会員へのお知らせ

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日産婦誌68巻 8 号
会員へのお知らせ
第 70 回学術講演会シンポジウム課題の決定ならびに担当希望者公募について
(開催地:仙台市 学術集会長:八重樫伸生)
さきに本誌会告により 2018 年に行われる第 70 回学術講演会シンポジウム希望課題を会員から公募し,
その結果下記の 2 課題を採用することが決定しております.
つきましては,課題担当者を公募いたしますので,希望者は下記要領によりお申込み下さい.
シンポジウム 1
(腫瘍)
課題名:
「婦人科がん治療戦略としての個別化医療の展開~基礎から臨床応用へ」
〔解説〕
近年の婦人科がんの治療においては,抗がん剤や分子標的治療薬に加えて,がん免疫療法・抗体療法・
がん幹細胞標的治療などが,次世代の治療戦略として注目されている.これらの大きな特徴は,患者やが
ん細胞の個性などに基づいた
「治療の個別化」
である.さらに,最近では遺伝性腫瘍も注目を集めており,
生殖細胞の遺伝子変異などの情報に基づいた個別化医療が必要である.
個別化医療を展開するには,疾患に対する適切なバイオマーカーや,治療のベネフィットを予測するコ
ンパニオン診断が重要な役割を果たす.これらの開発のためには,網羅的なゲノムおよびプロテオーム解
析などの,基礎研究に立脚した知見が欠かせない.さらにはがん細胞を取り巻く腫瘍内微小環境の病態を
解明し,それらを制御する治療戦略が必要である.本シンポジウムでは,婦人科がん分野での個別化医療
推進に向けてさまざまな角度から議論を深めたい.
〔キーワード〕
婦人科がん,個別化医療,分子標的,がん免疫療法,抗体療法,腫瘍免疫,がん幹細胞,腫瘍内微小環
境,遺伝性腫瘍,バイオマーカー,コンパニオン診断
シンポジウム 2
(生殖・内分泌,周産期,女性ヘルスケア)課題名:
「生殖・周産期分野の前方視的研究から
得られた最新の知見と先制医療への展望」
〔解説〕
近年,国内で複数の生殖や周産期分野の前方視的研究が行われている.これらの調査から,1)周産期疾
患,2)
胎児や新生児・小児期の発育・発達・疾患,3)妊娠・分娩後の婦人科疾患・女性ヘルスケアと周産
期環境・遺伝要因の関連など,我が国独自のエビデンスが構築されつつある.本シンポジウムでは,これ
らの情報と先制医療*へ向けた基礎研究や疫学研究,臨床の取り組みに関する最新の知見を共有する.そし
て,今後も蓄積される膨大なデータに基づく,産婦人科医としての長期的な視野からの関わり方について
議論することを目的とする.
*先制医療:疾患発症に関する諸要因の検索によりそのハイリスク対象を抽出し,バイオマーカー等によ
る発症前診断に基づき介入を行い,発症の予防あるいは遅延を図る医療.
〔キーワード〕
前方視的研究,先制医療,生殖医療,周産期医療,環境要因,遺伝要因,エピジェネティクス,胎児や
新生児・小児期の発育・発達・疾患,婦人科疾患,女性ヘルスケア
2016年 8 月
1603
提出期限:平成 28 年 11 月 30 日
(水)
必着
申込用紙:‌学会事務局宛に請求,またはホームページ
(http://jsog.umin.ac.jp/70/index70.html)からダウン
ロード
添付書類:‌関連論文 2 編の別刷各 10 部
(コピー可)
を添付すること.疫学データを使用する際には,倫理委
員会の承認を得た疫学研究のプロトコルもしくはデザインペーパー(別刷り 10 部,コピー可)も
同時に添付すること.
応募宛先:〒104―0031 東京都中央区京橋 3―6―18 東京建物京橋ビル 4 階
公益社団法人日本産科婦人科学会 第 70 回学術集会長
「第 70 回学術講演会シンポジウム演者応募」と表記のこと
応募上の注意
1)日本産科婦人科学会会員であること.
2)同一機関から同一課題についての応募は単数であること.
3)同一会員が二課題以上には応募できません.
4)応募者は単名であること.連名は受け付けません.
5)‌シンポジウムの表題,演者名,抄録内容*,倫理的配慮**,利益相反***など,応募内容については,す
べて演者の責任で確認したうえで応募してください.
応募内容
(不採用を含む)
,抄録ならびに発表内容に不正(データの捏造,改ざんや盗用)が発覚した場
*‌
合,学術講演会発表に関する内規に従い処分されることがあります.
「ヘルシンキ宣言」
「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省・経済産
,
**‌
業省)
」
・
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)」
・
「遺伝子治療臨床
研究に関する指針(文部科学省・厚生労働省)
」
・
「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する
倫理指針
(文部科学省・厚生労働省)
」
などの医学研究に関する指針,本会の倫理に関する見解を遵守し
て下さい.また,臨床研究においては患者個人情報保護に十分に配慮して下さい.抄録上明らかな重
大な違反は不採用となります.シンポジウム演者採用後,発表時もしくは発表後に重大な違反が発覚
した場合,学術講演会発表に関する内規に従い処分されることがあります.
臨床研究
(ヒトまたはヒトから得た検体に関する研究)に該当する場合,本会の利益相反に関する指針,
***‌
同運用細則に従い利益相反を申告して下さい.同指針違反者は同指針・運用細則に従い措置を受ける
ことがあります.
平成 28 年 8 月
公益社団法人日本産科婦人科学会
第 70 回学術集会長 八重樫伸生