平成28年度『プログラム研究会(ハイキング研究)』

平成 28年 9 月 13 日
各団電子メール通信連絡先 御中
《各団団委員長 殿》
《各隊隊長 殿》
日本ボーイスカウト神奈川連盟 横浜地区
地区委員長
小山 貴司
指導者養成委員長
吉田 信幸
平成 28年度『プログラム研究会(ハイキング研究)』開催のご案内
三 指
皆様におかれましては、時下ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。平素は、スカウト活動に
ご尽力賜り、厚く御礼申し上げます。さて、平成 28年度「プログラム研究会」を下記のとおり開催いた
しますのでご案内致します。
地区においては、第5回横浜地区キャンポリーが、全国としては、日本アグーナリー及び富士特別野営
が無事終わり、大きな成果が得られています。引き続き、活発な活動に期するところであります。とは言え、
残念ながら、全国的に「プログラムが面白くない。
」との指摘もあり、上級訓練では、プログラム作りに特
化して行っていますが、スカウトの減少は止まりません。
ボーイ部門は、スカウト自らプログラムを企画し、指導者はそれを支援(計画・演出等)します。このス
カウト自らの企画そのもので成長することが本運動の本質です。カブスカウト部門、ビーバースカウト部門
は、当該隊指導者が、いかにスカウトを惹きつけるプログラムを企画・計画できるかにかかってます。この
プログラムという面から見たら、指導者には「夢と冒険」を作る、ウォルトディズニー、スピルバーグジョ
ージルーカス、黒澤明のような演出力、企画力が期待されます。
スカウト自ら、辛くて苦しいハイキングを希望するわけはありません。B-Pは、ハイキングについて明
確に示した書籍は残していません。が、佐野常羽所長から学んだ吉川先生は、スカウティング誌で、ハイキ
ングとは、
「観察と推理」であり、
「ちかいとおきての実践を求める旅」
、すなわち、スカウティングにおけ
るハイキングが、レジャーハイキングと異なるところと書き残しています。
この要点を押さえ、ボーイ隊班長会議で企画したハイキングを指導者が計画(演出)するなり、カブ隊・
ビーバー隊指導者が、ハイキングを企画・計画するなり、工夫する必要があります。それらは、ハイキング
の「想定」
(ストーリー性)にかかっていると言っても過言ではありません。宇宙もの、怪獣もの、タイム
マシンもの、架空のストーリー、何でも良いのですが、より高い必然性がなければ、面白くなりません。ハ
リウッド映画がヒットする所以です。
「また作りたい、やりたいと思わせるハイキング」とは、どのようなものか、皆様と共にハイキングの企
画、立案にあたり、隊毎に則したハイキングの楽しさ等、スカウト達に提供できるよう実践的に研究してま
いりたいと思います。本来の偵察隊斥候班とはどういうものか・・モチーフを見据えつつ。
また、本研究会においては、実修所に向けてのスキルトレーニングの認定を実施してまいります。
参加者皆さんと共に、時にスカウトの立場になりつつ、楽しく研究できる一日になればと考えております。
多くの指導者、ローバースカウトの参加をお待ちしております。
弥 栄
日本連盟富士特別野営2016の場外ハイクの課題
「政府の地殻調査ドローンが墜落した。指定したエリアを捜索し、回収せよ。」
(しかし、突然イカダで渡ることになる、食料もなくビバークすることになった・・・・)
この一泊ハイキングについて、同特別野営のプログラム班長だった佐久間主任講師
が面白く、分かり易く写真でご紹介します。大変参考になると思います。
記
日
時
平成28年 10 月22日(土) 9:00〜16:00
受
付
8:45受付開始
会
場
ボーイスカウト横浜第 3 団野営場(鶴見 大本山総持寺境内)
JR京浜東北線鶴見駅西口下車 徒歩 10 分
公共交通機関をご利用ください。
主任講師等
内
容
日本連盟リーダートレーナー 佐久間 直人
他、渡辺LT、中鶴ALT、県連指導要員、横浜地区トレーニングチーム
1 ボーイスカウトにおけるハイキングとは
・ 部門別ハイキング展開の広がり等
・ BVSのピクニックからRSのワンダーフォーゲルまで
・ ハイキングの種類
・ 富士特別野営(全国の富士、隼スカウトが参加)のハイキングを解説
2 ストーリー性のあるハイキングの考え方
・ 起承転結と必然性、蓋然性、そしてドキッとするハプニング・アクシデント
の創造
3 部門別(グループ別)ハイキングの作成(想定と構成(進級課目等)
)研究
4 部門内他グループが作成したハイキングの実施と評価
5 ハイキングにおける安全管理、他
参 加 費
1,000 円(資料代、昼食代込)当日受付にてお支払下さい。
服
制服制帽(新旧問わず。この際、新制服を着てみるのもよいかもしれません。
)
ハイキング実習時は、天候により、適した服装になる場合もあります。
装
持 ち 物
指導者手帳・筆記用具・弁当・水筒・カップ・雨具
B6版スケッチブック・色鉛筆 又は 携帯用水彩絵の具セット
BS部門
シルバコンパス・当該部門歌集
CS・BVS部門 当該部門歌集
A4 版紙ばさみ(地図等を挟む)
・活動着等着替え・活動帽
あると便利なもの
スカウトハンドブック(日本連盟発刊)
共 通
申込添付
申込書を利用して各団で取りまとめてEメールでお申し込み下さい。
定
員
30 名 定員になり次第締切ります。
(昨年は、他地区からも参加がありました。お早目の申し込みがいいと思います。)
期
日
平成 28年 10 月 16 日(日)
申込先
締切厳守でお願いたします。
長山 伸一郎 指導者養成副委員長 [email protected]
*追伸:この案内状は貴団で 1 通の案内ですので、関係各位にご案内お願い致します。
以上