SBS輸入米取引に関する申し入れについて

プ レ ス リ リ ー ス
平成 28 年9月 20 日
報道関係 各位
全国農業協同組合中央会
( J A 全 中 )
SBS輸入米取引に関する申し入れについて
本日、標記について別添の通り本会より農林水産省へ申し入れを行い
ましたので、ご案内いたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
JA全中広報部広報企画課(古林・岸本・加藤)
東京都千代田区大手町1-3-1 電話 03-6665-6010
SBS 輸入米取引に関する申し入れ
平成28年9月20日
全国農業協同組合中央会
SBS 輸入米の取引において、輸入商社が卸売業者に調整金を支払
い、価格を実態以上に高く見せかけている旨が報道されたことから、
生産現場では、輸入米が安く流通し、国産米に影響を与えているの
ではないかという不安と不信が高まっている。
政府はこれまで、SBS 方式での輸入米の政府売渡価格は、主に中
食や外食などの業務用に用いられている国産の産地品種銘柄の価格
水準とほぼ同水準であり、国産米より大幅に安い価格で国内には流
通していないという説明を行ってきた。
調整金が SBS 米の国内流通価格の引き下げにつながっている事実
があれば、これまでの政府の説明と矛盾することになり、大きな問
題である。
したがって、今回の SBS 輸入米取引に関して、下記のとおり申し
入れる。
記
1.今回の報道の内容について、まずは早期に事実関係や流通実態
を明らかにし、生産現場に丁寧に説明すること。
2.国産主食用米に影響を与えている実態があれば、影響を与えな
いように、早急に改善措置を講ずること。
以上