独立行政法人国際協力機構 東北支部(JICA 東北) JICA 秋田デスク 2016 年 9 月 21 日 PRESS RELEASE 秋田県出身 JICA ボランティア 3 名(秋田市、大仙市、由利本荘市) 9 月 28 日に中島秋田県副知事表敬訪問 各国での活動・帰国報告 国際協力機構(JICA)のボランティア事業である青年海外協力隊、日系社会青年ボランティアに参加した3名が、 この度、所定の任期を満了し帰国、出発前に表敬訪問を行った秋田県庁を帰国報告のため表敬訪問します。 ※JICA ボランティアには、青年海外協力隊(20~39 歳)、シニア海外ボランティア(40~69 歳)、中南米地域の日系社会への協 力を活動内容とした日系社会青年ボランティア(20~39歳)、日系社会シニア・ボランティア(40~69歳)の4種類があります。 派遣者は書類および面接によって選考され、派遣前に 70 日間程度(シニアは 35 日間程度)、訓練を受けます。派遣期間は 原則 2 年間(短期ボランティアは除く)で、年 4 回、各国に派遣されます。 ●渡會あいさん(わたらい あい・33 歳・高齢者介護・日系社会青年ボランティア・秋田市) 2014 年 7 月から 2016 年 7 月までパラグアイ国内の日本人会に配属され、高齢者福祉活動の活性化、地元福 祉ボランティアの能力向上を目的に、老人クラブ活動への支援や健康づくり、介護予防に関する啓発活動の実 施を日系社会の移住地 4 地区を巡回しながら行いました。 「今後は、高齢者福祉分野において地域コミュニティの視点から地域密着型で展開する介護事業所などでボランテ ィア経験を活かせないかと考えています。また、パラグアイと日本のつながりを強化するためのイベント等で、パラグ アイについてより多くの国民に知ってもらえる機会を作っていきたいです。」と、話しています。 ●藤澤英幸さん(ふじさわ ひでゆき・35 歳・日本語教師・青年海外協力隊・大仙市) 2014 年 7 月から 2016 年 6 月までインド国内の大学に配属され、現地教員の日本語運用能力向上のための 指導、アドバイスや授業技法向上のため授業見学とフィードバックなどを行いました。学生には日本語学習のモ チベーション維持・向上のために挨拶、箸の使い方などの文化紹介や空手、落語のデモンストレーションなどを 行いました。 「今後、日本語教師として在住留学生と接する際、彼らの悩みや大変さに共感するためのバックグラウンドと してボランティア経験が生きてくると思います。外国の情報を国内で発信することで、地理的にどれだけ離れて いても“外国”を“隣国”に感じてもらえる機会を提供していきたいです。」と、話しています。 ●阿部英子さん(あべ えいこ・32 歳・看護師・青年海外協力隊・由利本荘市) 2014 年 10 月から 2016 年 7 月までバングラデシュの県保健衛生事務所に配属され、県の拠点病院や村のクリニッ クなどの医療機関を訪問し、オリエンテーションなどにより職場環境の改善活動の支援、活動の普及や看護学校で改 善活動についての講義も行いました。 「今後は、ボランティアを通しての経験、現地での暮らしや人々の様子を日本国内で開発途上国を訪れたことのな い人に “貧しい”や“かわいそう”という情報以外を伝えたいです。」と、話しています。 以下、表敬訪問日程になります。ぜひ取材頂きまして、広く報道頂ければ幸いです。 表敬先 日時・場所 中島 英史 秋田県副知事 2016 年 9 月 28 日(水) 13:30~13:45 秋田県庁 3 階 第一応接室 ※このプレスリリースは、秋田県庁記者クラブで配布しています。 【本件に関する問い合わせ先】 JICA 秋田デスク 櫻庭武蔵 TEL・FAX:018-893-5313 E-Mail:[email protected]
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