動物も人も幸せに

広報 9 /20
No. 1 8 1 3
あなたの区政
平成28年(2016年)
平成28年(
8年(201
8年(
年 20
2016年
016年
6年)
年) 毎月1日・10日・20日発行
主な内容
2 面
就学時健康診断
9 月24日∼30日は「結核予防週
間」です
EDOGAWA
CITY
3 面
秋の全国交通安全運動
4・5 面
大規模水害に備えましょう
8 面
臨時福祉給付金が支給されます
区内共通商品券まつり
■発行/江戸川区 ■編集/広報課 〒132 - 8501 江戸川区中央 1 - 4 - 1 ☎ 3652-1151
(代表)
53652-1109 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/
動物も人も幸せに
9月20日∼26日 は
動物愛護週間 です
昨今のペットブームで、多くの動物が飼われていますが、人と
動物が社会の中で幸せに暮らしていくためには、ペットの健康管
理や終生飼養、周りの人に迷惑を掛けない飼い方など、飼い主の
果たす責任があります。この機会にもう一度、人と動物の幸せに
ついて考えてみませんか。
区は、地域環境を良くする地域猫活動を支援しています。
問 動物管理係☎3658-3177
猫 の 問 題 に 悩 ん で い ま せ ん か
地域猫活動への取り組み
国内では年間約 8 万匹(26年度)の猫が殺処分
無責任な やりは
みんなが迷惑
不幸な猫を減らすために
猫は年に数回子猫を産み、産まれた子
されており、その大半は野良猫の産んだ子猫と、
猫によるトラブルの多くが、敷
猫も半年後には成猫となって、繁殖を繰
飼えなくなったという理由で引き取られた猫です。
地内への糞被害と置き
り返します。
ふん
による地
一方で、野良猫による糞尿や庭の花壇を荒らされ
域環境の悪化です。個人で
るなどの被害が、
える場合には次の 3 原則を守り、
去勢手術済みの目印
区内でも多発して
近隣の方の理解を得て行いましょ
としており、子猫を
います。
う。
このような問題
産んだり、発情期に
●決まった時間と場所で
を解決するため、
る(置き
区では24年度から
はしない)
●猫用トイレの設
はいせつ
「飼い主のいない猫対策支援事業」を行っていま
置と排泄物の清
す。この事業は、猫を世話するボランティア団体
掃をする
と地域の皆さんが協力して、飼い主のいない猫を
「地域猫」として管理し、将来的に飼い主のいな
●不妊・去勢手術
を行う
を与
を与え
地域猫は、耳先を少しカットして不妊・
夜鳴きをしたりする
ことはありません。
地域猫活動は 3 原則の下、
猫を管理し、
糞被害と野良猫の減少を図っていきます。
区内では現在、25団体が事業の支援を受
け、45町会・自治会の協力を得てこの活
い猫を減少させていくものです。
動を行っています。この活動をさらに区
区ではこの活動を支援し、地域猫の不妊・去勢
内に広げ、人も動物も幸せな共生社会を
手術費用を助成しています。
目指しています。
小さな命との共生から地域の環境を考える
平井・小松川 SHIPPO の会 代表 熊谷京子さん
私たちの会は 3 年前に発足しました。現在、10町会と協力して20
カ所に猫を管理する場所を設け、二十数人の会員がマナーを守って
猫の やりや排泄物の清掃をしています。また、これまでに約250匹の不妊・去勢
手術を行ってきました。
外で生きざるを得ない猫は、人間がつくりだしている、ということを感じます。
こうした背景を踏まえ、
「排除」するのではなく、
「どうしたら良いのか」を一緒
に考え、ご協力いただける方が増えてほしいと思うと同時に、地元の方々とのつ
ながりができるこの活動がほかの地域にも広がることを願っています。
猫を飼って
いる方へ
犬を飼って
いる方へ
●室内で飼育しまし
ょう
●散歩をするときには、
必ずリードでつなぎま
しょう
●登録と狂犬病予防注射
を忘れ
ずに
●不妊・去勢手術を
行いましょう