ」は生まれた。
サイクロンの大被害で島の 2/3 のコーヒーの木を喪失。転作を余儀なくされ労働力
が不足、ナポレオン戦争などの時代を背景に生産量は次第に減少する。
この年の輸出記録を最後に商業生産は途絶える。
UCCが『ブルボンポワントゥ』の再生に向けた現地調査に着手し、レユニオン県
庁と協力し島内で発見した原木から種の再生を進めるために、フランス国立農業研
究開発国際協力センター(CIRAD)およびレユニオン島に呼びかけて再生プロジェ
クトを開始。
着手から 7 年を経た 2006 年末から 2007 年 1 月にかけて『ブルボンポワントゥ』の
本格的な再生が実現し、UCCが日本市場で独占販売を開始。
UCCホールディングス株式会社 広報室
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