契約加工用キャベツの安定生産を推進中 普及現地情報

普及現地情報
発信年月日:平成 28 年(2016 年)7 月 28 日
所 属 名:東近江農産普及課東部
番
号:D16006
部 門 分 類:150(野菜)
発 信 者 名:キャベツチーム(那須)
契約加工用キャベツの安定生産を推進中
当課は、滋賀県水田フル活用ビジョンに基づき、契約加工用キャベツの安定生産を推進
しています。4つの農業協同組合(以下「4JA」)には作付計画の策定支援、集落営農法
人等には栽培技術の指導を行っています。さらに、東近江市フードシステム協議会(以下
「フード協」)と連携して販売体制整備支援と実証ほの設置を行っています。その結果、4
JAにある「契約加工用に取り組んで5年以内の栽培者グループ」の栽培予定面積が 58ha
(前年比 121%)となりました。
キャベツ苗の安定生産
に向けて、滋賀県農業技術
振興センター栽培研究部
で開発された底面給水育
苗技術の導入を推進して
います。要請課題により作
成された底面給水育苗マ
ニュアルを活用し、今年度
は2個人が 1,100 枚規模
の底面給水育苗を導入さ
れました(H27 実績:4法
人1JA 3,400 枚)。さ
らに、フード協と連携して
実証ほを設定することで、
よりよい加工向け品種の
導入を目指しています。
新設された底面給水育苗
7月中旬から育苗が始
まりました。加工用キャベ
ツの安定生産に向けて、野
菜担当4名からなるキャ
ベツチームで、JAととも
に巡回指導を行い、育苗の
安定化を図っています。
発芽した加工用キャベツ