表 1: 主な航空及び海上のGSSネットワーク要素とその役割

表 1: 主な航空及び海上の GSS ネットワーク要素とその役割
GSS の各要素
GPS
低~中程度の脅威下での役割
精密航法及び計時
中~高度の脅威下での役割
発展型慣性航法システム及び原子時計、
航空機 GPS 疑似衛星の補完
EO/IR, SAR, ELINT/SIGINT 衛 広域、リアルタイム ISR(領空侵入
侵入する HALE ISR 無人機を補完
星
の制限なし)
通信衛星
戦域 C3 内外
航空機階層型ネットワークの補完
KC-46 / KC-135
前進/遠隔型燃料補給
遠隔型燃料補給
B-l / B-52
大量精密攻撃
機雷敷設戦
対水上戦
遠隔型精密攻撃(対固定目標)
B-2
大量精密攻撃
遠隔型精密攻撃(内陸目標含む。)
(要すれば、中~高度の脅威下として)
HDBT 破壊
機雷敷設戦
LRS-B
(長距離攻撃爆撃機)
現地 ISR
高勢的精密攻撃
遠隔型精密攻撃(内陸目標含む。)
(要すれば、中~高度の脅威下として) HDBT 破壊
機雷敷設戦
対水上戦
航空機電子攻撃(近接型)
広域 ISR
将来型ステルス HALE ISR 無人 秘匿 ISR
航空機電子攻撃 (近接型)
機
(要すれば、中~高度の脅威下として)
軽精密攻撃
将来型陸上配備型 UCAS
(MQ-X)1
広域 ISR
攻勢的/防勢的航空要撃
(要すれば、中~高度の脅威下として) 航空機電子攻撃 (近接型)
中量精密攻撃(対機動目標)
機雷敷設戦及び対水上戦
RQ-170 センチネル
ローカルエリア/秘匿 ISR
限定的 ISR
広域 ISR
地上移動目標表示
広域海洋監視
航空機による通信中継
GPS 疑似衛星
MQ-9 リーパー / MQ-1C
広域 ISR
中量精密攻撃
航空機による通信中継
P-3/P8 ポセイドン
広域海洋監視
対水上戦
進出対潜戦
空母打撃群及び周辺基地の周囲におけ
る対潜戦
E-3 AWACS
航空機による早期警戒 (AEW)及び
戦闘管理
周辺基地の防勢的航空要撃/対艦ミサ
イル迎撃
RQ4 グローバルホーク
/MQ-4C トリトン
1
性能拡張 N-UCAS は以下のとおり。構想上の性能要目: 10-12 時間の無補給運用、48-72 時間の有補給持続任務、8,000
ポンドの攻撃容量及び全方位広帯域レーダー反射面積低減
E-2C/D セントリー
AEW 及び戦闘管理
空母の防勢的航空要撃/対艦ミサイル
迎撃
E/A-18G グロウラー
電子攻撃/IADS 機能抑制
--
F-35/F-18/F-22
中量精密攻撃
攻勢的/防勢的航空要撃
攻勢的航空要撃 (給油つき F-22 のみ)
防勢的対艦ミサイル迎撃
遠隔型対水上戦
UCLASS(艦載無人偵察攻撃機:
Unmanned Carrier Launched
Airborne Surveillance and
Strike System)
海洋監視
広域 ISR
軽攻撃
航空機による通信中継
構想上の N-UCAS2
広域海洋監視
広域 ISR
中量精密攻撃(対機動目標)
(要すれば、中~高度の脅威下として)
軽量遠隔型攻撃
対水上戦
航空電子攻撃(近接型)
MQ-8C ファイアスカウト
ローカルエリア ISR
海洋監視
持続的、分散的対テロ作戦
航空機による通信中継
巡洋艦(CG)/駆逐艦(DDG)
ローカルエリア ISR
中量遠隔攻撃
前進防空ミサイル防衛
対水上戦/対潜戦
軽量遠隔攻撃
空母及び周辺基地の防空ミサイル防衛
攻撃型原潜(SSN)/バージニアペ
イロードモジュール(VPM)装備
の攻撃型原潜
ローカルエリア、秘匿 ISR
軽・中量遠隔攻撃
対潜戦/対水上戦
(要すれば、中~高度の脅威下として) 対大量海上機雷敷設戦
内陸奥地攻撃/ HDBT 破壊
対センサー/電子攻撃
特殊作戦部隊支援
巡航ミサイル原潜(SSGN)
(要すれば、中~高度の脅威下として) 上記役割をさらなる物量で実施
海底設置型ペイロードポッド
(要すれば、中~高度の脅威下とし
て;事前配備もあり)
曳航型ペイロードモジュール
(要すれば、中~高度の脅威下とし
て;事前配備もあり)
無人海中ビークル
ローカルエリア、秘匿 ISR
機雷敷設戦
対潜戦/対水上戦
対センサー/電子攻撃
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ローカルエリア ISR
対センサー/電子攻撃
対潜戦/対水上戦
軽量遠隔攻撃
大量遠隔攻撃
機雷敷設戦
特殊作戦部隊支援
ローカルエリア、秘匿 ISR
機雷敷設戦
対潜戦/対水上戦
対センサー/電子攻撃
構想上の N-UCAS 性能要目:8-10 時間の無補給運用、48 時間の有補給持続任務、3,000-4,000 ポンドの攻撃容量及び
全方位広帯域レーダー反射面積低減