熟練農業者のノウハウの「見える化」

熟練農業者のノウハウの「見える化」
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農業分野では、生産・流通コストの低減とともに、高齢化が進む中で熟練農業者の技術の継承や新規就農者の人材育成が重要な課題
このため、AI(人工知能)やIoT等の最新技術を活用した、新たなシステムの社会実験を推進
① 熟練農業者等の技術やノウハウについて、農作業、栽培環境、栽培結果等の情報をAI等を活用して形式知化・解析等を行うこと
により、新規就農者等が栽培技術等を短時間で継承することを可能とするシステム
② ドローン等を活用した適期・適切な栽培管理などを支援するシステム
熟練農業者の技術を継承するシステム
【新規就農者等】
なるほど!樹がこのよ
うな状態ならこの果実
を摘果するんだ!
視線を解析する
「アイカメラ」
果樹の摘果
TAKUMI
・熟練農業者の視
線や行動を計測
・熟練農業者の気
づきの抽出・収集
生育予測に基づく産地連携システム
◆ 学習支援システム
知的財産の対価を支払い
適時・適
切な栽培
管理が可
能に!
ドローンや気象センサーによる生育状況の把握等により、圃場ご
との適正な施肥量など適切な栽培管理を可能にするシステムを現
場導入し、コスト低減や収量向上等を実現
熟練農業者の作業記録や
画像等を収集・解析し形
式知化し、新規就農者の
学習、指導に活用
【効果】
匠の技の伝承が可能!
対価が得られる!
新たな栽培管理支援システム
生育状況の把握や
病害虫の発生予測
【 熟練農業者 】
その他の取組
生産者が一問一答型で10
~20問を解いたあと、作
業を開始
【効果】
熟練農業者が数十年かけ
て習得した技術が、短期
間で習得可能!
 品質・収量がUP!
産地 予想収穫適期
A
○月△日
B
○月■日
C
○月○日
D
○月◇日
予想収穫量
〇〇トン
○△トン
□○トン
□□トン
7~10月
5~7月
消費市場
11~4月
積算温度、降水量、日射時間などを基に生育予測を行い、出荷時
期や出荷見込みなどを産地間で共有することで、実需者への安定
供給等を実現