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プレスリリース
平成 28 年9月 20 日
環境エネルギー部みどり自然課
報道関係者各位
県民へのクマに対する注意喚起について(第3報)
クマの目撃件数が9月 15 日現在 512 件と過去最も多くなっている中、2件目の人身
被害が9月 18 日に最上町月楯地内で発生しました。キノコ採りの帰りに男性が子連れ
のクマに襲われ大けがをしています。過去の県内の人身被害の内訳をみても、キノコ採
りが最も多くなっており、今後、さらに人身被害が増えるおそれがあります。
このため、人身被害の防止に向け、今後きのこ採りや行楽、作業などで山に入る場合、
次のことに十分気をつけるよう、改めて県民への周知について御協力をお願いいたしま
す。
○ 山や林に入るときは、単独でなく複数で行動して下さい。
山や林に入るときは、単独でなく複数で行動して下さい。
この時期のクマは、冬眠前でエサを探して動き回ります。特に今年はブナの実が凶
作のため、クマは例年より行動域を広げています。キノコを探すのに夢中で、周囲へ
の注意が散漫になると、突然クマと遭遇するおそれがあります。
また、緊急時の対応のためにも複数で山に入るようにしてください。
○ 音の出る物で
音の出る物で、
、人の存在をクマに知らせましょう。
人の存在をクマに知らせましょう。
クマもエサに夢中になって、人の接近に気がつかない場合があります。山や林に入
るときは、ラジオやクマ避けの鈴、笛など、音の出る物で、自分の存在をクマに知ら
せましょう。
○ 子連れのクマに注意してください。
子グマを見たら、近くに母グマがいて、警戒していると思ってください。危険です
ので、周囲に注意しながら、できるだけ早く遠ざかりましょう。
○ 食べ残しやゴミを山や川
食べ残しやゴミを山や川に残さないでください。
や川に残さないでください。
食べ残しやゴミを山や川に残してくる人がいます。これらはクマを呼び寄せる大変
危険な行為です。食べ物や食べ物の包装などのゴミは必ず持ち帰ってください。
○ 万一、クマに
万一、クマに出会ったら、落ち着いてゆっくりとその場から離れてください。
出会ったら、落ち着いてゆっくりとその場から離れてください。
(市販されているクマ撃退用スプレーの使用も有効です。)
(参考)山形県内におけるツキノワグマによる人身被害一覧
平成 24 年度
5件(2)
平成 25 年度
0件
平成 26 年度
2件(2)
平成 27 年度
0件
平成 28 年度
2件(1)
(
)内の数値はキノコ採り
(担当)
環境エネルギー部みどり自然課
課長補佐(自然環境担当) 齋藤
℡:023-630-3173
〔報道監〕
環境エネルギー部次長
永澤