東北管内のダムで初受賞! 鳴子ダムが「選奨土木遺産」に認定される

記者発表資料
平成28年9月20日
鳴子♨地域づくりネットワーク
大崎市
東北地方整備局鳴子ダム管理所
東北電力(株)古川営業所
東北管内のダムで初受賞!
鳴子ダムが「選奨土木遺産」に認定される
◇「選奨土木遺産」は、土木学会において土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木
構 造 物 の 保 存 に 資 す る こ と を 目 的 と し て 、 平 成 12年 に 認 定 制 度 を 設 立 し て お
り 、 年 間 20件 程 度 を 選 出 し て い ま す 。
◇平成28年3月末に鳴子♨地域づくりネットワーク(会長:髙橋鉃夫)から
申請がなされ、このたび、東北管内のダムでは初となる認定となりました。
◇鳴子ダムは、複雑なカルデラ地形の地に外国の技術者を招かずに日本の技術
者 だ け で 建 設 し た 我 が 国 初 の 本 格 的 100m級 ア ー チ 式 コ ン ク リ - ト ダ ム で あ る
ことから受賞の運びとなりました。
◇ 「 選 奨 土 木 遺 産 」 認 定 を 機 に 、 鳴 子 ダ ム を 土 木 遺 産 と し て 広 く PRす る と 共
に、鳴子温泉郷における地域活性化を目指していきます。
< 受 賞 概 要 > なる こ
○名
称:鳴子ダム(附帯する鳴子発電所を含む)
○受賞年月日:平成28年9月16日
○完 成 年:昭和32年(昭和27年着工 昭和32年完成)
○申 請 者:鳴子♨地域づくりネットワーク(会長:髙橋鉃夫)
○受 賞 理 由:複雑なカルデラ地形の地に外国の技術者を招かずに日本の技
術 者 だ け で 建 設 し た 我 が 国 初 の 本 格 的 100m級 ア ー チ 式 コ ン
クリ-トダムである。
※ 詳 細 に つ い て は 土 木 学 会 の HP( 以 下 ア ド レ ス ) を ご 覧 く だ さ い 。
( http://www.jsce.or.jp/contents/isan/)
※受賞における催し等については別途お知らせする予定です。
【発表記者会】古川記者クラブ
<問い合わせ先>
○申請者に関すること
大崎市鳴子総合支所
地域振興課
すず き
地域づくり担当主査
○鳴子ダムに関すること
・ダム本体関連:国土交通省
東北地方整備局
鈴木 一寿
TEL: 0229-82-2 1 9 1
鳴子ダム管理所
すがわら
所
長
菅原
裕彦
ふく し
専門官
福士 高義
TEL: 0229-82-2341
・発電施設関連:東北電力(株)古川営業所
たき
総務課長 瀧 康博
TEL: 0229-24-9 0 41
■<鳴子♨地域づくりネットワーク活動経緯>
・ H26 年 5 月 29 日
鳴子温泉の活性化を図るため、鳴子ダムを選奨土木遺産に認定を目指して
勉強会を開催。
・ H26 年 6 月
PR用 の ぼ り ( 大 、 小 ) を 作 成 。 旅 館 、 ホ テ ル 、 商 店 へ 配 布 。
・ H27 年
各 種 イ ベ ン ト に お い て PR活 動 。 広 報 誌 の 発 行 。 見 学 会 の 開 催 。
・ H28 年 3 月 30 日
選奨土木遺産 申請書提出。
・ H28 年 4 月
更 な る PRの た め 周 知 用 ポケットティシュを 作 成 し 、 イ ベ ン ト 等 で 配 布 。
・ H28 年 9 月
選奨土木遺産
認定。
<主な活動等の状況写真>
のぼり(大、小)
ポケットティシュ
広報誌の発行
イ ベ ン ト で の PR活 動
拡大↓
見学会の開催
<参考資料>
○選奨土木遺産とは
土木学会選奨土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて、歴史
的 土 木 構 造 物 の 保 存 に 資 す る こ と を 目 的 と し て 平 成 12年 度 に 創 設 さ れ
ました。
土木学会としては、その結果として、
1.社 会 へ の ア ピ ー ル
(土木遺産の文化的価値の評価、社会への理解等)
2.土 木 技 術 者 へ の ア ピ ー ル
(先輩技術者の仕事への敬意、将来の文化財創出への認識と責任の自
覚等の喚起)
3.ま ち づ く り へ の 活 用
(土木遺産は、地域の自然や歴史・文化を中心とした地域資産の核
となるものであるとの認識の喚起)
4.失 わ れ る お そ れ の あ る 土 木 遺 産 の 救 済
(貴重な土木遺産の保護)
などが促されることを期待しています。
以上
土 木 学 会 HPよ り 引 用
( http://committees.jsce.or.jp/doboku_isan/)
<鳴子ダム>
<鳴子発電所>