高山北商工会の経営発達支援計画の概要( H28年度~H32年度 ) 現状 目指す姿 会員数の減少 H19 年度(708 名)→H27 年度(583 名)減少率 17.7% 経営計画を立案し経営課題を自ら組織的に解決する力を備えた『自己成長型企業』 Ⅰ.経営発達支援事業 奥飛騨温泉郷の 入れ込み客の減少 小売業大型店の出 店による売上減少 製造拠点の 海外流出 ①地域の経済動向調査に関すること ・定期的な情報提供(年6回) ・白書(中小企業・小規模企業)の解り易い解説(1回) Ⅱ.地域経済の活性化に資する取組 ① インバウンドに選ばれる地域づくり ② ものづくり技術伝承等事業 ③ 6 次産業化推進事業 ④ 地域資源活用事業 ・業界、業種別レポートの作成による情報提供(2回) ・ヒヤリング調査(50 件) Ⅲ.経営発達支援事業の円滑な実施に向けた支援力向上のための取組 ②経営状況の分析に関すること 創業支援 事業承継 1)決算データによる簡易趨勢分析(100 件) 2)労務関連データの分析(240 件) 3)ヒヤリングシートによる簡易経営分析(60 件) ① 他の支援機関との連携・情報交換 ③ 事業評価及び見直しをするための仕組みに関すること 上記 1~3 から抽出した経営分析 ステージに合った支援方針 ③事業計画策定に関すること 成長のステージ 各ステージごとの支援方針 当該事業所の支援要請を受け、問題解決のための支援を行う。また 経営指導員等が収集した情報の中で、当該事業所に有益な情報の ステージ 【自己成長型】 提供を適宜行う。また地域のリーディングカンパニーとして、他の模 自らの力で成長発展をする力が組織的に 範となる事業所の取り組みとしてその取り組み内容の情報公開によ 備わっている り、他の地域内企業の意識改革や経営意識の模倣に繋げる。 Ⅴ 事業計画実践時に、さらに効果を高めまたそのスピードアップを図る 【積極展開型】 ための、側面支援を行う。 ステージ 経営計画書を策定しており、着実な実践 巡回等で進捗状況の確認を行いながら、その都度効果的な支援方 をしようとしている 法の有無を検討し積極的な支援を行う。 Ⅳ ワ ン ラ ン ク 上 を 目 指 す 支 援 ② 職員の資質向上 「誰に・何を・どのように」など戦略として構築した実践可能な事業計 【意欲先行型】 画の策定を促す。またアクションプランとして着実に実現可能な計画 ステージ 将来の方向性を明らかにしており、自社 を作成する。 の強み弱みを把握しているが、具体的に さらに検証と改善そして実践というPDCAを回すため、事業実践時 経営計画が立案されておらず、やみ雲に においても巡回により積極的な伴走型の支援を行う。 取組んでいる(取り組もうとしている) Ⅲ 自社の取り巻く環境や経営状況を正しく理解し、問題の把握をし、事 【もやもや型】 業計画作成とその実践により、自ら着実に成果を掴んでいくことへ ステージ 方向性等は未確定であるが、改善しよう の挑戦を促し、事業計画策定を開始する。 とする意欲がある Ⅱ 高山北商工会実施体制 事務局体制 : 経営支援グループ・業務推進グループ ・集団セミナーの開催(2 回) 経営発達支援事業の骨幹 ・個別相談会の開催(2 回) 個別事業者支援のフロー ・事業計画策定支援数 50 件 事業者個別の事業計画 (課題・問題解決) ④事業計画策定後の実施支援に関すること ・フォローアップ支援回数(200 回) ・課題別セミナーの開催(4 回) ・専門家による個別支援(15 件) ・事業計画による資金調達支援(3 件) ⑤需要動向調査に関すること ・家計調査、高山市の消費動向調査の分析情報提供(1 回) ・需要動向情報提供(6 回) ・ピンポイント情報提供(50 件) 高 山 O 北 J 商 T 工 O会 f の f 支 ‐ J 援 T 力 強 化 需要動向・地域経済状況収集・分析、提供 【指針③】 企業の経営状況の 把握・分析 【指針①】 需要開拓に寄与す る指導・助言 および事業実施 【指針④】 事業計画策定 および事業実施の 指導・助言 【指針②】 個 別 事テ 業― 者マ 支別 援に と よ のる 相実 乗施 効に 果よ を り 狙 う 地 業域 界 活 ・ 業性 種化 、 地の 域取 な ど り の組 み 行 政 ・ 連支 携援 ・ 機 調 整関 ・ 等 情 ネ 報 提 ッ 供 ト 共ワ 有 ― ク 活 用 ・ヒヤリング調査(50 件) 対症療法・応急措置では抜本的な解決に至らないことの理解と問題 【成り行き型】 発生の構造を理解することで、問題の発生とその対症療法の繰り返 ステージ 方向性が不明確、問題意識なし、対処療 しを防ぎ、抜本的な改善のための最初のステップを踏み出す。 法的な問題解決を繰り返す Ⅰ ⑥新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること ・展示会、商談会への出展企業数(3 企業) ・海外展開支援事業者数(2 企業) 事業評価・改善 年度単位で評価し次年度に向けて改善 第2次発達支援計画に向けて ・IT個別企業数(5 企業) 職員による巡回訪問の徹底と必要に応じて専門家派遣を有効に活用し 高度かつ専門的な課題解決のための支援と企業マッチングの実現を目指す 行政・金融機関・県連広域支援室等 他の支援機関と 連携しながら事業の実施を図る PDCA サイクルにより、計画 → 実行 → 検証 → 計画の見直し を 行い、計画的にステップアップを実現する
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