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第一生命保険株式会社
2016年アナリスト・デー
2016/9/13
本日のスケジュール
時間
テーマ
スピーカー
役職
10:00~10:15
開会のご挨拶
渡邉 光一郎
第一生命保険株式会社
代表取締役社長
10:15~10:45
第一生命グループのERM
稲垣 精二
第一生命保険株式会社
取締役常務執行役員
10:45~11:15
国内営業戦略
寺本 秀雄
第一生命保険株式会社
取締役専務執行役員
11:15~11:25
<休憩>
11:25~11:55
第一生命の運用戦略
山本 辰三郎
第一生命保険株式会社
執行役員
11:55~12:30
第一フロンティア生命の経営戦略
金井 洋
第一フロンティア生命保険株式会社
代表取締役社長
12:30~13:30
<昼食>
13:35~14:15
第一生命ベトナムの経営戦略
チャン ディン クアン
第一生命ベトナム
社長
14:15~14:55
TAL・オーストラリア保険市場の概要
ブレット クラーク
TAL
グループCEO兼社長
14:55~15:05
<休憩>
15:05~15:55
質疑応答
役員一同
開会のご挨拶
代表取締役社長
渡邉 光一郎
第一生命は10月1日、持株会社体制へ
1
持株会社体制移行のメリット
株主
資本
株主還元
第一生命
ホールディングス
グループ会社経営管理
(最適な資本配賦、等)
配当の支払
国内生保事業
第一
生命
第一
フロンティア
生命
ネオ
ファースト
生命
第一生命
情報システム
等
グループの持続的成長を加速
AM事業
海外生保事業
グループベースでの柔軟な経営資源配分
パニン
第一
ライフ
海外地域
統括
TAL
スター・
ユニオン・
第一ライフ
DLI
ノース
アメリカ
第一
生命
ベトナム
オーシャン
ライフ
DLI
アジア
パシフィック
プロテク
ティブ
DIAM
傘下会社での迅速な意思決定に資する
ガバナンス体制の構築
ジャナス
グループ運営スタイルの抜本的変革
2
ガバナンス態勢の強化: 監査等委員会設置会社へ
第一生命ホールディングス
取締役会
取締役(監査等委員を除く)
重要な業務執行の
決定を一部委任
社内取締役
監査
監督
指名諮問委員会
監査等委員会
取締役(監査等委員)
報酬諮問委員会
社外取締役1/3以上へ
社外取締役
3
変化対応力のある経営基盤を確立
所得再分配
欧州債務危機
地域格差
少子高齢化
政権交代
財政健全化
技術革新
アベノミクス
地域分散
運用の高度化
テロの脅威
EU離脱
人財不足
金融緩和競争
多様な人財への対応
競争激化
可処分所得の
伸び悩み
新興国の成長鈍化
規制環境の変化
4
米国金融政策
揺るぎない成長
の実現
事業多様化
自然災害
ライフスタイル・
消費志向の変化
異次元緩和
第一生命グループの理念体系
グループ理念体系の共有により、グループ各社が、それぞれの地域や国で、生命保険の提供を中心に人々の
安心で豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献します。また、グループ戦略の共有により、各社がベクトルを合
わせてグループ価値の最大化と持続的な成長を目指します。
一生涯のパートナー
企業の存在意義
いちばん、人を考える会社になる。
中期的に目指す姿
いちばん、
品質の高い会社
いちばん、
生産性の高い会社
いちばん、
従業員の活気あふれる会社
いちばん、
成長する期待の高い会社
グループ企業行動原則(DSR憲章)
お客さま満足
私たちが大切にする価値観
ダイバーシティ&
インクルージョン
コミュニケーション
環境保護
コンプライアンス
社会貢献
人権尊重
健康増進
以上の8つの原則、経営資源の有効利用・業務の生産性向上、財務基盤の維持・強化によって、持続的な企業価値の
創造に取り組みます。
5
価値創造経営の枠組み ~経営品質からDSR経営へ
経営品質
CSR経営
(コーポレートブランド向上)
DSR経営
6
DSR経営とは
日本
経営
品質賞
マルコム
ボルドリッジ
MB賞
顧客満足の改善・実施に優
れた経営システムを有する
企業に授与される賞。国家
経営品質賞とも呼ばれる。
QC
DSR
経営
TQC
CSR
マイケル・ポーター
ブランド
経営
CSV
経営
7
第一生命グループの目指す総合経営
第一生命グループの目指す
“総合経営”
“総合経営”を実践するのに
最適な枠組みが“経営品質経営”
お客さま満足
(CS)
社会との調和
本業をコアとした経営計画の実践
強みの発揮
社員重視
(ES)
持続的価値創造の実現
各部署・職員による
総合経営を実践
8
DSR経営
海外生命保険事業: 海外市場における事業展開
日本
「持続成長トライアングル」
地域統括機能三極体制
アジア・
パシフィック
※2016年10月1日付で「DIAMアセットマネジメント」から変更
9
北米
(再掲)連結修正純利益で2,200億円の達成を目指す
2017年3月期の連結修正純利益は、安定した利益の計上を見込む。 2018年3月期にかけ
ても、中計の目標水準2,200億円に変更なし。
(単位:億円)
前期の繰延税金
資産取崩の反動
円高の影響 等
一時払保険
の販売減少
1,914
16/3期
その他・連
結子会社 等
退職給付債務
に係る負担増
持株会社体制
移行に伴う、
子会社配当の
減少
(連結業績には
影響せず)
順ざや
2,200
持株会社体制
移行に係る一
時費用
その他チャネ
ル強化に伴う
費用 等
保険関係
損益
追加責任準備金
繰入額の減少
キャピタル益
の増加
キャピタル
損益
(1) 連結純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益を記載しています。
臨時損益
税金関連
その他
17/3期
(予想)
18/3期
(目標)
10
(再掲)「経済価値指標が意味するもの」とERM
足元の経済環境にも係らず、当社の会計ベースの指標(利益など)は確実に伸展。揺るぎない事業基盤
に基づき、業績への影響は、短期では限定的。
国内金利の更なる低下により、経済価値ベースの指標(EVなど) は影響を受けているが、この意味する
ものは、ダイナミックに動く金融市場環境の中で、現下の指標(とりわけマイナス金利)をスナップショット
として抜き出し、今後数十年間の当社利益の計算前提とした「1つのシナリオ」に基づく結果。
現行会計ベースの実績
経済価値指標が意味するもの
ソルベンシー・マージン比率は、
求められる200%を大幅超過
3,000
(億円)
2,500
913%
1,000
1000.0%
772%
2,000
1,500
901%
779
1,424
1,970
1,785
揺るぎない事業基盤に
基づく確かな会計利益
500
0
14/3期
15/3期
16/3期
17/3期(予)
600.0%
将来利益の推計(内部モデル)における
「1つのシナリオ」として経済価値指標が悪化
200.0%
現在の経済環境が数十年続く前提であり、その蓋然
性を冷静に見極める必要
-200.0%他のシナリオ実現の可能性も充分に考慮に入れた
経営行動を志向
政府の経済財政政策等を踏まえた金融市場の動向や、国内外における経済価値ベースの資本規制
の検討状況など、外部環境の変化とその時間軸を考慮に入れた中長期視点でのERMを継続
11