仕様書 - 量子科学技術研究開発機構

仕様書(役務)
1. 件名
メールサーバシステムに対する保守サービス
2. 数量
一式
3. 使用目的
本調達は、メールサーバシステムに対する1年間分の保守、及び運用サポートサー
ビスを調達するものである。
4. 業務期間(履行期限)
平成 28 年 11 月 1 日~平成 29 年 10 月 31 日
5. 履行場所(納品場所)
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 本部
放射線医学総合研究所内 重粒子治療推進棟地下 1 階ネットワークサーバ室
6. 保守対象機器
・システム概要
保守対象システムは、当機構外とメールのやり取りを行うメールサーバや Web メー
ルシステムなどと連携して、当機構内のユーザがメールを送受信する内部向けのメ
ールサーバ機能を受け持つものである。
各メールサーバは負荷分散装置により負荷分散を行っている。またメールハブ(SMTP)
サーバにて、メールのウイルスチェックを行っている。
・保守対象システム内訳(資産番号:H27S0090-000)
機器名称
メールスプール
(POP/IMAP)サーバ
メールハブ
(SMTP)サーバ
アンチウイルスソフト
NFS ストレージ
負荷分散装置
製品
数量
HP 製 DL360Gen9 8SFF(2.5 型)
(E5-2667v3 x2, 16GBx4,
300GB2.5’SAS HDx2, P440ar/2GB RAID1,
1Gb4 ポート・10Gb2 ポート アダプタ各 1,
500W パワーサプライ x2,
コンソール用 USB アラプタ)
HP 製 DL360Gen9 8SFF(2.5 型)
(E5-2667v3 x2, 8GBx2,
300GB2.5’SAS HDx2, P440ar/2GB RAID1,
1Gb4 ポートアダプタ 1,
500W パワーサプライ x2,
コンソール用 USB アラプタ)
CITS 製 ESET Mail Security for Linux
教育機関向けライセンス
NetApp 製 FAS2552 High Availability System
(1.2TB SASx24、SFP+10G Opti.x2,
OS, NFS/CIFS/FCP/iSCSI)
A10 ネットワークス製
3式
1
2式
2200 ユーザ
2式
スイッチングハブ
無停電電源装置
AX Series 1030
(1GigSFPx2, AC PS)
alaxala 製
AX3650S-24T6XW(10GBASE-SR 用 SFP+x2)
ダイレクトアタッチケーブル,SD カード 1GB
シュナイダーエレクトリック製
SmartUPS RT2400VA 100V
(Network Management Card2)
2式
2式
各1式
2式
7. 業務内容
以下に記載した、保守及び運用サポートサービスを行うものとする。
(1) 下記のハードウェアとサーバ機能に関する保守を行うこと。
保守に関する作業内容の詳細は以下の各項に記載する。
表
保守内容
機器名称
保守内容
NFS ストレージ
ハードウェア オンサイト保守※
CentOS,postfix,dovecot,procmail により構成されたサー
バ機能の保守
ハードウェア オンサイト保守※
CentOS,postfix、及びアンチウイルスソフトにより構成
されたサーバ機能の保守
FAS2552 High Availability System 保守 1 年
負荷分散装置
AX Series 1030
スイッチングハブ
AX3650S-24T6XW ベーシックモデル製品保守 1 年
無停電電源装置
SmartUPS RT2400VA
メールスプール
(POP/IMAP)サーバ
メールハブ
(SMTP)サーバ
製品保守1年
製品保守 1 年
※ HP 製サーバは標準のオンサイト保守期間内
(2) ハードウェアに関する障害が発生した際には、オンサイトにて障害の切り分け作業
及び修理等の作業を、必要な交換部品費用を含め無償にて行うこと。
(3) 障害発生時の連絡先を明記した運用サポート体制図を提出するとともに、ハードウ
ェア及びサーバ機能に関して、下記に示す対応体制を維持すること。また障害が発
生した機種および障害内容に関わらず、当機構担当者からの連絡先は、一箇所に統
一されていること。
表
障害対応時間
障害受付
障害対応
平日(9:00~17:00)
翌営業日以内
※原則として当機構の営業日は、12 月 29 日から 1 月 3 日、土曜日、日曜日および
祝祭日を除いた日とする。
2
(4) ソフトウェア(アンチウイルスソフト、ファームウェア,OS,サーバを構成するフリー
ソフトを含む)の不具合や、セキュリティに関する問題点、及びメーカ等から提供さ
れるバージョンアップ版または修正パッチなどのリリース状況を最低 3 ケ月に一回
程度(緊急のセキュリティパッチなどは随時)確認し、当機構担当者と相談の上、
必要な場合は速やかにインストールまたはパッチ適用などの対応作業を実施するこ
と。
(5) 対象システムを構成する製品の仕様や設定・使用方法などに関する問い合わせに対
応すること。また、問題発生時に当機構の担当者が行うメールシステムに関する調
査や設定変更に協力し、必要な助言や調査を行うこと。対応受付は障害対応時間に
同じとする。
8. 提出物
(1) 契約締結後速やかに以下の書類を提出すること。
・ 運用サポート体制図
・ 各メーカの保守サポート番号、保守サポート内容が明記された書類
(2) ソフトウェアの不具合やセキュリティに関する問題点、及びメーカ等から提供され
るバージョンアップ版または修正パッチなどの適用や設定の変更を行った場合には、
報告書を提出すること。
(3) 障害対応及びサポート作業が発生した場合、作業終了後速やかに報告書を提出する
こと。
9. 検査
履行完了後、当機構職員が、所定の要件を満たしていることを確認したことをもって
検査合格とする。
10. その他
(1) 本契約者は、本業務で取得した当機構の情報(セキュリティ情報を含む)を当機構の
許可なしに第三者に開示してはならない。本契約終了後においても同様とする。
(2) 本仕様書の内容について疑義が生じた場合は、別途協議の上決定するものとする。
(要求者)
部課(室)名:情報基盤部
氏
3
名
:笠間 康次
情報基盤システム課