橋梁改修調査設計業務委託に係る 公募型プロポーザル実施要領 平成28年9月 新居浜港務局 1 趣旨 この実施要領は、新居浜港務局が発注する「橋梁改修調査設計業務委託」 の契約候補者をプロポーザル方式により選定するために必要な事項を定め るものである。 2 業務の概要 (1)業務名 橋梁改修調査設計業務委託 (2)業務の目的 本業務は、新居浜港務局が管理する「太鼓大橋」及び「臨港橋」について、 使用実態及び損傷状況を調査・把握し、橋梁に求められる現行基準に適合す るために必要な改修設計を行い、工事設計図書の作成を行うものである。 (3)業務場所 新居浜港東港地区 (4)業務内容 太鼓大橋、臨港橋に係る既設橋脚及び基礎工の補強、落橋防止システム、 補修工法の検討及び設計、施工計画、仮設構造物の詳細設計、概算工事費の 算出、関係機関協議資料及び報告書の作成 (別添、橋梁改修調査設計業務委託特記仕様書に掲げる内容とする。) (5)委託期間 契約締結の日から平成29年3月10日(金)まで (6)予算限度額 金17,200,080円(消費税及び地方消費税含む。) 3 事業担当課 〒792-0023 新居浜市繁本町3番5号 新居浜港務局港湾課 TEL 0897-65-1350(直通) FAX 0897-32-3229 E-mail [email protected] 4 プロポーザル参加資格 本プロポーザルに参加できる者は、次に掲げる要件を全て満たしている者 とする。 - 1 - (1)平成27・28年度新居浜市入札参加資格申請書(測量・建設コンサル タント等)を新居浜市に提出し、参加資格を有すると認定されている者。 (2)四国内に本店、支店又は営業所を有すること。 (3)新居浜市税、国税及び県税を滞納していないこと。 (4)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の 規定のほか、次の要件に該当しないこと。 ア 会社更生法(平成14年法律第154号)の適用を申請した後、同法に 基づく裁判所からの更生手続開始決定がされていないこと。 イ 民事再生法(平成11年法律第225号)の適用を申請した後、同法に 基づく裁判所からの再生手続開始決定がされていないこと。 ウ 役員等(個人である場合にはその者を、法人である場合にはその役員(執 行役員を含む。)又はその支店若しくは常時建設工事の請負契約を締結す る事務所の代表者をいう。以下同じ。)が暴力団員等(新居浜市暴力団排 除条例(平成23年条例第29号)第2条第3号に規定する暴力団員等又 は同号に規定する暴力団員等でなくなった日から5年を経過しない者を いう。以下同じ。)であると認められること。 エ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法 律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴 力団員等が経営に実質的に関与していると認められること。 オ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者 に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員等を利用するなどした と認められること。 カ 役員等が、暴力団又は暴力団員等に対して資金等を供給し、便宜を供与 するなど直接的若しくは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、又は関与 していると認められること。 キ 役員等が、暴力団又は暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有し ていると認められること。 (5)本プロポーザル参加申込書兼誓約書提出期限の日からにおいて、営業停 止処分または新居浜市の指名停止措置若しくは競争入札参加資格の取り消 しを受けていないこと。 (6)平成23年度から現在までに橋梁に関する設計業務(新設、改修、補修 等橋梁に関する設計業務、かつ、請負金額が1千万円以上であること。)に ついて、元請として国又は地方公共団体と契約実積を有する者であること。 (7)本業務を統括する管理責任者は(6)の実務経験を有すること。 - 2 - (8)管理責任者、主任技術者及び照査技術者は、技術士又はRCCM資格保 有者とし、以下に定める要件を1つ以上満たすものとする。 5 ア 技術士(総合技術監理部門:建設部門-鋼構造及びコンクリート) イ 技術士(建設部門、科目:鋼構造及びコンクリート) ウ RCCM(鋼構造及びコンクリート部門) スケジュール 公告日 平成28年 9 月15日(木) 質問受付期間 平成28年 9 月15日(木)~ 平成28年10月 6 日(木) 参加申込書兼誓約書提出期間 平成28年 9 月15日(木)~ 平成28年10月 6 日(木) 参加資格確認結果通知 平成28年10月 7 日(金)までに通知 質問回答期限 平成28年10月 7 日(金) 参加資格がないと認められた者の 平成28年10月14日(金) 説明請求期限 説明を求めた者への回答期限 平成28年10月21日(金) 辞退届の提出期限 平成28年10月28日(金) 技術提案書等提出期間 平成28年10月11日(火)~ 平成28年10月28日(金) 6 審査 平成28年10月31日(月)~ (プレゼンテーション・ヒアリングを含む。) 平成28年11月 4 日(金)※予定 審査結果通知 平成28年11月 7 日(月)※予定 プロポーザル実施要領等関係書類の配布方法 新居浜市のホームページ(港務局事務局)で「プロポーザル情報画面を展 開し、ダウンロードすることができるほか、次により配布する。 (1)配布期間 公告日から平成28年10月6日(木)までの閉庁日を除く8時30分 から17時15分までの執務時間内 (2)配布場所 新居浜港務局港湾課 - 3 - 7 参加申込の手続き等 本プロポーザルへの申し込みを希望する場合は、次により参加申込書等を 提出すること。 (1)提出書類 ア 公募型プロポーザル参加申込書兼誓約書(様式1) イ 会社概要書(様式2) ウ 業務受託実績書(様式3) エ 業務実施体制及び業務従事者情報(様式4) 契約締結後における業務の実施体制(管理責任者、主任技術者、照査 技術者及び担当者の氏名、経験及び担当する業務)について記載するこ と。 (2)提出期間 平成28年9月15日(木)から平成28年10月6日(木)まで (3)提出方法 持参(閉庁日を除く8時30分から17時15分までの執務時間内)又 は郵送(簡易書留郵便に限る)により提出すること。 ただし、郵送の場合は提出期限までに必着のこと。 (4)提出先 新居浜港務局港湾課 8 質問および回答 本プロポーザルに関する質問は、次のとおり質問書を提出すること。 (1)質問受付期間 平成28年9月15日(木) から 平成28年10月6日(木)17時 15分まで (2)提出方法 質問箇所及び内容をわかりやすく記載し、電子メールにより提出するこ と。なお、質問提出後に電話により受信確認を行うこと。 (3)提出先 新居浜港務局港湾課 (4)提出書類 質問書(様式5) (5)回答方法 質問に対する回答は、平成28年10月7日(金)までに新居浜市のホ - 4 - ームページ(港務局事務局)に掲載する。その際、質問のあった事業者名 は公表しない。 ただし、本業務の契約候補者の選定において、公平性を保てないと判断 される質問については、回答、公表しない場合がある。 9 辞退届の提出 参加申込書の提出後、本プロポーザルへの参加を辞退する者は、次の方法 により辞退届を提出すること。 (1)提出書類 辞退届(様式6) (2)提出期限 平成28年10月28日(金)17時15分まで (3)提出方法 持参又は郵送(簡易書留郵便に限る) (4)提 出 先 新居浜港務局港湾課 10 参加資格審査(書類審査) (1)参加申込書の審査 提出書類について書類審査を行い、参加資格審査通過者を選定する。 (2)参加資格審査結果の通知 審査結果の通知は平成28年10月7日(金)までに全ての申込者へ書 面にて通知する。 11 技術提案書等の提出 (1)提出書類 ア 技術提案書(任意様式) 技術提案書には、本業務における特定テーマ「既設橋梁を現行基準に適合させる うえでの品質、コスト、工期等に関する留意点及び解決方法」に関する記載を含め ること。 なお、特定テーマとは、 「本業務内容に関して課題となる事項について設定したも ので、具体的な取り組み方法等の提示を求めるもの」とする。 イ 業務工程表(任意様式) ウ 見積書(様式7) 見積書については、 「橋梁改修調査設計業務積算書」に基づく内訳書及び明細書を 添付すること。 (2)技術提案書等の作成上の留意点 ア 技術提案書はA4版3枚以内、用紙縦置き、横書き両面印刷、左綴じ - 5 - で製本すること。 イ 文字の大きさは、原則として10ポイント以上とする。 ウ 文書を補完するための図、写真等の使用は任意とする。 エ 技術提案書の印刷はカラー、白黒を問わない。 オ 使用言語は日本語とし、技術提案書の一部に日本語以外の言語を使用 する場合は同一ページに注釈をつけること。 カ 技術提案書の表紙には、タイトル(橋梁改修調査設計業務委託)、提出 年月日、会社名、代表者名を記載し、押印すること。 (3)提出部数 技術提案書及び業務工程表 見積書 各6部(正本1部、副本5部) 正本1部 (4)提出期間 平成28年10月11日(火)から平成28年10月28日(金)までの 閉庁日を除く8時30分から17時15分までの執務時間内とする。 (5)提出方法 持参(閉庁日を除く8時30分から17時15分までの執務時間内)又 は郵送(簡易書留郵便に限り、提出期限までに必着のこと。)により提出す ること。 (6)提出先 新居浜港務局港湾課 (7)その他 ア 1者につき1提案のみとする。 イ 受領した提出物は返却しないものとする。また、書類等の追加提出は 認めないものとする。 12 技術提案書等の審査について (1)技術提案書等の審査は、新居浜港務局プロポーザル方式受託者選定審査 委員会(以下「審査委員会」という。)が行う。 (2)審査委員会の委員は、新居浜港務局委員会委員長及び新居浜港務局職員 で構成する。 (3)技術提案書等の提出後、審査委員会において、参加者からのプレゼンテ ーション及びヒアリングを実施する。 ア 実施日時(予定) 平成28年10月31日(月)~11月4日(金) - 6 - 日時については、別途指定し通知する。 イ 実施場所 新居浜港務局庁舎を予定しているが、詳細については別途通知する。 ウ 実施時間 1提案者につき20分程度(プレゼンテーション及びヒアリング)と する。 エ 出席者 1提案者につき3名までとし、技術提案書に記載された管理責任者は 必ず出席すること。 オ 留意事項 プレゼンテーション及びヒアリングは、提出した提案書等を基に行う ものとし、追加提案や追加資料の配布は認めない。 ただし、これらを踏まえた上で、説明にパソコン等を使用することが できるが、必要な機器は持参すること。 パソコンの使用を希望する場合は、事前に新居浜港務局へ使用するソ フトウェア、説明内容等を届け出ること。(様式任意) なお、プレゼンテーション及びヒアリングは個別に行い、非公開とす る。 (4)評価基準及び契約候補者の選定 ア 審査委員会において、各参加者の技術提案書等、プレゼンテーション 及びヒアリング内容について、次の基準に基づき評価を行い、各委員の 採点の合計点(以下「得点」という。)が最も高い提案者を契約候補者と して選定する。なお、得点が同点であった場合は、審査委員会で協議の 上、委員長が決定する。 イ 参加者が1者になった場合でも審査を行う。 評価項目 予定技術者 の資格及び 実績等 (10点) 評価基準 評 価 の 視 点 管理責任者 ・専門分野の資格を有しているか ・管理技術者として豊富な実務経験を有しているか 主任(管理) 技術者 ・必要な資格を有しているか ・主任(管理)技術者としての橋梁改修に関する豊富 な調査設計業務の実績を有しているか ・必要な資格を有しているか ・照査技術者として橋梁改修に関する豊富な調査設計 業務の実績を有しているか 照査技術者 - 7 - 費 用 (40点) 業務実績 (5点) 費用の妥当性 業務実績及び能力 技術提案の 内容 (40点) 業務実施方針 実施フロー 工程表 特定テーマの提案 内容 提案と業務 の整合性 (5点) 1者への加点 合 ・提案内容は発注者側が求める内容を実現したもので あり、費用としても妥当であるか。 ・業務の実績が十分で、業務を履行する能力があると 認められるか。 ・業務内容を内容に反映できているか ・業務実施体制は十分かつ業務分担等が明確であるか ・工程表の内容が妥当であるか ・新居浜港における物流機能の確保における当該橋梁 の役割、現況を踏まえた課題の分析及び把握等を含 めて特定テーマに対する提案が的確であるか。 ・発注者側の意図を最もよく理解した技術提案の内容 であり、かつ、履行の確実性があると認められる提案 (1者)に加点する。 計 100 点 (5)審査結果 ア 審査結果は、全ての提案者に速やかに書面(様式8、様式9)により 通知する。 イ 審査結果に関する一切の事項についての質問、説明請求、異議申立て 等は受け付けないものとする。 ウ 手続の透明性、公平性を確保するため、速やかに審査結果を公表する。 契約候補者として選定された事業者以外の審査結果については、当該 参加事業者が特定できないよう配慮する。 13 契約手続き (1)契約候補者として選定された事業者と契約締結の協議を行い、随意契約 により契約を締結するものとする。ただし、選定された事業者が契約を締結 しないときは、審査委員会の審査結果をもとに得点の上位者から順に事業者 を選定し契約交渉を行う場合がある。 (2)契約の締結にあっては、新居浜港務局が用意する契約書を使用する。 (3)契約保証金 免除 (4)前払金 契約金額の3割以内 14 その他留意事項 (1)参加者が次のいずれかに該当する場合は失格とする。 ア 参加資格の要件を満たさなくなった場合 - 8 - イ 提出書類が提出期限までに提出されなかった場合 ウ 提出書類に虚偽の記載があった場合 エ 提出書類に不備、錯誤等があり、再提出を指示したにもかかわらず、 期限内に提出されなかった場合 オ 見積額が予算限度額を超えている場合 カ プレゼンテーションに参加しなかった場合 キ 選定の公平性を害する行為があった場合 ク アからキに定めるもののほか、著しく信義に反する行為があった場合 (2)本件に係る費用は、全て参加者の負担とする。 (3)提出された書類等は、必要な範囲において複製することがある。 (4)本プロポーザルは契約候補者の選定を目的に実施するものであり、契約 内容においては必ずしも提案内容に沿うものではない。 (5)本実施要領に定めるもののほか、必要な事項については新居浜港務局が 別に定める。 - 9 -
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