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No.1221
9月15日
平成28年
(2016年)
近年、万引きなどの罪を犯した認知症の高齢者な
警察
判断能力の
低下のため
おにぎりを
万引き
どが社会復帰後、再び罪を繰り返すケースが問題に
なっています。このような場合、行政や関係機関が
積極的に関わり、早期に適切な支援につなげてい
くことで、再犯を防止し、犯罪を減らすことがで
逮捕
検察
起訴
きるとも言われています。今号では、市が進め
る高齢者・障害者を対象とした更生支援(※)
の取り組みを紹介します。
お問い合わせ/福祉総務課
(t918-5025 f918-5106)
例 お店でおにぎりを万引き
更生支援とは
(※)
要
必 立
孤
(平成7年~26年)
50~64歳
60
50
40
20~29歳
40~49歳
30
20
65歳以上
30~39歳
10
0
平成7
10
※警察庁の統計及び警察庁交通局の資料による
※犯行時の年齢による
15
20
高齢者の検挙人数、
再入所者の割合が最も高い
一般刑法犯 検挙人員の推移(年齢層別)
70
26
高齢者の検挙人員は、平成26年は4万7252人となり、平成7年
の約4倍で、他の年齢層と比較し最も多い状況にあります。また、
高齢者の入所受刑者数、入所受刑者数に占める高齢者の比率は
ともに増加を続けているほか、入所受刑者全体と比べて、高齢者
は再入所者の割合が高いのも特徴です。
市の人口と世帯数
平成28年
(2016年)
9月1日現在
※
()
内は前月比
入所~
出所
刑務所
高齢者犯罪の現状【平成27年犯罪白書より抜粋】
(千人)
80
裁判所 判決
負の連鎖を止めるために
行政・関係機関が関わり、
早期に適切な支援が必要
人 が 二 度と罪
罪 を 犯してしまった
囲 の 人 たち が
を 犯 さ な い よ う に 、周
動 です 。市 で
立ち直りを支えていく活
た め 、社 会 に
は 特 に 、高 齢 や 障 害 の
がなく、立ち直
戻っても居 場 所 や 仕 事
対し、地 域で自
りに困 難を抱える人に
う、支 援を進 め
立した生 活 ができるよ
ていきます。
合計人口/293,858
(+118人)
男性/141,896人
(+54人)
女性/151,962人
(+64人)
世帯総数/122,981世帯
(+113世帯)
な
を 支
深 援
め が行
、犯
き
罪を 届 か
繰り ず
返す
2-3面
犯罪を防止し、誰もが
安心して暮らせるまち
一般刑法犯 高齢者の検挙人員の罪名別構成比(男女別) 平成26年の高齢者の一般
総 数
(251,605人)
全高齢者
(47,252人)
男子高齢者
(31,151人)
(平成26年)
(単位:%)
窃盗
31.8
20.4
18.8
59.4
14.1
15.6
15.3 10.4
82.7
万引き以外の窃盗
傷害・暴行
6.6
2.2
9.1
2.31.1
9.9
2.3
1.8
窃盗
(特に万引き)
の割合が高い
万引き
1.8
4.2
13.6 10.9 7.7
47.4
女子高齢者
(16,101人)
10.7
横領
詐欺
その他
※警察庁の統計及び警察庁交通局の資料による ※犯行時の年齢による
刑法犯検挙人員の罪名別構成
比を男女別に見ると、総数と比
べて、窃盗の割合が高い傾向
にあります。特に女子では約9
割が窃盗で、
しかも万引きによ
る割合が約8割と際立って高く
なっています。
刑者のう
60歳以上の受
知症傾向が
ち約13%に認
います。 あるといわれて
)
月法務省発表
(平成28年1
4 平成27年度決算 5 秋の全国交通安全運動
67 情報アラカルト
8 乳がん検診・子宮がん検診キャンペーン